英国王のスピーチのレビュー・感想・評価
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可もなく不可もなく
出てる人は大好きな人ばっかり。バルボッサにベラトリックス、ダンブルドアにピーターペティグリューまで。イギリスの映画だからハリーポッターに出てくる俳優が多いね。
内容といたしましては至って普通。つまらなくはないけどやっぱり主人公がほぼ最後までどもりだからテンポが悪い。
バルボッサがラストまでいい味を出していて、なんなら彼が主演でも良かったんじゃないかくらい。
父がかなり面白いよとハードルを上げたためにラストの演説シーンもイマイチに感じてしまった、そんな映画でした。
追伸 ちなみに映画市場最高に燃える演説シーンはインデペンデンスデイのホイットモア大統領の演説。
開戦演説、上手に言えるかだけに腐心させる鈍感作
引っ掛かるのは、開戦なる莫大な殺人の開始を宣言するに際して躊躇などまるで無く、ただ上手に言えるかだけに腐心した、ということ。
猛烈に鈍感でピントがずれているのでは。
結果勝ったからあの演説は正しかったってことか。
尤もらしいだけに苦言を。
国王でも解決できない悩みとは…?
彼は、次男だったけど、女遊びの長男が継承を破棄したので、国王になることに…。
しかし、吃音症だったイギリス王、ジョージ6世。
国民の前などで、生放送で演説をしなければいけない為、
病気を克服する為に色々な医者を辺り、治療を開始する。
治療を任せる事になった言語療法士との
自分がいままで命令された事が為、葛藤もある。
戴冠式後のスピーチが上手くいくのか?
映画を見ながらも応援したくなる、温かい作品です💓
Your Majesty!
吃音症の人が、訓練を重ねることで最後に素晴らしいスピーチをする。
ありきたりだな、とも思ったのですが、こういうありきたりな話に限って
「こう来たか」という作りで作られている、というように考えて観賞しました。
上品な調度品、街並み、・・・色々と「イギリスだな」と思うような感じ。
個人的にとても好みです。
これは、自分に勝った王様の話でも吃音症の苦しみの話でもなんでもなく、
ふたりの、困難に対し頑張って、ひとりは自分と必死に戦い、もうひとりの友は
心に寄り添い励ます。
・・・そんな「男の友情」の話だと思います。
信頼関係って素晴らしいですね。
対等な関係を築くのが難しい、悪化した資本主義の世の中、
こういう関係を築けるのって素晴らしいですし、後、これって男限定なんだよなと
男性が羨ましくなりました。
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男と女→男に下心が生じる可能性がある。(対等になり辛いかもしれない
女と女→どちらかが相手に甘えきってしまう可能性があり、
(対等という関係ではなく、従属か優遇されるという関係に傾いてしまう)
甘える側が優位に立ってしまう。
ジョージ六世の王位継承に伴う感動秘話
現エリザベス女王の父ジョージ6世が国民にスピーチをするため、オーストラリア人の医師と2人3脚で吃音障害を克服した物語。この作品で初めて、国民に語りかけるスピーチが大切な英国王の職務だと知ることができ、その影にこんなストーリーがあったのかと感動した。
葛藤と試練
華やかな国王としての一面ではなく、大きな苦しみと悩みを抱えた一人の人間の試練を描いた良作。史実を基にした映画といえども、歴史や政治を全面に扱うものではなく、あくまでも国王が抱え持つ内側の苦しみと葛藤を描き、人々に投げかける"言葉"の重みと大切さを映し出して観る者に深い共感と感動を与えてくれます。
この映画はカメラワークを多様に使い分けて、ジョージの葛藤や心情を物理的に見事に表現していると思いました。ジョージが吃音の克服練習をしている時のアングルは固定カメラを多用していて、こちらが見守っているような感覚を覚えますし、いざジョージが重臣達向けの宮殿内スピーチに向かう時は、ジョージのすぐ後ろに張り付いた視点で一緒に歩き出し、ドアを開けると重臣達が大勢いる緊張感を追体験できます。そしていざスピーチを始める瞬間には妙にジョージの顔にクローズして物理的に距離を近づけ、あるいは下からのアングルで重臣達を映して圧迫感を演出しています。肝となる終盤の国民向けのスピーチでは、クローズとフェードアウトを使い分けて緊張と盛り上がりを上手く演出させていました。コリンファースの演技も見事な上に、色んな工夫が施されていて面白かったです。チャーチルが似てないのは残念でしたけど…(先にゲイリーオールドマンのウィンストン・チャーチルを観てしまったので余計にそう感じてしまいました)
コンプレックス、英国王としての振る舞いへの葛藤を描く
たんなる英国王という皇族の人間のエピソードではなく、ライオネルという1個人の葛藤を描いていたように思える。
吃音症を抱えるなか家族や友人(言語聴覚士)に支えられ英国王としての葛藤や自身のコンプレックスを克服していく姿に感動です。
大衆の前でのスピーチで、大勢の人の目に晒されながら演説をする緊張感…吃音症というコンプレックスを抱えて生きていく姿をみるのがなんとも心苦しくなりました。
コリン・ファースとジェフリー・ラッシュの演技も良かった。
障害の克服、責任を背負うとヒトは変わる。
王族に生まれたジョージ6世(ファース)は吃音障害を抱えた内気な人間。国民に語り掛け国の方向性や原動力となる重要な仕事であるスピーチを苦手とし、言語療法士の助けを借りて面白いさまざまな方法で障害を克服し、第2次世界大戦開戦にあたって国民を勇気づけるスピーチを披露して人心を得るまでを描かれていた。諦めず信念の強いジョージは、父の死をきっかけに王らしく変わっていく。吃音障害を克服しようと奮闘するシーンが印象深い。
英国王は基本的にメンタル強め。
イギリス王室で、兄が継承するもすぐ後退し、弟のジョージ6世が継ぐことになるが、吃音持ちでスピーチがうまくいかない。そこで資格もなにもない勇敢さと経験のみのローグが吃音克服の講師として招かれる。
王子として接するのではなく、あくまで対等に接し、リラックスするいろんな方法で滑らかに話す方法を模索して、戦争に突入する宣言スピーチでは立派に話す。
実は自分にも軽い吃音があるし、人前で話すこともあるので気持ちがよく分かる。そしてそれを克服する方法も効果的なのがよく分かる。言いにくい単語の前に感嘆詞やちょっとした前置詞を入れたりするのは効果的な方法で自分も実践しているところ。
兄の自分勝手な振る舞いが弟のジョージ6世にお鉢がまわってきて、克服することにつながったので、逆風的に感謝なのかもしれない。
王の苦悩
ずっと気にはなっていたけどなかなか観られず、ようやく視聴。でももっと早く観ておけば良かった…!
先にウインストン・チャーチルも観てたので時代背景はすんなり理解。
王になる葛藤とか重圧とか庶民の私には想像しきれないけど、そこに吃音というハンデ。世界の1/4が英国人で、時代は大きく変わろうとしている第二次世界大戦直前。王の言葉を国民に語りかけることが重要視される状況の中で思うように話せないという苦しみはどんなものなのか。しかも何度もスピーチに失敗してその度に周りをがっかりさせて、恥をかいて、それでも王だからやらなきゃいけなくて、、
心底、庶民で良かった!と思った。
そして、そんなジョージ6世に身分も立場も超えた友人がいて本当に良かった!
吃音という障害の描き方を心因性としてしまっているのは若干問題はあるけど良い映画でした。
75
実話物やヒューマン系の作品はあまり好んで観ないがこれは退屈せずに最後まで澱みなく観れた。もちろん演技は素晴らしいし、王室という触れにくい部分もここまで表現していいのか?と思うほど大胆に描かれていて素晴らしかった。
とても良かった
英国王ジョージ6世とローグとの実話を基にして作られた映画。
主人公は、人前で話す事が苦手な吃音を持っていてそれを治すためにローグの元を訪れそこで自分の苦手な部分に向き合いながら英国王としての威厳をつけていくという話でした。
ジョージ6世は、始め「どうせ上手くいかない」「ダメだ」と嘆いてばかりいたけども自分の症状が意外と簡単な事で克服できるのではと感じた所から必死に向き合う姿が印象的で良かったです。
スピーチにそれほどもの力があるのかと思ったけどもこの映画を観てスピーチにこそ、それほど力があるという事に気づかされました。
言葉の重みを感じました。
自分にも人に伝える為には、話し方に気をつけて言葉の力を借りる事が出来たらいいなと思いました。
人前で話した事のある人なら分かる
吃音症だったイギリス王の話。世界史に疎い自分にとっては、世界大戦下と言う分かりやすい時代背景で感情移入し易かった。
王である事のプレッシャーと戦争へ向かう歴史的スピーチにこの様な事実があったとは驚きだ。コリン・ファースの演技には脱帽。
単調なストーリー
吃音症の王と、それを治す専門家の掛け合いだが本当にそれだけで進行するので山なしオチなし単調なストーリーであった。
公開当時、ウィリアム王子の結婚に沸いてる最中の、その祖父の史実に基づく内容だったからこそ受けたのだろうか。
賞レースを勝ち抜いたとは思えない内容であった。
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