ネタバレ! クリックして本文を読む
...............................................................................................................................................
野球部マネージャーの親友が体調を崩す。
その間だけという条件で代理となった前田が甲子園を目指す。
野球は嫌いだったが、親友を喜ばせるためだった。
で本屋でドラッカーのマネジメントを読んで勉強する。
この本は経営関連の本だが、それを高校野球に応用して行く。
でやる気のなかった弱小野球部はだんだん強くなって行く。
そして地方大会の決勝の日、親友は結局病死。
前田はむなしくなってしまいイジけるが、やがて初心を思い直す。
そしてグラウンドへ向かい、結局優勝。
...............................................................................................................................................
いやー、違う意味でかなり笑わせてもらいました。
まず前田の演技の下手さ。そして選手達のプレーのぎこち無さ。
いやいや、どの県の決勝戦か知らんけど、あの緩慢な動きはないでしょう。
まあ野球にかなりうるさいおれやからそっちばかり目が行くが、
とにかく野球をほとんど知らん人が作ったとしか思えない。
例えば1点リードで9回裏を守るチームが、二死2塁で敬遠とか。
ありえんでしょう、そんな戦術。まるで野球がわかってない。
しかも次の打者が逆転サヨナラ二塁打。相手のアホさのお陰の勝利(場)
それから、弱小チームをわずか1年で強豪に育てた戦略とは・・?
1.何があってもバントをしない
2.全球ストライクを投げる
1に関しては同意。今の高校野球の古臭いバント戦術は、
数学的な見地からは明らかに間違ってるし、この戦略はいいと思う。
でも2に関してはあり得んやろう。
ストライク投げようと思って必ずストライクコースに投げれるのなら、
そんなの何の苦労もないっての。それが出来んからみんな苦しんどるねん。
それって「打者は全打席ヒットを打つ」ってな「戦略」と同じやん(場)
・・・などと酷すぎる映画ではあったんやが、
物語が次々に進むからか、見ててしんどくなる事はなかった。
むしろツッコみまくりながら笑いが止まらない感じ。
これはこれで楽しめたと思うけどね。少なくとも退屈ではない。
それにしてもベストセラーとなった原作本は読んだことがないが、
本当にこんな間の抜けた内容なのだろうか?