「エンタメに徹しよう!」のぼうの城 こばこぶせんさんの映画レビュー(感想・評価)
エンタメに徹しよう!
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脚本あっての、原作、原作あっての映画だったはず。
それでも、原作より見劣りする部分が多かった。
原作はあまり読みやすい本ではなかった。
ともあれ…
秀吉役の市村正親を見て思った。ギャグだ。
成田長親の野村萬斎。いい味出している。
田楽のシーン。最高!
田んぼのところのもいいし、敵陣に見せるシーンも良い。
実際には、あんな遠くから田楽は見えないと思うけど、演出の一つということでよい。
野村萬斎のpvのような作品と呼べる。
佐藤浩市、あんな役しかできない。
ぐっさん、あんな演技しかできない。
山田孝之、あんな演技しかできない。
基本的にエンターテイメントなのだと思う。
泣かせるとか感動させるとかでなく、華やかな打ち上げ花火的に、人々を驚かせ楽しませればよい作品なのだと思う。
だから、佐藤浩市や山田孝之みたいに、真剣な糞詰まりな表情の演技も必要だったのかもしれない。
そういう意味でも、エンディングに現在の行田市が出てきたのは、悪くないと思う。
ところで、水攻めの時って、あんなに水が勢いよく入ってくるの?
じんわり、ひたひたやってくるのではないの?
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