ヒューゴの不思議な発明のレビュー・感想・評価
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チラシと邦題に騙された(((^^;)
tvk吹替版で初鑑賞
予備知識なく、チラシのビジュアル的にライラの冒険みたいな冒険ファンタジー物かと勝手に想像してたら…全然違ってました(^^;
映像はとっても綺麗でオープニングは引き込まれ、この世界観好きかも…と思いましたが…。
ヒューゴ役の少年の青い瞳がとっても綺麗でそれだけ印象に残ってます。
こういうお話だと知ってたらもっと楽しめたかな…と思うので、近いうちにもう一回観ようかな。
スクリーンで観なかったのが悔やまれる美しい作品
時計職人の父が遺したカラクリ人形を玩具屋からくすねた部品でコツコツ修理する孤児ヒューゴ。人形が描き出したメッセージが第一次大戦の体験から過去を拒絶する玩具屋の主人の心を開き、モンパルナス駅に集う孤独な大人達の慎ましやかな恋心を繋ぎ合わせる。
駅のバールで演奏するジャンゴ・ラインハルト。カフェで談笑するサルバドール・ダリ。ヒューゴが見た悪夢に現れる19世紀のモンパルナス駅でのSL事故のイメージ・・・冬のパリの様々な情景を暖炉の炎のような希望に充ちた色彩で纏めた愛おしい作品。そして何より『月世界旅行』他ジョルジュ・メリエスの諸作品に対する愛情、古き良き映画に対する憧憬に充ちている。
劇中でメリエスは言う、「君達が見る夢はどこから来ると思う?みんなこの撮影所で作っているんだよ」と。粗製濫造されただ消費され続ける現代の映画をメリエスが観たならば一体どう思うだろうと遠い目になりました。これをスクリーンで観なかったのは大失敗でした。
映像と雰囲気は良かった
総合:65点 ( ストーリー:45点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:65点 )
映像と世界観は良かった。しかし物語はちぐはぐで何をしたいのかはっきりしない。
嫌な爺さんは酷いことをしたヒューゴにいつの間にか癒されているし、ヒューゴは別に爺さんを助けたかったわけではないけれど、突然死んだ父親の跡を追いかけ機械仕掛けの人形を修理したら偶然自分を追い込んだ嫌な爺さんの過去を掘り起こし彼を助けることになった。そんな偶然の行き当たりばったりの展開を延々と見せられるだけではいったい物語は何のことやら。ヒューゴの能力とそこからの機械仕掛けのことが描きたいのか、過去に有名だった映画監督ジョルジュを発掘したいのか、はっきりとした主題を持った方が良い。
他の登場人物だってたいして背景が掘り下げられるわけでもなく何がしたいわけでもない。ただ日常を生きているだけ。イザベルは冒険好きといいながら特にたいした冒険はせずに終わった。本人たちが何か目的を持ってどうしたとか、善良に一生懸命生きて報われたとかいう前に、いつの間にか適当にまとまってしまった。これでは魅力を感じない。
全体の雰囲気は良かった。クリスマス前に観るには季節的にも合っていた。でも物語が付いて来ていない。
邦題と異なりヒューゴは何の発明もしない。映画の原題はただの「Hugo」、しかし原作の小説は「The Invention of Hugo Cabret」なので、原作では何か発明をするのかもしれない。それとも原作も題だけで発明もせず物語もまとまりがないのだろうか。
タイトルなし
ブライアン・セルズニックの小説
『The Invention of Hugo Cabret』
マーティン・スコセッシ監督で映画化
.
孤児ヒューゴが出会ったパパ・ジョルジュ
この映画の中心人物として描かれている
ジョルジュ・メリエスは
フランスの伝説的映画監督SFX創始者
.
映画の中でも触れられている
1902年に創られたSFファンタジー
『月世界旅行 / Le voyage dans la lune 』は16分のサイレント映画
手で色づけした初のカラー映画.
この映画を観る前に
ジョルジュ・メリエスの作品に目を通すと更に楽しいかも。Queen『Heaven for Everyone』
MVには
メリエスの月世界旅行が使われています🚀
Martin Scorsese
#マーティン・スコセッシ (#Martin Scorsese)監督の興行収入失敗作。
なんと悲しいことか。これが21世紀の映画界なんですね。こんなに歴史的にも、エンターテインメント的にも素晴らしい作品がなぜ人々の目に止まらないのでしょうか。数々の賞をも獲得したのに。。
さぁそんな、上映当時は悲惨な目に遭ってしまった今作ですが、マーティンスコセッシはそんなことで破産するような人ではありませんしね!紛れもなく、伝説の映画監督の一人です!
その両脇を支える、#ロバートリチャードソン と#セルマスクーンメイカー の話もしたいところですが、マーティン初回ということで、マーティンスコセッシ本人を今日はご紹介。
私が思う彼の監督して素晴らしいところは、とてもシネマティックだというところ。彼が映画で表現するのは、視聴者がワクワクドキドキできるような作品というよりは、もっと深くに潜むテーマやキャラクターを大事にしている作品。
それゆえ、初めてスクリーンで見たときには、
「ん?これでおわり?なんじゃこれ?」
って、思うことも何度もありました。それが、興行収入失敗しがちな理由なんでしょう。
でも、世に語り継がれる作品。批評家、映画好きにはとても評価の高い作品ばかりです。
私も個人的にとても好きな作品がたくさん。
なので、ぜひこの投稿を見てくれている人にマーティンスコセッシ作品を好きになってほしいなと思います。それだけ見る価値のある作品だし、見て損はないと思う。サァ行きますよ!
マーティンスコセッシ監督の作品をなぜシネマティックだというかというと、それは彼が描くキャラクターにあります。
彼の作品に登場するキャラクターには癖がたくさん。それは、一見納得できないようなものもありますが、実際に現実世界や自分を見つめて見ると、なんだか痛いところを突かれているような気がするキャラクターたちなんです。
全ての作品にトレードマークとなるようなキャラクターがいますし、それに加えて敵役や他の脇役にもとても魅力的なキャラクターばかりです。
今回の作品#ヒューゴの不思議な発明でいうと、主人公はヒューゴ。
「彼はどんなキャラクターなの?」と聞かれると、意外と難しいですよね。
でも、よーく映画のなかで彼が何をしていたのかというのを見てみると、彼のキャラクターが浮かび上がってきます。
キャラクターを表す単語だけ挙げて見ますね。
夢・映画・時計・父親・子供・冒険
孤児・泥棒・叔父・悪夢・機械・死
さぁどうですか?ただ単なる冒険をするヒーローではないんですね。この作品では、ある程度影を潜めさせていますが、彼の作品に登場する主人公は二面性があります。
ヒューゴでいうと、先ほど挙げた1段目の部分と2段目の部分。
作品によって、どちらが物語の主軸になるかは分かれますが、隠喩的にもう一つの面を描くというよりも、そのもう一つの面もストーリーを動かすから面白い。
今作はハッピーエンドで物語を終えますが、最初のシーンで彼がしていたことは、駅の大時計の4の文字盤のところから、駅にいる人々を盗み見しているということ。あんまりハッピーではないですよね。
さらに、覚えていますか?あのなんとも不思議なシーン。悪夢に次ぐ悪夢。最後のシーンと上手く繋げて、そのシーンが浮くことを避けていますが、あのシーンをああいう風に描くのが彼の作品の特徴。
最初は全く謎ですが、そこにはヒューゴが抱える、不安だったり、嫉妬だったり、孤独だったりというのが鮮明に描かれているのです。
他にも、コメディ要素をたっぷりこめた、チャーミングなキャラクター駅の公安員のキャラクター。よーく考えてみると、マジでなんもしてない。物語の主軸には全く関係ないところにいるキャラクターですね。ヒューゴの邪魔になっているという意味では敵役なのですが、最終的に主人公にやられるわけでもないし、よくよくみるとなんとも悲しいキャラクターです。
ここからは、この投稿を読んでくれてる考察にまかせますが、あのキャラクターがこの映画でなんの意味を持っていたのか。ストーリーにどう影響していたのかなんかも考えてみると、マーティンスコセッシが言いたかったことの本質が見えてきますよ。
ぜひ、マーティンスコセッシ作品見てみてください!
Hugoが蘇らせた映画の魔法
確かに、発明ではない…(^_^;)。
せめて「Hugoの不思議な修理」でしょうか…。
突然孤児となった少年Hugoが、亡き父と取り組んでいた機械人間の修理を続ける内に、周りの大人達の壊れかけた心も修理するというお話。
様々な理由で親を亡くした子供達、戦争により人生の夢や目的を見失った人、戦地で負傷した元兵士、出兵した家族を失った人。
確かに主要な登場人物は、かけがえのない何かをなくして喪失感に包まれています。しかし、孤児となり家を追い出され学校にも行けず食べ物も盗むしかない幼い少年の境遇は、過去の栄光やライフワークを失った(だけの)大人の鬱状態とは比較にならないと思うのです…。
不憫な少年を憐れむどころか辛く当たる大人達が、棚からぼたもち的に幸せになるので、何だかなぁという感じです。勿論Hugoも幸せになれるのですが、彼のガッツによる所が大きいです。まぁ、子供の偉大な知的好奇心は、大人にとっての過去の遺物にも、スポットライトを当てて輝かせてくれるということで…。
駅の常連達が繰り広げるちょっとした恋愛模様が面白いです。
時計がひとつ時を刻むだけでも、沢山の歯車が必要です。世界がひとつの大きな機械なら、人間ひとりひとりが大切なパーツ。1人でも欠けたら世界は上手く動かない…..。
ワクワクするような夢を見続けよう!という映画愛に溢れていました。
児童向けの小説なら良いお話なんだろうなと思いました。
Hugo君の青い瞳が、紫や緑がかることがあり、とてもきれいでした。
“Everything has a purpose..... If you lose a purpose, it’s like you are broken.”
“I'd imagine the whole world was one big machine. Machines never come with any extra parts.....They always come with the exact amount they need. So I figured if the entire world was one big machine... I couldn't be an extra part. I had to be here for some reason.”
イマイチ!悪い意味で裏切られた。
「ヒューゴの不思議な発明」字幕版 Amazonプライムで鑑賞。
*概要*
駅の時計台に隠れ住む孤児の少年ヒューゴの冒険を描くファンタジー。
*主演*
エイサ・バターフィールド
*感想*
マーティン・スコセッシ監督のファンタジー映画は初めてです。
世界観は好きで、綺麗だったし、機械人形も独特で、主人公ヒューゴとイザベルが可愛らしかったけど、ん~残念ながらイマイチだった。(^^;
ファンタジー映画だからどこか遠いところに行って冒険するのかなって思ってたら、舞台が駅周辺だけ。義足の駅員が子どもを容赦なく孤児院へ連行するのは残酷だし、見ていて可哀想に思った。あと、謎解きもイマイチだったな…
話の展開も悪くて、退屈なシーンが多くて何度も眠たくなりました。(笑) 最後もあまり感動せず、自分が思ってた話の内容が真逆として描かれてたので、残念ながら悪い意味で裏切られました。
総じて、イマイチでした。でも、世界観だけは好きですw
クロエちゃんんん!
登場人物がみんな可愛い。ワンちゃん抱っこしてる婦人とか花屋さんとか。保安官さんも可愛い(笑)あの当時の孤児院がどんな環境かはわからないけど、泥棒しながら成長して真っ当な生き方ができない大人になるよりマシだと思う。ただの意地悪な保安官じゃないところがお気に入り。
駅の構内がお洒落で画面が楽しい。ヒューゴが住んでる駅の裏側も秘密基地みたいで羨ましかった。時計の裏側から外の景色や人間模様を眺めるヒューゴがほほえましい。全体的にワクワク感があって飽きない。世界が大きな機械ならきっと自分にも役割がある、みたいなヒューゴのセリフが素敵だった。幸せな気持ちになれるよい映画。
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