「沁みた。泣いた。」神様のカルテ AKIRAさんの映画レビュー(感想・評価)
沁みた。泣いた。
栗原一止先生の
日々,迷いながらも命と真摯に向き合う姿が好印象そのもの。
良心が見える周りの存在とともに,
観るほうも彼に寄り添って応援できた。
僕自身,患者の立場だからこそ,
安曇さんの病んでしまった孤独が痛いほど響く。
そして,出会いの光明によって笑顔取り戻す変化が嬉しい。
寄り添い寄り添われてしか人間は生きていけない。
それを,あざとさ無く,丁寧に伝える優しいドラマ。
今作の世界感は理想像に過ぎるが,
医者ものはそれでこそだと思う。
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