戦火の中へ
劇場公開日 2011年2月19日
解説
1950年の朝鮮戦争を捨て身で戦い抜いた、韓国の学徒兵たちの壮絶なドラマを描く戦争アクション大作。韓国軍司令部が置かれた浦項女子中学校の守備を任されることになった71人の学徒兵たち。物静かな青年ジャンボムは指揮官に任命されるが、気弱な自分が大役を任されたことに戸惑いを隠しきれずにいた。必死に任を果たそうとするが、問題児のガプチョらが規律を乱す言動を繰り返し……。
2010年製作/121分/PG12/韓国
原題:71 Into the Fire
配給:角川映画
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1950年6月25日に始まった、朝鮮半島の北対南の戦争。
日本では1945年に戦争が終結し、そこから復興が始まった。
その時、隣国でどのようなことが起きていたのか。
知らない人が多いのではないだろうか。
他人事ではないこの史実を、我々も知っておくべきであると強く思った。
とても勇敢な戦士たちの実話。
戦争となるとみんなが力を合わせ、戦おうとする。
一緒にいた仲間もすぐに死んでしまう。
最後のシーンはとても感動しました。
これが実話だとは、なんとも悲しいことです。
2017年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
イ・ジェハン監督らしい映像美に戦争が合わさるとこんなにも悲しいのかとつらくなった一本。
直視できないようなつらいシーンも少なくありません。
朝鮮南北の争いを学徒兵の少年たちにクローズアップして描かれています。
主演は気弱で真面目な隊長に任命されてしまったオ・ジャンボム君だと思われますが、ラスト、すべての少年兵一人ひとりを慈しむ気持ちで胸がいっぱいになります。
どの少年兵もうまくさりげなく愛すべきキャラクターに描かれていますね。
クォン・サンウやT.O.Pといった有名俳優ファンだけでなくどんな世代の方にも大きなショックを与えるすごい一本です。
北朝鮮軍少佐役ののチャ・スンウォンの恐ろしくもかっこいい役や、韓国軍大尉のキム・スンウの素晴らしい演技にも注目!!
2016年12月7日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
北の侵攻により朝鮮戦争が始まり、最初のうちは戦力に勝る北に押し込まれ、撤退の連続だった。
アメリカの支援体制が整うまで持ちこたえるため、主戦場以外は学徒動員で対処することに。
訓練もされていない学生が北の正規軍と対戦することになるのだが・・・。
戦争の悲惨さがよく伝わる。
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