ちいさな哲学者たち

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ちいさな哲学者たち

解説

フランスの幼稚園で世界で初めて取り入れられた、子どもが行う哲学の授業に2年間密着し、成長を見守るドキュメンタリー。仏セーヌ地方にあるジャック・プレベール幼稚園では、3歳~5歳の子どもたちが哲学を学ぶという画期的な取り組みが行われている。幼児クラスを受け持つパスカリーヌ先生は月に数回、子どもたちを集め、男女関係や貧富の差、人種問題などさまざまなテーマについて議論。子どもたちはそれぞれ自分の言葉で語り合うことで考える力を身につけ、大人たちもまた、この取り組みに試行錯誤しながらともに成長していく。

2010年製作/97分/G/フランス
原題または英題:Ce N'est Qu'un Debut
配給:ファントム・フィルム
劇場公開日:2011年7月9日

スタッフ・キャスト

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フォトギャラリー

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(c)Ciel de Paris productions 2010

映画レビュー

2.0幼児教育ドキュメンタリー

2020年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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odeonza

4.5個人に大人もこどもも関係ない

2019年11月12日
iPhoneアプリから投稿

楽しい

知的

難しい

こどもは大人の言うことをきいていればいい、 こどもは考える力がない、なんてハズはない。 こどもも大人もみんな一人一人思考するけど、それを言葉にしないと伝わらない。自分が考えることは他者と違う。それでいい。 そんな当たり前のことをこどもたちに教え、大人たちに思い出させてくれるドキュメンタリー。 家族で話す機会はなかなかない(なかった)生や死や愛や友情などの抽象的かつ重要なことがらとともに、私たちはみんな違うがみんな同じだと教えてくれるいい授業だった。

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ももも

4.0哲学と道徳教育との違い

2019年10月30日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

個人評価:3.9 3才から5才の子供たち。偏見がなく、またある意味では偏見の塊のような彼等。そんな子供達が哲学について考えるなんて、とても興味深い題材のドキュメンタリー。 わたしの小学生時代は、道徳の授業が週1回だけ設けられており、現代の日本では、道徳がさらに教科としての位置付けに考えられている。他者とどう向き合うべきかの道徳と比べ、哲学は自身とどう向き合うべきかの学問であると感じ、日本教育との差が見受けられ興味深い。 本作の子供達は、その無防備な脳に哲学をぶつけられ、今まで動いていなかった別の脳の回路が転がる様に動き出し、自身のコトバで物事を考え判断する様になっていく。素晴らしい授業だと思うし、大人達も教えられる事が多々ある作品だ。

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カメ