猿の惑星:創世記(ジェネシス)のレビュー・感想・評価
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もうちょっと大人を納得させて
荒唐無稽が全てダメだとは言わん。でもこれはダメ。アホで単純で幼稚。もうちょっと大人を納得させて。アメリカ映画って絶対何割かはそういう映画だって事を改めて認識 させてくれた映画。 緊迫した場面で女が男に強引にキスするとか、もういいから! いろんな意味でアホに見えるから! これも含めて特に映像表現の技術上の高さを誇示するかのような映画にそんな傾向がみられる。 とは言いつつ、この後の話を観てみたいとは思ったけどね。
これは期待以上
主人公とコミュニケーションがとれるほど賢い動物が、人間社会の中で誤解されて追われる身になっていく…みたいな筋の話はありがちだけれど、これは猿が自ら人間社会に背を向けるまでの経緯がとても丁寧に描かれていてかなり感情移入度が高い。個人的には「飛べ、バージル」って昔の映画を思い出したりもした。80年代の少々雑な作品なんだけど、あれは本物のチンパンジーに演技させてたんだと思うと、本作とはまた違った感慨と驚きがある。
食わず嫌い
公開時かなり評価高かったけど、動物嫌いのために見てなかった作品。
うたまるさんが続編のライジングの方をべた褒めしてたから、思い切って見てみた。
めちゃおもしろかったー!!!
ストーリーが丁寧なんだけど、ドキドキして、全てがうまく繋がってる感じ☆
ライジングも見なくちゃー
全く違う話だけどアリ
全面的にリメイクされていて、今作だけを見ると“猿の惑星”と言うほどの支配感は無いが、あくまでも次作への序章と考えると、テーマが壮大で良かったと思う。ヒトの老化や病、新薬開発と動物実験、ペットとしての動物、野生動物との共存など…現代社会に存在する様々な問題を織り交ぜて強く訴える力があった。モーション・キャプチャの優れた技術によって、猿のシーザーも人間同様の表情が可能となり、より一層人間に近い存在だと言うことが印象付けられていた。ぜひ次作も観たい。
順番逆になったけど・・
新世紀・ライジングを劇場で見て
面白かったので前作を逆になったけど
戻って見てみましたw
なぜこんな知能のある人間みたいな猿集団がいるのか・・
なぜシーザーは人間に育てられる事になったのか・・
あー!だからか・・ ほほぉーー!!
そんな感じで納得しながら前作を見てました。
ボス猿シーザーのイメージがかなり強かったので
赤ちゃんだったシーザーをみて可愛かったw
シーザーの家ここ・・・
そう言って猿達との新しい生活を選んだシーザー。
育ての親ウィルとの別れのシーンはグッときました。
ほんと猿の目が凄い!!!
ほんものみたいww
順番が逆になったけどどちらも面白かった。
ホームシアター観賞
革命のカタルシス
『新世紀』の予習のため鑑賞。特にクライマックスの橋のシーン、猿ならではのやり方で憎き人間をボコボコにする様はとても気持ち良い。動物園の柵を槍として人間に投げつけるというのは上手いなあと膝を打った。この時点ではすっかり熱くなって全く気がついてなかったけど、人間が猿に感情移入してるのって後から考えると面白い。シーザーが初めて喋るシーンのカタルシスたるや。
人間種の滅びを予感させる最後の映像そしてエンディングは(エボラが騒がれている今特に)ぞっとする反面次回作への期待が増す一方だった。シーザーかっこいいよシーザー。
高い知能を持った猿たち☆
オリジナルの猿の惑星は一度も見たことがないのですが、順序が丁寧で分かりやすかったです。
お父さんの認知症を治す為に、チンパンジーで実験をしていたウィル。投与したチンパンジーに効果が表れますが、副作用のせいか、暴れ始めます。暴走して射殺されたこのチンパンジーの子どもをシーザーと名付け育てるウィル。シーザーは薬の効果の遺伝子を受け継いだ為とても高い知能でウィルの家族となります。
その後、お父さんの認知症は治り、ウィルはシーザーと彼女と幸せな日々を過ごしますが、長くは続かず。
お父さんを助けようと野獣のごとく人間を襲ったシーザーは、恐怖の目で見られるようになり、保護施設へ。
ウィルとも引き離され、施設の人間にも嫌がらせを受けたシーザーは薬を盗みだし、施設の猿たちにも知能をつけさせ森へと逃げだします。
しかし人間たちを襲ったとはいえ、猿たちは自分たちの居場所である森に帰っただけで、そこまで大きい被害を与えてもいません。
おそらく、続編からが猿が地球を支配することになっていくのかな?
長々書きましたが、個人的には一度見れば十分な作品でした。
猿の支配にはまだまだ遠い道のり
総合70点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
猿に支配された世界に踏み込んで驚愕する人間を描いた「猿の惑星」の再映画化というよりも、高い知能を持ちながら人間に見下され虐待されて自立を試みる類人猿を描いた、人間劇ならぬ類人猿劇。主人公が人から猿に変わっているし、雰囲気も主題も全く異なる別作品。
それでこの映画自体の内容だが、映像や演出は質感が高かったし、シーザーをはじめとして登場するものたちも個性があった。原版の「猿の惑星」では全く謎だった、何故わずか2000年という短期間で猿が高い知能を持つまでに進化し、英語を喋り、文明すら発達させることが出来たのかという疑問に答える物語を挿入してくるところはしっかりしている。それでもかなり無理のある物語だが、元々の原版がそもそも無理があるのだから仕方がないか。それにこの作品ではまだまだ物語の序章というところで話が小さく、猿が全世界を支配するには道のりが遠そうで盛り上がりに欠ける。そのあたりは次作に期待することにしよう。
見応え十分!!
そもそもは父さんを助けたいという息子の純粋な気持ちから始まった。
色々が繋がり絡み合いクライマックスに、更に新世紀に繋がっていく。
話はずれるが志村動物園のチンパンジー、最終的に人間相手に暴れましたよね。
初めてシーザーを見た時真っ先にあのチンパンジーを思い出しました。(見た目も似てるしな)
つまり全く架空の話として見れなかった。
ALZ112 113みたいな物だって近い将来開発されるかもしれない。
生まれながらに重い運命を背負ったシーザーだけど、これも人間の身勝手な視線かもしれないけどやっぱり彼は幸せだったと思いたい。
ウィルやお父さん、キャロラインとのシーンは本当に素敵で、セコイアの森のシーンなんかもうやばいですよ。
で、またラストで同じセコイアの森…Homeに帰っていく。同じアングルでシーザーを見送るウィルの優しい視線に泣かされます。
シーザー以外だと優しいオラウータンのモーリスと弁慶ゴリラのバックが素敵です。
元ボスのロケットはシーザーの天性のリーダーシップに気がついて従ったんだろうな。
ちなみに吹き替え派!
ウィルが上司に対して、フランクリンがウィルに対して敬語なところが自然。あとウィルのシーザーへの対応が吹き替えのが好みでした。
あと最後のおまけのワンシーンは怖いね。ウィルスの拡大していく映像などいい味出してると思います。
つうかお隣さん笑っちゃうほど可哀想…汗
おもろいって!
「猿の惑星 創世記」見ました。
オリジナル版は未見です。
これは深い、とても深い。
この手の進化を扱った作品として、まず進化する理屈がしっかりしているし、誰でも理解しやすくなってる点がいい。最近だと「トランセンゼンス」というクソ映画で、その理屈の部分が全く理解出来ずにかなり苦しんだ想いをしました。この映画では、すんなり話を捉えられたし、感心しました。
あと、なんといっても猿が可愛い。特に小さい頃のシーザーはとても可愛いです。女医さんに傷を縫ってもらってる時のウホウホも可愛いかったですねー。モーションキャプチャーでよりリアルな動物の動きを再現してるらしいが、ただ少し違和感を感じた。大人になったシーザーを森へ連れていき、帰路で犬を威嚇する場面。首輪を嫌がる仕草をしますが、この動作が猿真似をしてる人間そのもので、少しおかしいと感じました。ただ、シーザーは普通の猿と違うという設定なので、その人間っぽさの良し悪しは人によりけりだとも思います。
このモーションキャプチャーが活きてると感じる場面もあって、序盤のルーカスタワーの一幕。リングを棒に刺す時に、微かにリングが棒に当たってから落ちる。この微妙な演出が非常にリアルで、猿自身が未完成である事が簡潔に語られている。
この映画はテーマが深いと言ったが、猿があそこまでの反乱を起こさんとする理屈は弱いように感じました。ただ、その理由と意図は続編で説明されているので良しとするべきか??
他にも不可解な点があって、主人公がいとも簡単に新薬を盗み帰ったり、「デートに誘え」ってシーザーが言うけど人間の恋煩いを理解してるとは思えない。とか。
いろいろ言ってきましたが、粗はあるが良くできてる映画だと思います。オススメです。
人間ドラマ!
新作の予習でDVD鑑賞。
なかなか骨太な人間(猿だけど)ドラマになっていて楽しめた。
置き去りにされた時のシーザーの悲しみや人身掌握術などうまく表現されていて、きっとアンディ・サーキスの力によるところも大きかったのかなと。
しかし、最後いい感じに終わったけど、いやいや、人類滅ぼすウィルス作ったよね…ww
猿の見方が変わるね
映画評価:80点
まず完成度が高いです。
こういったSF作品は、未来要素というか妄想要素みたいなものが入ってくるので、こじつけが生じてしまうんですけど
この作品に関しては、違和感なく納得して観ることが出来ました。
主人公となるシーザーは、清閑で勇敢なリーダーって感じで好感が持てましたし、他の猿も個性的で続編に対しての伏線もバッチリという感じで良かったです。
クライマックスでゴリラがシーザーに対して忠誠を披露するのだが、まるで人間の様でした。
胸が熱くなる。
そしてオリジナルの猿の惑星ではヒトの目線から作品を観るのに対して、今回の猿の惑星はサル目線である。
これが一番の違いだろう。
そんな訳で早く続編が観たくなりました。
【2014,9.23観賞】
さくっと楽しい1作
創世記ということで全てはここから始まるという記念すべき1作。感想を言うと、題名の通り、さくっと気軽に観れた。時間も長くなく、ストーリーも分かりやすいので、アクションを単純に楽しみたい人は気に入ると思う。なぜ、人類が滅びたのか?という疑問にこの1作は見事に答えてくれている。猿が知恵がつけて人間を排除し出しただけでは、そうは言っても人間が猿に負けるはずないだろうと思っていたが、猿に知能向上という効果を与える一方で、抗体を持たない人間を殺す作用があるという一石二鳥(猿にとって)の薬を発明したことで俄然、納得がいった。そして、知能をつけた猿を抹殺せずに森に放っておいてしまったことが人間が滅びることになった一因でもあると思う。
この猿たちは人間よりも人間らしい。ゴリラの自己犠牲を観た時は、さすがにうるっときてしまった。単純な俺。
知性を持つということは、黙るということだ。余計な事に、いちいち感情的にならない。そして、目的の為にひたすら考え、実行する。そして、その実行力に周りを実力を認め、リーダーとして、敬う。これは、人間にも当てはまることで、力を誇示する者は、一時的には崇められるかもしれないが、周りを支配しようとすると逆にそれに逆らう者が必ず現れる。それより、周りを裕福にするということに力を注ぐリーダーは、尊敬される。
そんなリーダー観も考えさせられる映画。おすすめです。
評判良いので
観て納得。
さすが、猿の出来は良いです。
猿の惑星の起源として、単に、進化した猿が色んな行き違いなどから人類に反逆して…というだけでなく、人類が滅びた理由、シーザーと人間の愛憎半ばする関係。猿の中での思想の違い…などと、工夫こらした話になってるのが良かった。
本当にエピソード1て感じなので、
続編が気になる。
テンポ良し。アクションとドラマのバランスも良し。音楽はどうでもいい感じでした。
ティムバートン版も、好きですけど。
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