劇場公開日 2012年11月2日

「【野村萬斎が演じる、歴史上は無名な成田長親の舞の姿に魅入られる。秀作。】」のぼうの城 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【野村萬斎が演じる、歴史上は無名な成田長親の舞の姿に魅入られる。秀作。】

2019年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

ー 野村萬斎が演じるのは、石田三成率いる2万の軍勢を500の兵、領民で食い止め、豊臣秀吉が唯一落とせなかった忍城の城代。

  普段は飄飄としながらも、肝心な局面になると、野村萬斎のあの独特な野太い声をベースにした主君としての、決然たる意志を毅然とした態度で示すところに魅入られた作品。ー

◆ 野村萬斎 現代日本における稀有な演者である。
 私の観た作品群で彼が主役を演じた作品で期待を裏切られた事はない。

 ・「スキャナー 記憶のカケラ」(この作品、余り話題にならなかったけれど面白かったなあ・・。)

 ・「花戦さ」(観た方は、是非、京都の六角堂にお参りして頂きたい・・。)

 ・「七つの会議」(サラリーマンであれば、八角の生き方に強く惹かれるだろう。)>

<2012年11月3日 劇場にて鑑賞>

NOBU