「俳優達がもったいない脚本。」三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船 りりーさんの映画レビュー(感想・評価)
俳優達がもったいない脚本。
さすが、「バイオハザード」の監督。
3Dアクション映画としての完成度は、凄いと思った。
それに加え、世界遺産での撮影。
豪華絢爛な衣装。
煌びやかな宮廷。
夢ある飛行船。
ミラ・ジョヴォビッチ。
クリストフ・ヴァルツ。
マッツ・ミケルセン。
「タイタンの戦い」でチェックした、ルーク・エバンス。
楽しいに決まっている。
でも、見終わった時の、この不満足感は何??
考えるに、アクションの見せ場シーンのほとんどを、予告編で見てしまっていたからか。
この場面も見た。この場面も見た。
それでは、面白くない。
予告編で見せ過ぎたのは失敗ね。
せっかくの上空での飛行船の戦いは見事なのに。
それと、クリストフ・ヴァルツとマッツ・ミケルセン。
「イングロリアス・バスターズ」や「007カジノロワイヤル」での存在感がウソのよう。
人物造形の浅さ・弱さがもったいない。
悪い奴はもっイヤラシク、とことん悪く描いて欲しかった。
オーリの悪役もイマイチ。
あの優しげなお顔で微笑まれても、悪役に見えない。
イギリスのボンボン役は良いけど。
次回作も作る予定みたいな終わり方だった。
作るなら、登場人物をもっと活かして欲しい。
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