「運命VSひと目ぼれ」アジャストメント 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
運命VSひと目ぼれ
「ブレードランナー」や「トータル・リコール」の原作者フィリッブ・K・ディック物だと聞いていたので、もっとSFアクションかと思っていたら、ラブ・ストーリーだった。マット・デイモンのラブ・ストーリーもめずらしいが、私はこれはこれで嫌いではない。一人の人を想い続ける長いスパンの話で、これだけ想われたら本望でしょう!ヒロインも昔の映画みたいな受け身な女性ではなく自立した女性なのもいい。だいたい結ばれないふたりというのは義理や人情が絡んでくるものだが、運命調整局なんてやつが絡んでくるのは、やっぱりディック物ということか。
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