劇場公開日 2011年8月27日

「沁みた。泣いた。」神様のカルテ AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0沁みた。泣いた。

2011年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

栗原一止先生の
日々,迷いながらも命と真摯に向き合う姿が好印象そのもの。

良心が見える周りの存在とともに,
観るほうも彼に寄り添って応援できた。

僕自身,患者の立場だからこそ,
安曇さんの病んでしまった孤独が痛いほど響く。

そして,出会いの光明によって笑顔取り戻す変化が嬉しい。

寄り添い寄り添われてしか人間は生きていけない。

それを,あざとさ無く,丁寧に伝える優しいドラマ。

今作の世界感は理想像に過ぎるが,
医者ものはそれでこそだと思う。

AKIRA