劇場公開日 2011年10月28日

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「アッパーなテンションが楽しい!!」三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 ロロ・トマシさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0アッパーなテンションが楽しい!!

2011年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

興奮

いっやー、最初から最後までずっとアッパーなテンション保ってくれてて見応えありましたよー。

冒頭からバンバン弾けまくってくれるしテンポは良いし、ゲームやアニメチックな大仰アクション展開とコミカルさが好きですねー。
あれだけ主要キャラが多いのに、それぞれに見せ場をしっかり与えていたのも好感度高し。
所々で挿入される人形やらジオラマチックなCGも楽しい!!
んで、女性陣は全員綺麗で可愛い!!目の保養w悪女ミレディ演じたミラジョボは言わずもがな、コンスタンス役のガブリエラ・ワイルドが可憐!!王妃役のジュノー・テンプルは秋吉久美子似のカワイコちゃん!!
男性陣も負けてないですな!!オーランドを筆頭にダルタニアン役のローガン・ラーマンも好青年。
非常にイケメン&美女指数が高い映画となっております。
物語も、単純明快にして、正義と悪の二極論構造にしてないのが個人的琴線でした。

別に勧善懲悪じゃないですもんね。

正義じゃないですし。
結構、独善的というか、自分勝手というか。
一見、三銃士とダルタニアンは正義の味方気取りだけど、視点変えると立派な悪党ですよ。他国に乗り込んで滅茶苦茶暴れてるし。
会話にも「殺す殺さない」がサラっと出て物騒だし、案外普通にバッサバッサ殺戮しちゃってるし。大砲ぶっ放すし。
属する国への忠義や大義の為だから正義も悪もないですし。
つかそれが無いと、ただ略奪強奪大量殺戮しちゃってる極悪人ですからw彼ら。

そこが結構好きだなー、と。
悪の大ボス的な感じにされちゃってるクリストフ・ヴァルツと利害関係一致してないってだけの話ですからね。

えーと、あー小理屈長すぎましたね。
まあそういうの抜きにしても、非常に見所多しのスカッとする娯楽作品であります。3Dも見応えバッチリ。

映画館で観る価値アリですよ!!

ロロ・トマシ