プチ・ニコラ

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プチ・ニコラ

解説

ルネ・ゴシニとジャン=ジャック・サンペによるフランスの国民的絵本「プチ・ニコラ」を実写映画化。「モリエール 恋こそ喜劇」のローラン・ティラールがメガホンをとる。1960年代のパリ。想像力豊かな少年ニコラは、優しい両親と友達に囲まれ、幸せいっぱいの毎日を過ごしていた。そんなある日、ニコラは両親の会話を盗み聞きし、弟が生まれると信じこむ。弟が生まれたら森の中に捨てられるかもしれないと不安になったニコラは、両親の気を引き、母親の出産を阻止しようと奔走するが……。

2009年製作/91分/G/フランス
原題または英題:Le Petit Nicolas
配給:コムストック・グループ、フェイス・トゥ・フェイス
劇場公開日:2010年10月9日

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映画レビュー

5.0フランス人の個人主義がよく分かるお話だった

2024年2月21日
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マサシ

3.0原作未読 アメリカンコミックに飽きたら

2023年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

非常に似た作りの映画に「グレッグのダメ日記」というアメリカのホームコメディがあります。これもたぶんコミックが原作で、それを忠実に映画化したお話。タイトルロールはまるで模写したようにそっくりです。どうやらこの映画からパクったもののようですね。

どちらもティーンエイジャー未満の男の子が主役で、学校の友達と他愛もない事件に一喜一憂しながら成長していく物語。違いがあるとすれば、「プチ・ニコラ」では1960年代が舞台で、当時のフランスと現在ではおそらく社会通念がずいぶん変わっているということ。

当時のインフラでは、家庭に電話が普及し、テレビが家に一台あるかないか。奥さんは主婦業に専念し、シングルマザーはまだ目立たない。所得格差はこの頃からあるようだけど、公立の学校にはお金持ちの子も、非常に優秀な子もごちゃ混ぜに存在する。そんな時代を忠実に映像化したコメディで、フランス流の笑いが独特の雰囲気ですが、子供の可愛さは万国共通。内容も普遍的なもので、兄弟が出来たら、きっと僕は捨てられるに違いないと思い込んだニコラが、悪友たちと考えた作戦を実行していくと、先々で騒動が巻き起こるというドタバタ喜劇です。

笑いのツボはずいぶん違うようだけど、ラストの食卓で、お父さんがニコラを笑わそうと披露する百面相は爆笑ものです。きっと有名なコメディアンなのでしょうね。映画そのもののの出来は可もなく不可もなく。笑いの感覚が合う人には楽しめるでしょう。

2018.7.31

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うそつきカモメ

3.0フランスで長く愛され続けてきた国民的人気絵本が原作

2019年1月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ケンカばかりしているのに急に仲良くなった両親。それだけで弟ができると確信したニコラ少年。クラスの仲間、ジョアキムに弟ができたと聞いたことと、先生が「親指小僧」の話をしただけで妄想が膨らんでしまったのだ。

 小学生低学年なのだろうか、とにかく個性派揃いで笑わせてくれる。ギャングにまだ生まれてもいない弟を誘拐してもらうという発想には驚かされるが、大人が重要だと思っている社長の接待や大臣の学校訪問なんてことには何の関心もないことがいい。

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kossy

4.0笑いありいろいろ学べる作品

2018年11月27日
iPhoneアプリから投稿

この映画は「スタンド・バイ・ミー」とは違った子供の視線を具材とし作られていて面白かった。

ニコラとその友達の個性もそれぞれ強く、それぞれ良かった。
子供の考えは面白く、天才的なのがこの映画を通じてわかった。

フランスでは子供の教育として見せている映画だそうで、確かにいい映画であり学ぶことが多い作品に感じた。

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rrr.

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