源氏物語 千年の謎
劇場公開日:2011年12月10日
解説
「人間失格」「ハナミズキ」の生田斗真を主演に、作家・高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」を映画化。「愛の流刑地」の鶴橋康夫監督がメガホンをとり、“物語の中の光源氏の世界”と“物語を書いた紫式部の世界”が交錯する世界を描く。共演に窪塚洋介、東山紀之ほか、中谷美紀、真木よう子、田中麗奈、多部未華子ら豪華女優陣が結集する。
2011年製作/135分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2011年12月10日
劇場公開日:2011年12月10日
「人間失格」「ハナミズキ」の生田斗真を主演に、作家・高山由紀子の「源氏物語 悲しみの皇子」を映画化。「愛の流刑地」の鶴橋康夫監督がメガホンをとり、“物語の中の光源氏の世界”と“物語を書いた紫式部の世界”が交錯する世界を描く。共演に窪塚洋介、東山紀之ほか、中谷美紀、真木よう子、田中麗奈、多部未華子ら豪華女優陣が結集する。
2011年製作/135分/G/日本
配給:東宝
劇場公開日:2011年12月10日
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2011年11月15日紫式部が作る物語のストーリーと、式部自身の側のストーリーと、ふたつを同時に楽しめて欲張りな楽しさ。
俳優さんたち、衣装や建物など、美しく(時代検証的な細かいことはわからないけれど)、ひとつのシーンで充分な間を取ってくれていたので、優雅な気分で味わえた。
CGぽさも、前面に出てくると興ざめたけれど、あまり気にならなかった。
最後の式部の言葉でキマリ。
「多くの人を引き付けてやまないあなたは、その有り余る幸せの分だけ血を流して生きるのです。それがあなたの人生」
そういうものだよね、と。
紫式部と清少納言のどちらが好きかと言えばもう圧倒的に清少納言。
式部日記など含めてもその感じが昔の昼ドラか?という内容が好みじゃなくて、だから古典好きではあるが源氏物語の話が好きかっていうともう全然ダメで、瀬戸内寂聴訳の物は読んでいてかなりウンザリした。
だが彼女の文章自体は日本のこの時代の言葉の美しさがありその文体の才能というのはあるのだろうと思う。
これは源氏物語と紫式部の現実世界(とも言えないけど)を融合と言うので、見たいかも、と思ったらAmazonプライム・ビデオにさくっとあったので視聴。
原作にも清少納言の文章にもよく出てくる「衣ずれ」の音
これをかなり意識して入れてるのね、と言うのが最初の印象。
当時はこの衣ずれの音で、男女の衣類の着脱を表していてそれが営み音に繋がったわけです。
現代なら ベッドの軋む音。
なんだけれどこの作品においては、ちょっと余計に入れすぎた感はあった。あの沓(くつ)のカポカポいう音もです。
初っ端の一番の違和感はもう何と言っても
桐壺。あれは、あの配役はないわーー。
あんな気の強そうな顔はダメでしょ。
窪塚の安倍晴明は、かなりの批判はあるようだが桐壺に比べたら、あれはあれで棒読みちっくな感じ含めてまあアリ。でもいい。
謎ってなに?
なんで源氏物語を書いたか。
これはもう古典好き日本史好き でなくても一応学習した者であれば定説な内容で
そりゃあ帝を家に呼ぶため。ほんとかどうか知らんけど。
藤原道長は、兄の道綱が早世した事もあって栄耀栄華をきわめていく。
道長に言い寄られたけど相手にはしなかったわ、的な文章が式部日記の方には残ってるらしく(千年後の世の人間に日記読まれるってどうなの?)
全部正直な解釈は出来ないだろうから、もしかしたらこの映画的展開も多少はあったのかもしれない。
道長は今まで丸顔系のでっぷりした配役が多かった中、東山の道長は大いにアリだなあと思った。
当時はお化けや怨霊は いた。と私は思ってる。はい。
現代は漆黒の闇がほぼない。
なので彼らの棲家がない。
絶滅です。
生き霊というのは最も強烈で怖いという。
呪い殺す、ってほど現代人はヤワじゃないが、当時はあったんじゃないかなって思っている。
田中麗奈がなかなか良い。
邦画にしてはちゃんとお金掛かってますよ。
ハリウッドと比べてはダメです。
というのもこういう芸術に出資する企業が日本にはないし世界的収入に繋げられないんだから悪循環的に無理です。
映画として登場人物が絞られていて
これは紫式部と藤原道長の物語であってそれに源氏物語が絡む、と言った見方をすれば、全く問題ないように思えた。
お金払って見てないからかな。
アリでした。
名前は平安時代なんだけど、テイストは韓国映画の時代物。
うーん🧐なんだか、日本の歴史を冒涜しているようにも感じる。
女優は豪華なんだけどね。
なんだか、トホホな脱力感が残ります。
映像は綺麗なので出演者のファンなら、是非。