「そこまで来ている」わたしを離さないで しん太朗さんの映画レビュー(感想・評価)
そこまで来ている
クローンについて、改めて考えるきっかけをもらった作品。下準備も無く見てしまったので、見終わった時は後味が悪く、自分にとって余計な世界を観てしまったと後悔した。
しかし、ずっと心に引っ掛かり、自分に灰色の得体の知れない何かを背負わせ続けていた。良くも悪くも、自分の心に引っ掛かり続ける、そういう話は珍しい。
それから暫くして、NHKの「クローン人間の恐怖」というドキュメンタリーを見て、ハッとした。余計な世界というのは誤解で、すぐそこにある世界であり、そこは、もう扉を開けるかどうかだったのだ。
もう少しクローンについて、学んでからまた書きたいと思う。
コメントする