ライフ いのちをつなぐ物語のレビュー・感想・評価
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映像は、とにかく素晴らしい!
アザラシ、チーター、ゾウ、ニホンザル、クジラ、カメレオン、ワシなど、約30種の動物の生き様を、見事な映像で見せる。
それぞれは、3分くらいかな。
短いけれど、どうやって、そこまで接近したの?!的映像が素晴らしい。
技術の進歩はすごいんだな~。
映像を撮る人間も、何年もの年月をかけて一瞬を逃さず撮った、最高のシーン。
素晴らしいはずだわ。
毎日、自分のことで精一杯の私としては、こういう自然の中で生きている動物達を見ることで、心が洗われるようだ。
野生の動物としては、弱肉強食が当たり前でしょうが、地球上最強の人間としては、やはり弱者を守る立場にいることを、再認識させられた。
でも、ドキュメンタリーといえども、全体的な起承転結が欲しかった。
それと、最初と最後の日本語≪解説≫は、要らないでしょう。
動物園
よくあるネイチャードキュメンタリー番組。
いくつかのシーンは既に別番組で見たことがある。
冒頭、最後に出てくる生きるとは・・・系の字幕が必要ない。
長時間かけて撮影した映像を凝縮しているので、
ネイチャードキュメンタリー好きの方は
映画館の大画面で一度観ておくと良いと思う。
動物の親子愛、生きることの厳しさなどが感じとれる映像になっている。
家族で観るのに適している。
ただ、お子さんと見る場合は質問攻めにあうことが間違いないため、
映画館で他のお客さんに気を使いながら観るよりかは、
家でのんびり観る方が適していると思う。
素晴らしかった
まさに映画館で観るべき作品。
この作品を撮るのにどれくらい手間がかかったのか想像できない程の仕上がりだった。
生きるというテーマにそくした内容だが、確かにエネルギーをもらえる。
自宅にプロジェクターをお持ちの方は、今後ぜひブルーレイ版を購入し、鑑賞してみてもいいと思う。
大きい画面と音響環境があれば興奮は倍に膨れ上がる!
映像がすごい
良い映像が見られて楽しかったです。
「いのちをつなぐ物語」とあるけど、食物連鎖とか生きることについて改めて考えさられるような内容ではないと感じました。
昔あったTV番組の方が1つの動物の一生や成長が見られたりして、感動的にみせていて考えさせられたなぁと思っていました。
この映画は映像で楽しめます。
昆虫の目がはっきり見えたり、「本当?CGとか、人間が意図的にやらせたんじゃなくて?」と思ってしまったり。
面白い映像、迫力のある映像が楽しめます。
カイツブリとゴリラがお気に入り。
もっと見たい。90分じゃ足りない。もっと映像はあるはず(と勝手に思ってる)。
映画館の大きなスクリーンで。
簡単には捕まえて持ち帰ってはいけないのだ
どんなに小さな生き物でも必死に生きて家族がある。
途中で人間が可愛いとか、見付けたとかで家に持ち帰ったり、いじったりしたらいけないのだと思った。 子供達に、お乳をあげたり、餌を運んで食べさせたり、餌を産んだりみんなスゴいコツコツ努力して命を繋いで居て感動した。
ミズタコもカエルも素晴らしい母性愛で知らなかった。 これからは見守るように動物達に接したい。
映像は素晴らしい。ただ、含蓄は無い。
『ディープ・ブルー』、『アース』を制作したBBCが制作。
この手の自然観察モノを見るといつも思うんですが、こう言う映像って、一体どうやって撮るんでしょうね? アザラシと一緒に泳いだり、魚の群れに迫ったり、ネズミ(ハネジネズミ)がトカゲから逃げすシーンに迫ったり。ものすごく不思議です。
その中でも一番驚いたのがハキリアリの巣の映像。ハキリアリは、その名の通り葉を切る蟻なんですが、その切った葉を蟻は食べません。巣に運び込んでキノコを栽培して、そのキノコを餌にしているという驚きの蟻です。そう言う蟻の生態もかなり驚きなんですが、その巣の中の映像を撮った事も驚き。人間の気配が有ったらこういうものはNGなはずなので、一体動やって撮ったのか物凄く不思議です。
今回見たのは、日本語吹き替え版。ナレーションは、松本幸四郎と松たか子の父娘だったんですが、オリジナルのナレーションは、何と!ダニエル・クレイグらしい。う~、オリジナル版でも良かったかも。
全般的には、動物の表面的な生活を捉えた映像と言ったらダメでしょうか。その生き物たちの生命行動の背景にあるものの深みを感じることが出来ず、こう言うとなんですが、お子様向けの“動物可愛いね”映画に思えて残念でした。6年もの時間を掛けて世界中で撮影しているんですから、もっと深みのある作品にして欲しかったと思います。でも、そうしたら、重すぎますかね?
「いのちの樹」という点では、先日見た『ツリー・オブ・ライフ』よりもこっちの作品のほうが雄弁に語りかけていると思います。
前作『アース』は画面に拡がる何万匹の動物の群れを捉えた映像に感動しました。あれからBBC NATURESの撮影技術は進化を続けて、本作では動物目線のいままで見たこともない視点から動物たちの生態を捉えることに成功しています。先ずは動物たちのまるでシナリオどうりに演じているかのような決定的む一瞬に驚かされ、その次の瞬間では、創意工夫でエサをとり、エサにされる危機から逃げる、そんな動物たちの必死の姿に感動させられました。いのちをつなぐために、山川草木の一切の生き物たちが全てをかけ、必死に生きる姿を見せつけられると、なんて自分はちっぽけなことで悩んでいるのかと反省してしまいました。そして、神仏が創造された500万種に及ぶ地球上の数々の生物種たちは食物連鎖しあい、互いの自己犠牲の上で「いのちの樹」を作り上げているのですね。百獣の王ライオンですら、自分たちだけでは数ヵ月で死滅してしまうことでしょう。一匹たりとも他の生き物の存在に依拠しなければ生きていけないことが本作ではありありと浮かんできます。小地蔵的には、『諸法無我』を強く感じた作品でした。「いのちの樹」という点では、先日見た『ツリー・オブ・ライフ』よりもこっちの作品のほうが雄弁に語りかけていると思います。
『アース』と違う点は、大規模な群れを描くことよりも、一匹の動物の視線にこだわって撮影されたことが大きいと思います。まるで脇役が主役を見つめるようなカメラワークで取られた映像は、より一層ドラマ性が色濃くなりました。
印象深いのは、冒頭登場するアザラシ親子の深い絆。天敵を避けるために敢えて極寒の内地で出産する親アザラシの子供を守るための行為は涙を思わず誘われました。
次いで登場するのが、何やら見慣れた日本の温泉風景。なんと長野の地獄谷のニホンザルが二番手で登場するではありませんか。海外の人には、極寒で極楽気分を味わう温泉サルがよほど珍しかったのでしょう。ただ初めて知ったのは、どんなサルでも自由に入れる訳ではないこと。ボス猿の一派しか入浴が赦されないのですね。じっとそばで凍えているだけ。う~ん、サルの社会も序列が厳しいですぅ~(^^ゞ
冒頭には、他にも親カエルの頑張りぶりなど、主に親子ネタで感動シーンを見せつけてくれました。
次に登場するシークエンスは、生存のために驚異的な技を見せる動物たちの生態がクローズアップされます。自然界の常識を破り三兄弟で息を合わせてダチョウを捕獲してしまうチーターは、なかなかのチームプレイぶり。
はたまた、群れで魚をぐるぐる囲っていくイルカの智慧に脱帽。追い詰められたイワシは、ピョンピョン跳ねて、イルカの口の中へダイブ!!口をぽっかり開けていただけで、エサのイワシが飛び込んでくれるように仕向けるなんて、なんて賢いのでしょうと感心させられました。
また驚くべきは、地下に巣に巨大農場を作ってキノコ栽培をするアリの姿でした。これだけでもびっくりなのに、キノコの原料となる植物の茎を切り出して運ぶ姿が圧巻です。数百匹のアリたちがエッチラコッチラ、切り出した大きな茎を持ち上げて運こぶところをカメラはアリ目線で映し出していて、ちょっと見たことない風景を見せてくれます。
見たことない映像の決定版は、ハネジネズミの逃走するシーン。これはCGか!と思えるくらい、現実離れしたカメラアングルで、ハネジネズミの疾走感を切り取っていました。小地蔵のトンヅラする早さには自信があったのですが、ハネジネズミくんには負けましたねぇ(^^ゞ
最後に、いのちをつなぐ行為として生き物たちの婚活活動が描かれました。クジラの雌は海面をヒレで叩いて、臭いを振りまき、オスを呼び寄せます。集まったオスたちは、20トン以上の巨体を激しくぶつかりながら、求愛合戦を繰り広げるのです。なのにですぞぉ、呼び寄せたメスは、オスの気を引きつつ、全力で逃げるのです。ワタシを捕まえてぇ~とね。クジラのオスはつらいよぉ~と寅さんも同情するかも知れません。何やら、人間の女性でもあり得そうな、クジラのメスの小悪魔ぶりでありました。
力強く生きる動物たちの姿に、みなさまもきっと生きる勇気を与えられることでしょう。必見ですぞぉぉぉ!
貴重!!
ありがとうございます!!映画.comさんの特別試写会に参加させて頂きました♪
レアな映像と生物をじっくりみれて、決して数は多くないのだけど、ホントに「生きる」事のすごさを感じました。
蛙やカメレオンやトカゲなどの爬虫類や虫が比較的多い気がしましたが、なかなかじっくりみれないので、とっても良かったです。
ひとつひとつの対象の「生」と「死」をとても丁寧に真摯に描かれていて全ての生きる事、食べる事への行動にとても感動しました。
笑えて和めるシーンもあり、緩急とりまぜてもっと観続けたい!!と思いました。
余韻楽しみたかったので、日本版だけなのでしょうが・・・ラストのミスチルの歌は邪魔でした・・・そこだけが残念。
詩が無い、例えばクラシックや坂本龍一さんとかの曲とかの方があっている気がしました。
松たか子さんと松本幸四郎さんのナレーションはナチュラルで押し付け感が無いのでとてもよかったです。
食物連鎖の中で人間は傲慢なんだなと改めて感じたりもしました。
これは多少の爬虫類や虫苦手な人でもぜひ観て欲しいです!!
お友達にすすめます♪
今までにない視点で動物達を観察!
BBC制作のネイチャードキュメンタリーフィルム。
海の中や、肉食獣、草食獣に限らず、鳥、虫、爬虫類、植物等多数多様な生き物が取り上げられてます。
みんなが知ってるゾウやチーターなどから、馴染みの薄いハキリアリや、ネズミなどまで。
小さな生き物たちの視点に入った形での撮影は本当にすごい。
スーパースローを使った、ネズミの逃亡劇とか、
カメレオンの捕食の瞬間とか、ほんとうにすごいです。
カメレオンはちょっと。。。かなり気持ち悪いかもですがw
個人的には動物好きなので、見たことがある動物がおおかったですが、子供を背追って歩くカエルの親に関しては初見だったし、びっくりとともにちょっと感動しました。
たくさんの生き物たちが様々なシーンですごかったんですが、もう少しじっくり見たいな~っていう生き物もいました。
NHKの動物番組ならあの1種類だけで1本番組が作れそうでした。
ちなみに、虫とか目線が近いんで、リアルだし、虫や爬虫類が苦手な人は、ちょっときついかもです。
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