「運命を切り開け!!!!君こそが人生の議長だ!!!!」アジャストメント ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)
運命を切り開け!!!!君こそが人生の議長だ!!!!
おぉ~…!!なかなか楽しませてくれましたよ!!
鑑賞前の印象は、フィリップ・K・ディック原作の映画化と云うことで、何ていうか所謂『運命操作というアイデア勝負のみでグイグイストーリー引っ張ってく、力強く且つコンパクト、そして手堅く纏めましたんですよこの映画!!』的な風体?の作品に仕上げてるんだろうね、位に思って鑑賞したんですけど…
(イメージとしては秀逸なショートショート読んで思わず膝打つ感じ?)
でも…ちょいと風向きが違いました。
何でしょうかね、このやたらな疾走感!
愛やら運命やら、壮大なテーマぶち上げて、魂で結ばれた恋人との成就目掛けてひたすら天に歯向かい、唾し、ただただ突き進む!
目の前に聳え立つ超自然なる運命にガチンコで挑む!
愚直なほどにラブストーリー!
震えるぞハート!!!!燃え尽きるほどにヒート!!!!(あ、スイマセンw)
『ダークシティ』の様なカルトな仕上がりにもせず、本当にサラリとハイパーナチュラル描いちゃう、その『脱力』加減と“真実の愛”という無二なる『暑苦しさ』の競演w
見応えあったな~。
面白かったです。
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