英国王のスピーチのレビュー・感想・評価
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見ているだけで熱くなる映画
僕はよく噛む方なので、噛まずに言える人はすごいな。って思っていて、題名
吃音(きつおん)症に悩む主人公の話ですが、悩んでいる姿は共感。(僕の場合と一緒にするのはどうかと思いますよ。笑)
国王にもなるとこんなにも努力するのかと思うと、バディーを誰と組むのか、日々の葛藤する姿などとても熱くなりました。
クライマックスのシーンはやはり感動することができ、僕も講義、スピーチ、プレゼンをするので、噛まずに話す練習をしようかな。っと奮い立たされれました。
実話というのがまた良い
怖いと思うのは責任重さを知っているから
責任の重さを知っている人が心を決めたとき、人を動かせる大きな力になる
そしてその人のことを心から信じて諦めずに側にいてくれる人がどれだけ心の支えになるか
神様は乗り越えられない人に試練は与えない
とても良いです
可もなく不可もなく
開戦演説、上手に言えるかだけに腐心させる鈍感作
国王でも解決できない悩みとは…?
Your Majesty!
吃音症の人が、訓練を重ねることで最後に素晴らしいスピーチをする。
ありきたりだな、とも思ったのですが、こういうありきたりな話に限って
「こう来たか」という作りで作られている、というように考えて観賞しました。
上品な調度品、街並み、・・・色々と「イギリスだな」と思うような感じ。
個人的にとても好みです。
これは、自分に勝った王様の話でも吃音症の苦しみの話でもなんでもなく、
ふたりの、困難に対し頑張って、ひとりは自分と必死に戦い、もうひとりの友は
心に寄り添い励ます。
・・・そんな「男の友情」の話だと思います。
信頼関係って素晴らしいですね。
対等な関係を築くのが難しい、悪化した資本主義の世の中、
こういう関係を築けるのって素晴らしいですし、後、これって男限定なんだよなと
男性が羨ましくなりました。
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男と女→男に下心が生じる可能性がある。(対等になり辛いかもしれない
女と女→どちらかが相手に甘えきってしまう可能性があり、
(対等という関係ではなく、従属か優遇されるという関係に傾いてしまう)
甘える側が優位に立ってしまう。
ジョージ六世の王位継承に伴う感動秘話
現エリザベス女王の父ジョージ6世が国民にスピーチをするため、オーストラリア人の医師と2人3脚で吃音障害を克服した物語。この作品で初めて、国民に語りかけるスピーチが大切な英国王の職務だと知ることができ、その影にこんなストーリーがあったのかと感動した。
葛藤と試練
華やかな国王としての一面ではなく、大きな苦しみと悩みを抱えた一人の人間の試練を描いた良作。史実を基にした映画といえども、歴史や政治を全面に扱うものではなく、あくまでも国王が抱え持つ内側の苦しみと葛藤を描き、人々に投げかける"言葉"の重みと大切さを映し出して観る者に深い共感と感動を与えてくれます。
この映画はカメラワークを多様に使い分けて、ジョージの葛藤や心情を物理的に見事に表現していると思いました。ジョージが吃音の克服練習をしている時のアングルは固定カメラを多用していて、こちらが見守っているような感覚を覚えますし、いざジョージが重臣達向けの宮殿内スピーチに向かう時は、ジョージのすぐ後ろに張り付いた視点で一緒に歩き出し、ドアを開けると重臣達が大勢いる緊張感を追体験できます。そしていざスピーチを始める瞬間には妙にジョージの顔にクローズして物理的に距離を近づけ、あるいは下からのアングルで重臣達を映して圧迫感を演出しています。肝となる終盤の国民向けのスピーチでは、クローズとフェードアウトを使い分けて緊張と盛り上がりを上手く演出させていました。コリンファースの演技も見事な上に、色んな工夫が施されていて面白かったです。チャーチルが似てないのは残念でしたけど…(先にゲイリーオールドマンのウィンストン・チャーチルを観てしまったので余計にそう感じてしまいました)
コンプレックス、英国王としての振る舞いへの葛藤を描く
障害の克服、責任を背負うとヒトは変わる。
英国王は基本的にメンタル強め。
イギリス王室で、兄が継承するもすぐ後退し、弟のジョージ6世が継ぐことになるが、吃音持ちでスピーチがうまくいかない。そこで資格もなにもない勇敢さと経験のみのローグが吃音克服の講師として招かれる。
王子として接するのではなく、あくまで対等に接し、リラックスするいろんな方法で滑らかに話す方法を模索して、戦争に突入する宣言スピーチでは立派に話す。
実は自分にも軽い吃音があるし、人前で話すこともあるので気持ちがよく分かる。そしてそれを克服する方法も効果的なのがよく分かる。言いにくい単語の前に感嘆詞やちょっとした前置詞を入れたりするのは効果的な方法で自分も実践しているところ。
兄の自分勝手な振る舞いが弟のジョージ6世にお鉢がまわってきて、克服することにつながったので、逆風的に感謝なのかもしれない。
王の苦悩
ずっと気にはなっていたけどなかなか観られず、ようやく視聴。でももっと早く観ておけば良かった…!
先にウインストン・チャーチルも観てたので時代背景はすんなり理解。
王になる葛藤とか重圧とか庶民の私には想像しきれないけど、そこに吃音というハンデ。世界の1/4が英国人で、時代は大きく変わろうとしている第二次世界大戦直前。王の言葉を国民に語りかけることが重要視される状況の中で思うように話せないという苦しみはどんなものなのか。しかも何度もスピーチに失敗してその度に周りをがっかりさせて、恥をかいて、それでも王だからやらなきゃいけなくて、、
心底、庶民で良かった!と思った。
そして、そんなジョージ6世に身分も立場も超えた友人がいて本当に良かった!
吃音という障害の描き方を心因性としてしまっているのは若干問題はあるけど良い映画でした。
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