マイウェイ 12,000キロの真実のレビュー・感想・評価
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ツッコミは我慢。戦闘シーンは圧巻。
ノルマンディ上陸作戦後、連合軍の捕虜になったドイツ兵の中に日本人がいたという話からインスパイアされた物語。という訳で『事実に基づく』とクレジットはされますが、どのくらい事実に即しているかは不明。
う~ん。突っ込んでくださいということなんですかね? 真面目に歴史考証したんでしょうか? 「おいおい、ホントかよ。」の連続です。そう言う意味では、ちょっと残念。もっと、まじめに歴史考証して欲しかった。とは言うものの、物語としては面白い話だと思います。大陸はつながっていますからね。もっとまじめに歴史考証してリメイクすると、もっといい作品になると思います。
のっけから厳しい突っ込みをしてしまいましたが、戦闘シーンは圧巻。これほどの迫力ある映像は、日本では撮れないです。その意味では、韓国映画の面目躍如と言えると思います。PG-12も納得。
ソ連軍として戦っている時に、辰雄は自分のした事に気づいた訳ですが、それ以降の辰雄は物凄く人間らしくなりますね。それまでは、人非人として描かれていた訳ですが。
ラストは、「え?なるほどねぇ。」と言う感じです。その直前までからくりになるとは気づきませんでしたが、ジュンシクが負傷した段階で「もしや」と思ったら、案の定、そう言うラストでした。
『事実に基づいた』と言うところは、あまり重視しないほうが良いと思います。普通に、迫力の韓国映画として見た方が、素直に見れると思います。
戦闘シーンは圧巻。
試写会にて
本当は、戦争映画は苦手です。
昨年、マイウェイのフッテージ試写会に行き、
まだ編集中というラスト間際のノルマンディの戦闘シーンを観て、
どうしても観たくなりました。
約2時間半。長さを感じさせませんでした。
とにかく、どの戦闘のシーンも圧巻です。
オダギリ演じる長谷川は、おそらく典型的なこの時代の嫌な男そのもの。
とにかく人を見下し、大佐になってから、残虐極まりなく、
ドンゴン演じるジュンシクに敵意むき出し。
オダギリジョーって、こういう役が似合うなぁ。
また「よい」日本人は、ほぼ出てきません。
山本太郎演じる野田なんか、卑劣極まりない小さい人間で、いいとこ無し。
また、ジュウシクの親友・ジョンテも、元々気の優しい人間なのに、
どんどん人格が変わっていくのですが、
最期には、ジュンシクを守って亡くなるシーンは涙が出ます。
オダギリ、ドンゴンはもちろん、出演者はいい演技をしています。
若干、目を覆うシーンもありますが、
戦争ほど、無意味なものは無いと改めて思いました。
全体的に、作品はよかったのですが、
ノルマンディでの、長谷川の絶叫シーンの後、
どう助かったのかを描いてくれれば、文句なしです。
その後の長谷川のマイウェイは、二人分で生きるのでしょうね。
個人的には、個人の好みが分かれると思いますが、
観たいと思われる方は、割引などで大画面での鑑賞をオススメします。
生命を無駄にする戦争に反対!
ま…
言葉にするには、過酷すぎる。
自分の意思は無視すれ、翻弄される戦争という不条理。
こんな酷い人生を 送らざる終えなかった日本に支配された 朝鮮の人々、中国の人々、
私たちの父親の年齢以上の 戦争に加わらざる得なかった日本の男性 全てに、
心から 申し訳なさと、 お悔やみと、 感謝、
無事に生還なさった 人生の諸先輩方に、「よくぞ、お帰りなされました。」 と、複雑な思いが 溢れている。
辛い日々をやっとで クリアして 日本経済を大国にまで働きてくださった方々に、感謝。
オダギリジョー 扮する 辰夫 の 流され、立場が揺らいで行く度の変化。
大尉としての辰夫が、 ラストに…
人間の恩義に徹する 感動 。
チャン・ドンゴン は、 清々しい凛々しさで、 す て き 。
役者陣凄かったです。
オダギリ・ジョー大熱演!ちょっと見直しました。このまま、インターナショナルな役者魂を炸裂させて欲しい。チャン・ドンゴンも、若く繊細な若者心理をよく演じていたと思います。
貴サイトの試写会で鑑賞させていただいたので、あまり悪くは書けないのですが…。戦争映画としては秀逸だと思いますし、国境を越えた戦争の愚かさはよく描けていたと思うのですが、日本人や日本人の魂・習慣が、偽悪的に描かれていたので、いまひとつのめりこめませんでした。
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