アジャストメントのレビュー・感想・評価
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運命を調整しているって言われた場面から大体の展開が予想できてしまう...
運命を調整しているって言われた場面から大体の展開が予想できてしまうものの、どうにか覆そうとする主人公を応援する気持ちでぐいぐい引き付けられる。決められたレールを歩まされる人生なんて誰も望まないもんね。きっとみんな自分に置き換えて応援したくなるんじゃないかな。ドアを開けるたびに予想もしない景色が現れる派手な演出も爽快感があって良い◎
謎の赤い糸
ホモサピエンスの知恵として人は「運命」と言う都合の良い観念を創りだしてしまった、幸であれ不幸にせよ結果を受け入れるトランキライザーであることは間違いない。シチュエーションが味噌なので詳しい内容は書けないがテーマは赤い糸、作風はSFというより寓話、擬人化された神の使徒・エージェント物語ですかね。
ブレードランナー(アンドロイドは電気羊の夢を見るか)の原作者としても著名なフィリップ・K・ディックは極めて哲学的なSF作家だと言われるが本作も本領発揮、旧約聖書のような理不尽な試練、洗脳を強いられる、それはある種、本人の為だったかのように描かれるが翻弄される方はたまったものではないだろう。とはいえ、観終わってからの束縛からの解放感は自由意思の尊さ、得られる有難さを大事にしなさいとの作者のメーッセージなのでしょう、身に沁みます。
小説ではデビッドは不動産屋だったらしいが未来の大統領候補に変えられた。マット・ディモンに批判された当時の大統領だったオバマが「私の演技が不満だったかい、映画観たよ」とユーモアで返したらしい。
作家性の強い映画なので好みは別れるでしょう、多少ならずも作者の心理操作の影響は受けそうなのでカップルで観るには微妙かもしれません。
3年間、エリース(ブラント)と再会したバスを毎日利用して通勤して...
3年間、エリース(ブラント)と再会したバスを毎日利用して通勤していたデヴィッド(デイモン)。それを運命調整局が察知して、またもや彼女と引き離そうとする。運命調整局?
天使とも呼ばれる彼らはローマ時代から活躍していたらしく、人類の自由意志に何度もまかせようと試みたのだが、その都度大きな戦争が起こったりするので、しょうがなく介入して運命を調整するのだった。そんなわけで、デヴィッドを選んだのは彼が5回上院議員に当選した後、大統領となって世界を変える男だからだ。バレエダンサーのエリースと結婚してしまえば野望がなくなり運命が変わってしまうという理由で何とか引き離そうとするが、デヴィッドの運命に逆らう力はなかなかのもの。調整局もてんてこ舞いだ(笑)。
彼らがそれぞれ持ってる“運命の書”。なにやら同時進行的に運命線が描かれ、GPS表示みたいに行動パターンを読む。そして特徴的なのが、ドラえもんに出てくる“どこでもドア”のようなドア(とは言っても固定されている)によって瞬時に異空間へと移動できるのだ。それには帽子を被ってなきゃダメなんだけど。
終盤に来て、組織の一人ハリー(マッキー)が彼らの運命に逆らう姿に感動し、上司であるトンプソン(テレンス・スタンプ)から逃れる方法を教える。図書館のドアからスタジアムに移動したり、自由の女神の間近に移動したりと、その逃亡の映像はとても面白い。
それにしても3年間連絡が取れなかったデヴィッドくん。エリースはその間振付師のエイドリアンと婚約してたり、色々あったのに、強引に結ばれるんだな。
何でこんな方法ばっかりとるのかというツッコミいれてしまうけどなんか...
何でこんな方法ばっかりとるのかというツッコミいれてしまうけどなんか好き。超常的な凄い存在であるはずなのに何で?っていうのもコミでおもしろい。
原作はフィリップ・K・ディックの『調整班』なのだけれど、どこかファンタジーっぽい。
おうち-94
いーなーわたしもデイモンさんにこんなに想われたい←
どこでもドアの永遠ループみたいな映画、あれなんやったっけーとTSUTAYAを彷徨い、ようやく見つけ出しました。
見つけられたのが奇跡。
追っかけてくるの、ファルコンだったのか!
帽子がお似合い。デイモンさんあんま似合わん……😧
追ってくる側のボスの格好が、まんま某親方。
SF風味のラブストーリーです。
好みが別れそうですが、わたしは好き。
ちょっと説明不足な点は否めないですが、この不思議な雰囲気と愛という直球のテーマのバランスが心地いい。
105分というちょうどいい尺で、テンポもいいし。
逆にこの作品、ヴィル・ドルヌーヴが撮ったら『メッセージ』みたいなもっと重たい作品になりそうな感じ。
たぶんまた少し時間が経ったら観たくなる不思議な引力がある映画です。
なぜか雨の日に観たくなりますね。
伴侶を選ぶ条件とマニュアル
直観で愛し合える人と出会える・・
そんな人がこの世界の歴史で何人いたのだろう・・
そして、その中で一生を共にできた人が何人いたのだろう・・
そんな愛に出会える運命を持っていたなら
それはロマンチックだ
ラストの解説はいらなかった
議長の推察。
多分、ここまで邪魔をしなければいけない理由として考えられるのは、元カレの結婚相手というのが、議長なのではないかと思います。エリースの成功が約束されているかのような発言もありましたし。
しかし彼らの愛による行動で、どうでも良くなってしまったのでは?
議長からすると、また次の相手を探すことは容易いことですから。
運命は強引だからそれを信じなさい
総合65点 ( ストーリー:50点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
便所で数分過ごしただけで恋に落ちるというのがまず駄目。それから彼女の存在がお互いを駄目にするという理由が描かれないのが駄目。彼らが運命論を語るならば、たった一人の女性が何故彼をだめにするほどの存在になるのかを理解させる場面を挿入すべきだった。
撮影・演出・演技はいい。だが運命は決定されていて、それを守る秘密組織がある。そんな設定が強引なのに、それを納得させるだけのものがない。ただ運命を信じろと、登場人物だけでなく視聴者にも要求してくる。あとは運命に抗おうとするありがちな作品。
なんだかな〜
ストーリーがどこも手抜かりだらけで
SFなんだかシリアスなんだかファンタジィコメディなんだかラブストーリーなんだか
わけわからんぞー!と思いながら見た
運命の書・議長=聖書・神
なのか?…ちがうか(^^;;
自由!
運命が決められていたとしても
それは私たちには関係の無いこと
最大の努力をして
悩み抜いて選び
必死に生きてこそ
運命の扉が開くのだろう
そう信じたい
たとえその結果がどうあれ
私はそれを受け入れてまた次の決断をしていくのだと思う
誰のせいにもしてはならないだろう
それを決めたのは私自身なのだから
運命を切り開く
運命を切り開いていくようなお話でした。
「ダーク・シティ」みたいな感じなのかと思いましたが運命を操作してるのは、一応いい人達のようでした。
人知を超えた力を持っているにも関わらず暴走気味に行動するデヴィッドに翻弄される運命調査員の姿が面白かったです。
2014.8.3
あまりに非現実的でなく、日常に入り込んでくる設定が面白かった。演技の上手い下手っかはよくわからないけど、マット・デイモンの自然な感じには違和感なく見ることができた。SFとして観たけど、途中からラブストーリーという事に気付いた 笑 ありきたりなストーリーじゃなくて新鮮でした。
最後に、、議長が誰か気になる、、、
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