「しっかり泣かされました」神様のカルテ くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)
しっかり泣かされました
原作を読んで泣かされていたので、泣きのポイントは
判っていたつもり。
だから、映画館では泣かないで観れると思ったのに・・・。
しっかり映画館でも泣かされました。(笑)
原作との比較をしてしまえば、結構小さい箇所、大きい箇所と
違いは有りましたが、映画としてはしっかり楽しめ、泣かされ
心に残る一作になりました。
あえて気になった点を数点言えば、山々の風景を見るシーンで
もう少しクッキリ山が見えないものなのかなぁ・・・と。
あの街から見えるのは、あの位だからあえて忠実にだったのでしょうか?
オープニングに、宮崎あおいさんが山に居るシーンで、とても綺麗な
山の景色を見せてくれたので、余計に思いました。
それと、出演者みなさん素晴らしかったですが、加賀まりこさんの
死の前でも目力が強かったのは、力強く最後の際を生きたから?
それとも元々の目力が強過ぎ?(苦笑)
もちろん、映画の中の加賀さんは、とても素敵でしたが
ちょっと気になりました。
もう一つ、主人公の栗原先生の愛すべき変人ぶりは、もう少し
映画でも描いて欲しかったなぁ。
これだけ書くと、まるで面白くなかったかと思われそうですが
映画は本当に面白かったです。
わざわざ会社を休んで観に行った甲斐がありました。
それにしても私、涙腺、ゆるくなったかなぁ・・・。(^^;
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