アンノウンのレビュー・感想・評価

何で人格も変わんの？

評価が分かれているようですが僕は素直に楽しめました。

序盤の主人公が自分が何者かわからない
あたりで悲しい気持ちにさせられ

徐々に真実がわかり、それに驚き
真実がわかったあとのアクションにも興奮し
非常に素晴らしい映画でした。

マイナスに言ってしまえば単純明快な映画
プラスに言えば真実がわかりやすく意外性のある
考えたり素直に楽しめる映画です。

女性ドライバー（クルーガー）のタクシー。車種はメルセデス。軽快に運転するも、ハリスが抜け道を行けというので、すいすい飛ばし、前の車が落とした荷物によって惨事になった。車は欄干を越えて川の中へ・・・

　4日間の入院の後、ホテルでは完全に無視され、見知らぬ男に尾行され命を狙われるハメとなったマーティン。親身になってくれた看護師も殺され、彼女に紹介された探偵業のユルゲン（ブルーノ・ガンツ）に助けを求める。記憶が完全には戻らない辛さ。自分が何者かもわからなくなる。そして女性ドライバー・ジーナを訪ね、共に命を狙われることになった・・・そして自分になりすましている男が学会に援助している中東のシャーダ王子なのではないかと推測する。

　しかし、展開はといえば、普通のサスペンス・アクション。実は暗殺集団の優等生であるリーアム・ニーソンがある人物を暗殺するために綿密に計画していたのだ。それが不慮の交通事故により、控えの選手が登場したと聞かされる。異常なほど腕力があって、ドライブテクも抜群だったことを考えれば、驚きすらなかった・・・

WOWOW無料放送、吹き替えで。

事故の昏睡から目覚めた時、誰かが自分になりすましていた。証明してくれるはずの妻からも知らない人呼ばわりされてしまう。
えっ、なんで？一気に引き込まれてしまいます。スリリングな展開にアクションもまずまず、面白い作品でした。

ここから軽くネタバレです。未見の方は読まないで。

真相がわかり…なるほど、それであんなに強かったんだ。って、待てよ…ということはやな、おまえ、めっちゃ悪い奴やん！さんざん今まで善人面かましといて。おいおい、新恋人、何をホイホイついていってんねん。危険すぎや。「ヨロシク」とか言うてる場合やないで。
なんか納得いったような、いかなかったような？？？まあ面白かったからいいか（笑）

定期的にリーアム・ニーソンのしょぼくれ顔が観たくなるのは何故なんだろう？

映画としてはツッコミ無用のおバカアクションで、ニーソンファンとしては及第点といった感じです。

本作一番の見所は、ブルーノ・ガンツだと思います。
登場から面白くて、出演シーンを楽しみにしながら観ました。
（で、ガンツって誰だったっけ？と検索）

『ノスフェラトゥ』や『ベルリン・天使の詩』はどちらも好きな映画なのだけれど、ブルーノ・ガンツの印象って何もなくて、これを機に見なおしてみたいと思いました。

暗殺者が、殺人というミッション遂行のために植物学者になりすましていた･･･。
ところが、交通事故の衝撃により、暗殺者の記憶が喪失し、何と植物学者自身の記憶と入れ替わってしまうという話なのだ。
人間の記憶が、他人の記憶と入れ替わるだって？

しかも、交通事故の衝撃により、暗殺者の人格までも植物学者の人格に置き換わり、逆に暗殺を阻止する側に回る･･･。
暗殺者という悪玉が学者という善玉へ、人間性まで変容してしまうと言う、実に「荒唐無稽なストーリー」なのだ。

ちょうしょも短所も有り､ 評価の難しい映画でした｡ 言い換えれば､ もったいない映画とも言えます｡ ストーリーは よく作られていたとおもいますが､ かなり冗長な こうせいでした｡ 映画の長さでは ないストーリーを強引に映画の長さに薄く引き伸ばしていました｡ これでは客は退屈です｡ ほかにも､ ありきたりな カー チェース､ てきが爆弾処理に失敗して勝手に自爆､ など､ 詰まらないシーンが多すぎました｡

フライト・ゲームが面白くてリーアムニーソン関連漁ってましたが、こちらは少し残念です。

最初は奥さんのはずの人に「あんた誰？」と言われ、なんだなんだ！？って思いましたが、リーアムニーソンだからなぁと思うと、なんか展開が予想ができてしまうと思います。

あと、タイトルにも書きましたが色々ツッコミどころがあります。

リーアムニーソンの映画と言えば分かりやすい映画であり、おじさん舐めるなよ！ただそれだけで良いのだけど、今作はリーアムニーソンじゃなくて良くない？と思ってしまった。
脚本も凝ってるようでどこかで見たような話。オチも、そっちかという感じでリーアムニーソンの正体が分かって逆に冷めてしまった。
それならもっとアクション見せてくれよ。という感じだった。

主演の方が好きで見ましたが、やはりこの方がやる映画はすべてハズレなしで面白いです。
元々殺し屋の悪い人間が記憶をなくし、善人になる話でした。
タクシーの運転手の女がなぜか強くてあんな場で生き残れてるのが奇跡でした。笑

シンプルに面白い作品でした。
深く掘ればツッコミどころ多い作品かもしれませんが、何も考えずに単純に見たら単純に楽しめます。

画面が歪むのが気持ち悪い

自分は誰なのか？を探す設定は良い。
カーアクション、アクションも良かった。
最後は、事故を作り暗殺しようと計画してたのは自分？ひねりがありすぎて凄く難しい。
知り合ったやつは大体死ぬし、いろいろとツッコミどころはある。
これは、ハッピーエンドでいいのかわからん。

記憶喪失になってる間に、別の人物が自分を名乗っていた…
って、なかなかややこしい(^_^;)

前半はサスペンスだったけど、終盤には完全にアクションに。
『96時間』以来、アクション俳優化してるリーアム･ニーソンが大暴れ！ってゆーか、『96時間』となんとなく被る(^_^;)
って、『96時間』と違って、シリーズ化しなかったのは良かったかも(^^)b

とりあえず、カーアクションのシーンは見応えアリでした(^^)b

まぁなんと言ってもこの作品、ジャニュアリー･ジョーンズとダイアン･クルーガーという超絶美女をまとめて見られるのは嬉しい(*￣∇￣*)

ちなみにこの作品、公開前『身元不明』って邦題ついてたけど、身元不明者が多数出た東日本大震災があったため、原題に。
変な邦題つけるなら、原題のが良いね(^^)b

前半は先の読めない展開にワクワクさせられたが後半から徐々に真実が見えてくるとありきたりな展開になってガックリ。
ストーリー以外は特徴がなく既視感のある映像ばかり、親切に対応してくれた人がよく死んでしまうのもなんだかなー。劣化版ジェイソンボーンみたいでした。

リアム・ニーソンもダイアン・クルーガーも良い演技してるし、ストーリーも悪くないんだけど、何か物足りない。もう少し意外性が欲しかった。

面白かったです。
秘密警察のおじいさん、いいキャラしてました。どことなく◯トラーに似てらっしゃるなと。ドイツ人は物忘れ得意って自虐には笑ってしまった(笑)

タクシー運転手の女の子可愛かったです！妻役の人の最後、あれどうなんでしょうね(笑)

リーアムニーソンの主演映画の中では結構面白い方かと。よくできてると思います。前半のハラハラから後半の畳み掛け。スカッとした。

また忘れた頃に見直します！

終わってみれば、この手の作品にありがちな王道的な展開。カーチェイスのシーンにおいて、尋常ならざるドライビングテクニックを披露。そんなドクターっていないだろって思い、大体予想がついた。
だけど、導入部の謎かけ等、この構成は個人的にはグッド。かなりお薦めの部類に入る。
ナショナルトレジャーの鑑賞時にも思ったが、ダイアン・クルガーはかなりいい。お気に入りの女優のナタリー・ポートマン、キーラ・ナイトレイに似た系統だと思う。

やられた。終盤、一気に謎が解ける。
まさかの展開。そゆことね。
完全に騙されたわ。

交通事故から意識を取り戻すと、見ず知らずの男が自分になりすましている。
記憶までコピーされてる。妻も知らんぷり。
自分は一体誰なのか。
引き込まれる。
確実なのは、命を狙われてるってこと。

壮絶なカーチェイス。
殺し屋との命のやり取り。
ハラハラしたわ。
ドリフのうしろうしろー的な。

ドイツの元スパイがシブい。
よく考えると妻は怖い。
ラスト手前は、ねえちゃんとの間に一瞬ヒヤッとさせられる。

事故で意識不明になっていた間に他人に自分に成り代わられてしまった男の話。

スパイが偽造した身分を記憶喪失により信じ込んでしまうという面白い設定で、ストーリーも面白かったです。
探偵さんは完全に巻き込まれた形で可哀想でした。

海外に行ったことがある人なら誰もが経験する孤独、アイデンティティーの喪失。
自分の存在は所詮は周囲の状況でそれとなく把握しているだけであるという事実。
グイグイひきこまれる前半の導引部はいいのですが、後半の強引な展開で見ている側を置いてきぼりに・・・。
結局最後まで主人公が何者かわからなかったです。
78点。