007 スカイフォールのレビュー・感想・評価
全174件中、1~20件目を表示
痛みと弱さと気高さ。時代に合わせて進化を遂げた007最高傑作
イギリスの良さは、伝統ある価値観に適時スクラップ・アンド・リビルドを加えながら最新版へのリニューアルを遂げていくところにある。それは「007」も同じ。私たちは「スカイフォール」で、伝統ブランドが時代に合わせて劇的な進化を遂げる場面に立ち会うこととなる。まずは、冒頭から痛恨の「ミッション失敗」という布石が置かれ、その後の傷心、本部爆破、MI6の存亡危機、さらにはこの時代に00ナンバーの超絶スパイなど必要あるのかという本質論まで飛び出す始末。いわばスーパーマンではなくなったボンドが、羽根をむしられながらどこまで気高く飛べるのかを見守るかのような作品なのだ。その甲斐あり「弱さ」を滲ませた描写によって、ボンドというキャラが従来より奥深く、魅力的に浮かび上がる結果に。さすが重厚なドラマ性と内面描写で知られるサム・メンデス。続投した『スペクター』と比べても、こちらが圧倒的に秀逸な仕上がりとなっている。
死ねなかった老兵
カッコよすぎるダニエル・クレイグにため息しかでないよ!
(今週は『サブスタンス』を初日、トム・クルーズの新作は先行上映で観る予定なので、
萩原利久さん河合優実さんの新作も観たことだし、何も観ないつもりでいた。
が、まだダニエル・クレイグが消えては浮かび⋯。)
僕のなかでダニエル・クレイグの007は
『ノー・タイム・トゥ・ダイ』のラストから
『スカイフォール』のオープニングへと繋げている。
吹き飛ばされ、水面から底へ。
傷を受けても、また日常へ。
ジェームズ・ボンドを消すことは、悲しくて
できないのだ。
『スカイフォール』は公開時、日劇で観た日を今でも昨日のように覚えている。
座席がほぼ埋まり、やっと座れた席が前方。
目の前は日劇の大スクリーンで、
オープニングの迫力過剰なアクションが刺激的で、驚きの声が漏れてしまった。
全てに満足した時間だった。
(ただ、あれだけの大画面でジュディ・デンチのアップは最後まで慣れなくてオカルト映画の様にも思った。
特殊メイクをしても、あんなにシワだらけで御本人も平気なのだろうか。
女性であれだけのシワを隠さないなんて、女優魂かよ!)
さて、久しぶりに観た。
ダニエル・クレイグ。
スーツ姿もタキシードも、立ち姿も
何もかもカッコいいじゃないか!
ため息しか出ない。
(そして『ノー・タイム・トゥ・ダイ』の哀しみが僕を包む。)
ワルは地球征服を企んで下さい~
大好きな作品!
良かった
ボーンの次はダークナイト
「あーもう私の好きなボンドじゃないわ。。」
本作を観終わったあとの率直な感想でした。世間的には最高傑作と言われている本作ですが、ダークナイトっすか?と聞きたくなるくらいの既視感。影響下にあることは製作陣も認めてるようですが、まんまじゃないですか・・画作りはバチっとキマッてるんですがその雰囲気に反比例して登場人物たちが間抜け過ぎ。過去作は確信犯的だったのに対して、本作はシリアスぶってそれでいて間抜けなので観ててイライラしました。スカイフォールの正体なんて、は?って感じだし、ガンバレルシークエンスのクレイグの歩き方なんて、ふてぶてしさ満載で高級スーツ着たチンピラにしか見えませんでした。
個人的にはやっぱりブロスナンがベストですね。
そんなにスゴイか?
何回観ても面白い
ボンド60周年を記念して再上映。
もう一度スクリーンでダニエルボンドを観れて大興奮です。
映画館で一度、これまで自宅で何回も鑑賞してきましたが、あらためて映画館で観てもまったく長いと感じない。
シリーズ一作目はボンドの誕生、二作目は好きじゃなくていまいちストーリー覚えてないです。笑
今作は世代交代が一つのキーワード。
そして、ボンドの破壊と再生的な…
シルヴァとボンド、Mとマロリー、今時なQ。
自分の過去と対峙して、Mとの別れ、本当の意味で007として進み始めるためのストーリーに感じます。
ストーリーの最後に、いつもの銃口のシーンが来るのもそういった意味だと解釈してます。
基本的にダニエルボンドシリーズのストーリーはシリアス路線だと思いますが、ちょいちょい過去作をリスペクトした演出もあって、重苦しすぎず楽しいです。
ボンドの皮肉なセリフも際立ってて、愛嬌ある。
個人的には、ボンドとQの美術館でのやりとり大好きです。
Mかっこいい…
マロリーいい奴…
再上映にスカイフォールを入れてくださったことに感謝です( ; ; )
007映画の金字塔‼️
これは「カジノ・ロワイヤル」と並ぶクレイグ版ボンドの双璧‼️それどころか007最高傑作の一本ですね‼️ボンドは彼の上司Mに恨みを持つ元スパイと絶体絶命の死闘を繰り広げる・・・。今回のボンドガールはM‼️Mとボンドの関係をまるで母と子のように描き、ファンの涙腺を大いに刺激してくれます‼️まず、冒頭の13分間‼️イスタンブールのバザールでの人の混雑や車の渋滞を利用したカーチェイスから、スラム街の屋根を伝った追いつ追われつのバイクチェイス、さらに疾走する列車の屋根の上でのショベルカーアクション、続く肉弾戦、そしてボンドが狙撃され、滝ツボへ落下‼️水しぶきを上げた瞬間、アデルの名曲が流れるタイトルバックへ‼️ホントたまりません、素晴らしいアヴァンタイトル‼️いきなりオープニングから「ボンド死亡⁉️」なんですよね‼️その後も上海の高層ビルから、ボンドのタキシード姿がカッコいいマカオのカジノ、豪華ヨットでの濃厚ラブシーン、長崎県軍艦島の敵のアジト、さらにロンドンの地下鉄まで、ボンドが大活躍‼️特に守るべきMを乗せてアストンマーチンがボンドの出生地スコットランドまで疾走するシーン‼️そこにあのテーマ曲が重なるカッコ良さ‼️シビれます‼️元00諜報員という悪役を演じるハビエル・バルデムの不気味さもトラウマ級‼️さすがはオスカー俳優‼️いよいよMがボンドの腕の中で逝去、007の一つの歴史というか時代が終わります‼️そしてラスト、レイフ・ファインズ扮する新たなM、ベン・ウィショーのQ、ナオミ・ハリスのミス・マネーペニーが揃い踏み‼️Mが言う「仕事に戻れるかね?」ボンドが返す「もちろんです、M。喜んで!!」新たな007の時代の始まりです‼️
久しぶりの快作
bloody shot
見返して改めて良さを感じる
自分が何処かは知ってるよ
Mが直接狙われる危機
全174件中、1~20件目を表示












