「運命の人への執念」アジャストメント kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
運命の人への執念
男子トイレで出会った女性とその場で恋に落ちてキス。なかなか印象的な出会いだが、彼女に運命を感じてしまうのもわかる。なんせエミリー・ブラントだし。調整局が運命の逸脱を認めないために、彼女との交流を妨げてしまうのだが、すこからのデビッドの執念がなかなかすごかった。あそこまで一途に思い続けるのはすごい。
だから運命を調整するエージェントとの争いよりも、運命の人を追いかけた男の純粋な思いの方が印象に残る映画だった。それでも調整局から逃げて、追いかけてのシーンはなかなか面白い。ドアを開けると意外な場所につながってるのはなかなか見どころがあった。マット・デイモン主演というだけで観ることにした本作。悪くはない。
そして実は一番驚いたのがエンドロール。ディックの短編が原作だったのか!
コメントする