「バットマンのラストにふさわしい映画。」ダークナイト ライジング YOSHIKI TAKAHASHIさんの映画レビュー(感想・評価)
バットマンのラストにふさわしい映画。
一昨日、ダークナイトライジングを見るために
バットマンビギンズ/ダークナイトを復習をこめて鑑賞し、いよいよダークナイトライジングを鑑賞した。
見たくて見たくて、昨日は仕事手につかなかったもんね。
帰り道にマックに寄り道して、ポテトとコーラを購入し帰宅。
エアコンつけたら、さっそくBlu-ray DISCをPS3にぶちこむ。
もちろん音はドデカイ音量にセット。
昨日ほど5.1サラウンドシステム買っといて良かったと思うことはなかったなー。
家にいながらも大迫力で鑑賞スタート。
偉大なる3部作の最終章
「伝説は壮絶に終わる」
始まりは前回から7年(だったっけ?)経ったゴッサムシティだから
絶対に、前2作は見たほうが楽しめる。
未だ見てない人、
ネタバレは書かないからご安心。
映画が終わったときには
涙で溢れていました。
見所はね、まず ノーラン監督の前作 インセプションにも出演した
ジョセフゴードンレビット、マリオンコティヤール、トムハーディが出演していること。それだけでもうワクワク?しない?インセプションで深く演者を知って、己の超大作の最終章に3人ももってくるなんてさ。意味があったんだろうし、作品を深くいいものに出来る確信があったんだろうな、と。
しかもバッチリ、はまっていて。完璧すぎました。マリオンコティヤールはタクシーの時から個人的にすきなんだけど次の見所に持っていかれちゃってたな。
いやいや、全然悪くないんだけど、
アン・ハサウェイ演じるキャットウーマンが格好良すぎてやばかったんだ。
第二の見所はアン・ハサウェイが
綺麗過ぎて、男なら誰もが、あ、ヤバイ
って思うと思う所だな。確実、釘付。笑
男性諸君はそこだけでも見る価値はあるかと!声を大にして言います!
第三の見所は
バットマンの新兵器、胸を躍らせてくれる新しい乗り物!
現代技術の発達は凄いの一言。デザインも格好いくて本当に乗ってみたくなったよ!たまらんかった。バイクも小型飛行機?も格好良いんだもの。
他に音も映像も、アクションも全部見所って言えるほど程凄くよかった。
さて、
映画に欠かせないストーリーなんだけれども、
上手く言葉には出来ないな。安っぽくなりそうでこの映画に関しては内容がとても書きづらい。
バットマンはもちろん正義なんだけどさ
悪には悪の正義があったりして...前回のダークナイトは敵は悪の一言なんだけれど
最終章は、悪も正義も全員が信念を持って闘っている。
バットマンが守りたいと願った、なんとなく生きているゴッサムの市民が一番悪なんじゃないかって考えたりもして。
バットマンだって誰かを裁く権利を持っていない。現に泥棒を捕まえなかったりだってしているし。人間って言うのは、単純に善悪で分けられないものなんだと考えさせられた。まあバットマンの場合、元々はゴッサム警察が諸悪の根源だったんだけどさ。
様々なメッセージをこの映画はくれました。でも戦いをやめなかったのは自分が子供の頃に味わった痛みを次世代の子供に与えたくない想いや、その子らが作る、未来を信じてバットマンは次世代の子供ために闘ったんだと思う。
大切な人を失ったバットマンが最後に咲かせた正義の花はとても輝いて見えました。
総評としてはとにもかくも最高でした。
あんまり詳しくはかけないけど執事の気持ちを考えると涙しか出ない。泣けたのは全部アルフレッドのシーンだったかも。たくさんの感情を湧かせてくれたダークナイトライジングには感謝です。
突っ込みどころはたくさんあるけど、そういうんはもうどうでもよくなるくらいよかったな。
もちろん、最後ロビンのくだりは気になって仕方ないし、続き見たいんだけどね!
このメンツでのバットマンがもう見れなくなるのは凄く悲しいです。とにもかくにもこれからはもっとノーラン監督の作品が楽しみになったのは間違いないし
出演していた演者がこれからどんな演技していくのかもどきどきする。またノーラン作品に出ることになったら興奮しちゃうんだろうし。
最後に一個だけ!
ダークナイトでジョーカーを演じたヒースが亡くなってしまったのは、本当に残念でならなかったな。ビギンズで悪役検事を演じたキリアン・マーフィが出てたってことは本来ならジョーカーも出れたのか!ってこと。多分出演予定だったのかな。ってことを考えるととても悲しいですね。だからジョーカーが出ていたダークナイトライジングも欲を言えば見たかったです。
まあ無理なものは無理なので仕方ないですけどね(;;)
ビギンズ・ダークナイト・ライジング
恐怖・混沌・苦痛 か、
本当に素晴らしい3部作でした。ありがとうございました
Twitter→yoshiki_810