「少女の成長を描いた冒険物語」星を追う子ども たっぐさんの映画レビュー(感想・評価)
少女の成長を描いた冒険物語
この作品は少女が自分の信じた道を進む為に奮闘する話。
少女の冒険を通じて二度と戻ることのできない”今”を精一杯生きることの大切さを感じました。
新海監督作品では珍しく主人公の前に悪役が立ち塞がります。その悪役もただ悪いだけじゃなくて、ずっと抱えていた想いなどが描かれてたのがいいですね。
君の名は。でも主人公はとある場所を目指して走っていましたが、この作品でも約束の場所まで少女はあらゆる困難を乗り越えながら進んでゆきます。
新海監督は約束の場所に無我夢中で進む主人公を描くのが好きらしいです。
あと、この作品でも主人公と恋未満の関係になる男性も出てきました。
116分の長さは短めの作品が多かった新海監督の作品の中では最長。これも君の名は。への大切な布石になっていると思います。
ジブリっぽいジブリっぽいと言って深く考えずに叩く人がいますが、自分はこの作品好きですよ。
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