劇場公開日 2012年1月21日

「夕日が今日も美しく」ALWAYS 三丁目の夕日’64 サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5夕日が今日も美しく

2021年3月24日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

悲しい

幸せ

ということで3作品目です。
三丁目の夕日を連続で見てしまったので、引き込まれすぎてなんだか錯覚しそうだよ笑

もはやここまで来たら言うまでもないが、最高。
今までの出来事のおさらい的な感じで、1作品目2作品目のシーンがでてきたり良さが詰まった良作。やっぱり、この雰囲気が大好きだ。

あれから早くも5年の月日が経ち、日本は高度経済成長期を迎え東京オリンピックが開催されていた。そんな中、淳之介(須賀健太)は東大に入学すべく勉学に励むが...。

1作品目は「出会い」、2作品目は「成長」、3作品目は「別れ」。ということで、今作では様々な別れが訪れることになる。この別れというのが今まで以上に深く、そして悲しい気持ちになる。前回の同窓会の話はこっちに持ってきた方が良かったんじゃないか?と思ったけど、そしたら暗くなりすぎるか。さっき間違えてこっちにその話を書いちゃいました。

でも別れの中にも出会いがあって、素晴らしい脚本だなぁと思わず感心。こりゃ、まだまだ続きが作れそうだ。今作は5年後の設定だったから、次は来年くらいに10年後の設定で復活しないかしら。願望に過ぎないか!笑

夕日町のいつもの豪華キャストに加えて、今回はこれまで以上に豪華になっている。染谷将太や森山未來、そして大森南朋。前情報一切無しで見ているので、毎度毎度ゲストにはビックリ。この映画、役者みんな楽しそうなんです。堤真一お怒りのシーンは過去一の迫力でした笑

そして、笑いもあって感動もあって映像の美しさもあって、お手本のような映画。王道だけどやっぱり面白い。過去2作で積み上げてきた裏切らない面白さと、過去2作での思い出が一気に込み上げる感動と、街を彩る美しい夕日。ここまでシリーズ通して面白い映画は無いですよ。本当に大好きな作品だ

ただ、ツッコミ所が多いかな?
あっさりしすぎな恋愛、なぜ泣かぬ赤ちゃん、3Dであるべきシーンはどこ、あんた本当の親ちゃうで、、、など。もうちょっと上手く同時進行してほしかったです。若干薄かった気もしたし

あー、いい一日だった。
もっともっと見たい。ずーっと見てられる。
本当に最高だよ、古沢良太さん。あんたの脚本は世界一じゃ

サプライズ