「 3年間、エリース(ブラント)と再会したバスを毎日利用して通勤して...」アジャストメント kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
3年間、エリース(ブラント)と再会したバスを毎日利用して通勤して...
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3年間、エリース(ブラント)と再会したバスを毎日利用して通勤していたデヴィッド(デイモン)。それを運命調整局が察知して、またもや彼女と引き離そうとする。運命調整局?
天使とも呼ばれる彼らはローマ時代から活躍していたらしく、人類の自由意志に何度もまかせようと試みたのだが、その都度大きな戦争が起こったりするので、しょうがなく介入して運命を調整するのだった。そんなわけで、デヴィッドを選んだのは彼が5回上院議員に当選した後、大統領となって世界を変える男だからだ。バレエダンサーのエリースと結婚してしまえば野望がなくなり運命が変わってしまうという理由で何とか引き離そうとするが、デヴィッドの運命に逆らう力はなかなかのもの。調整局もてんてこ舞いだ(笑)。
彼らがそれぞれ持ってる“運命の書”。なにやら同時進行的に運命線が描かれ、GPS表示みたいに行動パターンを読む。そして特徴的なのが、ドラえもんに出てくる“どこでもドア”のようなドア(とは言っても固定されている)によって瞬時に異空間へと移動できるのだ。それには帽子を被ってなきゃダメなんだけど。
終盤に来て、組織の一人ハリー(マッキー)が彼らの運命に逆らう姿に感動し、上司であるトンプソン(テレンス・スタンプ)から逃れる方法を教える。図書館のドアからスタジアムに移動したり、自由の女神の間近に移動したりと、その逃亡の映像はとても面白い。
それにしても3年間連絡が取れなかったデヴィッドくん。エリースはその間振付師のエイドリアンと婚約してたり、色々あったのに、強引に結ばれるんだな。
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