「ラブストーリーでした。」アジャストメント りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
ラブストーリーでした。
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映画館での予告編を見て、これは国際謀略物のアクション映画ね!と思って見に行った。
そしたら、違うやん。
ラブストーリーやん。
何だか、拍子抜けしてしまった。
でも、ラブストーリーとわかって見ると、それはそれで、なかなかサスペンス調で面白かった。
マットとエミリーの、偶然再会したバスの中での会話はとても可愛くて素敵。
ほのぼのとさせられる。
マットは、走る、逃げる、悩む。
ボーンシリーズを思い出す。
エミリーは、とても魅力的な女性。
言いたいことを、ユーモアをまじえて話し、一生懸命夢に向かって生きている。
そんな二人の、手に負えないような複雑な状況下での恋愛映画とみると、おもしろい。
運命を操作されていても、自分の意志を貫き通すというのがテーマだろう。
「もう、いいや」と諦めたら、その時点で終わり。
夢を持っていなければ、叶わない。
ず~っと夢を持ち続けて頑張っていれば、いつかは叶うかもしれない。
そう思うと、目標や夢は、いくつになっても持ち続けたいものだ。
フィリップ・K・ディック原作のこの「調整局」という本は、50年も前に書かれたそうだ。
ストーリーに粗を探せば、いくつもあるけれど、
50年前に、「どこでもドア」的アイディアが浮かんでいたとは、すごい。
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