戦火の馬のレビュー・感想・評価
全64件中、61~64件目を表示
戦火を駆ける奇跡の馬
…というタイトルでも良さそうな、一頭の馬ジョーイの数奇な物語。
このジョーイがとても美しく凛々しく、俳優で例えるならトム・クルーズやブラッド・ピットのようにスクリーン映えする。
ヤヌス・カミンスキーによる美しい映像やジョン・ウィリアムズによる雄大な音楽が存分に活かされ、大画面で観るに相応しい、感動娯楽巨編。
戦争によってアルバートとジョーイは引き裂かれてしまうが、ジョーイが戦地で出会った人間は、馬を愛してくれる人たちばかり。
それはドイツ兵士も然り。
そこに、平和主義のスピルバーグの良心が表れていた。
ご都合主義とかベタな展開と感じる人もいるだろうが、ここまでストレートな映画は最近見てなかった気がする。
とにかく、“イイ映画を観たい”という人にオススメ。
気持ちのイイくらいのスピルバーグ映画。
千軍万馬!
重くて長いので 心の準備を、、
戦争に生き物(馬)が駆り出されていたという 事実。 一頭の馬の運命をたどって、人々のつながりと 命の尊さ・忘れてはならない惨劇を伝える 本作品。
ストーリーも良いですし、舞台となるイギリスとフランスの素晴らしい景色・その裏にある 戦争の恐ろしい光景と、スピルバーグ監督 独特の世界を堪能できます。
高評価で間違いないのですが、心を引き裂かれるような出来事が 次々と起こって、とにかく重い。 そして、長い(147分)。
良かったところ:
主人公アルバートを演じた ジェレミー・アービン。 透明感ある純粋な心の青年を 好演。
アルバートと出会い、のち壮絶な運命をたどる 馬・ジョーイの美しさ。
戦争に携わった人々の 心のうち(本心)
イマイチなところ:
馬の表情を 操作し過ぎ(CG処理が 雑過ぎる)
皆がみんな 英語を話すので(なまりだけでは)敵か味方か 判り辛かった(私だけかも?笑)
長い。
十分に感動したのですが、なぜか泣けなくて スッキリしない。 私自身の見解としては 「親友(馬)と引き裂かれた アルバートに共感したらいいのか、それとも ジョーイ(馬)目線で ストーリーを追うべきか、はたまた 反戦という部分に重きを置けばいいのか 迷いながら観た」のが原因かと。。 もっと簡潔で泣けてたら 評価上がったなぁと思う 4.0。 DVDが出たら 家(テレビ)で復習したいです。
P.S. 『マイティー・ソー』弟・ロキを演じていた ジョニー・ウィアー似のトム・ヒドルストンが 爽やかな将校役で出演中です。
全64件中、61~64件目を表示