劇場公開日 2011年8月27日

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日輪の遺産のレビュー・感想・評価

全28件中、1~20件目を表示

4.0本作の主役は、ある意味19人の少女たちということになる。 かなりの...

2024年5月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

本作の主役は、ある意味19人の少女たちということになる。 かなりの力仕事であるにもかかわらず、12,3歳の少女たちが駆り出され、詳細は知らされないまま作業にあたり、事情も分からないまま口封じのため毒殺される運命にあったとは。 少女たちが日本の未来のために自分から進んで死を受け入れる姿は泣くしかない。

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省二

2.5オトナのおとぎ話…「もう一つの本土決戦?!」

2024年5月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

2011年、角川映画。新田次郎原作。 終戦直前の日本。 「マレーの虎」山下奉文将軍が、フィリピンでマッカーサーが秘かに蓄財していた900億円の財貨を発見し、日本へ送る。 これを終戦までのわずかな時間のうちに、国庫から持ち出し、隠匿しようとする国家ぐるみの大作戦。 阿南惟幾(陸軍大臣)、杉山元(第一総軍司令官)、梅津美治郎(参謀総長)、森赳(近衛第1師団長)、田中静壱(東部軍司令官)など、 『日本のいちばん長い日』の主要キャストが一堂に会して、二人の将校(真柴少佐と小泉中尉)に極秘任務を与える。 このふたりに、運転手兼用心棒の望月曹長を加えたチームでこの難題に挑む。 小泉中尉は、死を決意した真柴少佐を諭す。 「我々はたった3人で、もうひとつの本土決戦をおこなうのです」 作業終了後には女子学生を殺せ、 という命令を破棄させるため、切腹真っ只中の阿波陸相を訪れる真柴少佐。 すべては、おとぎ話だと考えれば腹も立たない。 堺雅人、福士誠治、中村獅童、ユースケ・サンタマリア、土屋太鳳らが好演。 軍隊経験者のいない時代に作る戦時の映画。 なかなか難しいものだ、という☆2.5

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Haihai

3.5御国のために尽くした少女たち

2023年8月16日
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泣ける

悲しい

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mitty

3.0終戦前、マッカーサーの財宝を祖国復興のため隠匿するという極秘任務。...

2022年6月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

終戦前、マッカーサーの財宝を祖国復興のため隠匿するという極秘任務。 とても切ない結末。残される人たちも切ない。 ストーリーは良かったけど、はっきりと描かれていない部分もあるのでぼやけている感じがしてちょっと物足りない感じが残念だった。

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よっしー

3.0何も知らないで観ていたら、途中まで事実の物語だと勘違いしてしまった。あってもおかしくない話。

2020年4月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

2.0いざ来いニミッツマッカーサー!

2019年10月28日
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鑑賞方法:VOD

堺さんはやっぱ軍人じゃないねぇ。似合わない。 話の筋もいまいち。なぜ乙女たちが自決をしなければならなかったのか。守秘義務ということを考えても、なおよく分からない作品。

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さすまー

3.0堺雅人主演で映画化。昭和20年8月10日、帝国陸軍の真柴少佐は、陸...

2019年9月11日
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鑑賞方法:映画館

堺雅人主演で映画化。昭和20年8月10日、帝国陸軍の真柴少佐は、陸軍が奪取した900億円ものマッカーサーの財宝を陸軍工場へ移送し隠匿(いんとく)せよと密命を受ける。その財宝は、敗戦を悟った軍上層部が祖国復興を託した軍資金だった。真柴は小泉中尉や望月曹長、そして勤労動員として呼集された20人の少女たちとともに任務を遂行するが……。

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てかる

4.5第二次世界大戦末期の哀切な物語に涙した

2019年5月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

けなげな少女たちと先生の姿を明るく描いているからこその悲劇に涙をこらえる事ができなかった。ラストに救われた。今を時めく土屋太鳳さんが子役で出演しています。

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NOBU

1.5美化

2016年12月31日
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everglaze

3.0復興遺産

2015年11月9日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

敗戦後の復興の為にマッカーサーの財宝を秘密裡に移送し隠匿する話。 実話じゃなくて良かった。

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pazoo

2.5途中まではよかったんだけどな…

2015年9月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

途中まではよかったんだけどな…

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Snufkin74

4.5忘れまじ悲しい戦争の時代

2015年3月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最初は大人の出演者の配役が?と思ってしまいましたが、女学生の演技は心打ちます。素晴らしいです。 戦時中の悲しい出来事をつらつらと。 特段のSFXや兵器が出るわけでは無いですが、戦時中の臨場感はよく出ています。 最初から最後まで食い入るようにして見てしまいました。 良い映画です。 真夏のオリオンより良い。

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44mm

3.5最後が泣かせポイントなので、それまでは流して見た方がいいです。

2014年5月5日
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泣ける

悲しい

浅田次郎さんの小説はほとんど読んでおらず、この映画の原作も読んでいませんが、今まで映画化されたものを見た感じでは、どこかで見たような話をうまく組み合わせてストーリーを作っているものが多いような気がします。 この映画もそんな感じだったけど、組み立てに失敗したのか、うまく加工しようとして、テクニックに走りすぎたのか、それとも演出上の都合(少女の演技力?)なのか、泣かせるポイントが自分の予想とずれていて、泣けませんでした。 自分としては、ここでくるだろうというポイントをスル―され、しかもスル―のしかたがとても不自然だったので、すごくひっかかりました。 当然このひっかかりを解消する、どんでん返し的なことが起こるのだろうと思っていたら、何も起こらず、そのまま終わってしまった。 たぶん最後が、泣かせる最大のポイントで、映画館に来ていた周りの人はほとんど泣いているようだったけど、私はここできてくれ、というポイントをはずされたので、泣けなかった。 全体的にかなり不自然なところがあり、テーマも特に強調しているところはなく、よくわからなかった。 本格派のリアル系映画というより、最後で泣かせることを目的とした映画だと思うので、細かいことは気にせず、ファンタジー映画のつもりで流して見る方がいいと思います。 ちなみに、エンドで元ちとせさんが歌っている宣伝の曲が流れるものと思っていたら、流れませんでした。

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Push6700

3.5一誠以貫之

2014年1月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

知的

難しい

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shimo

3.5少女たちの運命に戦争の不条理を問う

2013年1月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

昭和20年8月、真柴少佐は陸軍からある密命を受ける。陸軍が奪取したマッカーサーの財宝を隠匿せよ。価値にして900億、今後の日本再興となるべく資金。任務遂行の為に集められたのは、真柴を含む3人の軍人と、一人の教諭と20人の少女たち…。 浅田次郎の小説を、「半落ち」の佐々部清監督が映画化。 極秘任務に関わった軍人に堺雅人、中村獅童、福士誠治、少女たちの先生にユースケ・サンタマリア、この話を語る現代の老女に八千草薫…真摯な演技に心打たれる。 でも、この映画の真の主役は20人の少女だろう。 マッカーサーの遺産の移送・隠匿の任に集められた少女たち。 だが、少女たちには事実は伏せ、武器と偽る。 微塵も疑わず、日本の為と信じ、懸命に働く少女たち。 その健気な姿には、任務に関わった真柴ら周囲の大人でなくとも、感情移入してしまう。 真柴たちと少女たちの間に交流が生まれ、任務終了直前、真柴にある命令が下る。 教諭と少女たちに毒を盛り、口封じせよ。 真柴たちが取った行動は…。 この話が史実でなくて良かったと心底思った。 あまりに不条理過ぎる。 戦争の不条理…それが当時の日本では暗黙の了解だったのだろう。 しかし、それに抗い、少女たちの思いを守ろうと奮起し固く誓った真柴たちの心を信じたい。 僕はこういう戦時中の映画を見る度思う事は、今戦争映画を作る意義は反戦映画である事。 戦争映画はド派手な戦場シーンを描いて人気だが、正直そんなのは要らない。 本作でも派手な戦場シーンは一切登場しない。戦争に運命を翻弄された人々を通して、戦争の罪を問う。 この映画は有りだ。

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近大

3.0なぜ少女たちは頑張れたのか

2012年2月5日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

金額はともあれ、このような隠し財宝があったかどうかは分からないが、少女たちが身を粉にして勤労に励んだのは御国のためと思えばこそである。 この、御国のためというのは、戦争に勝つためという意味だったのだろうか。 たしかに戦時中はそうであったろう。だが、昭和20年8月10日といえば、軍の上層部だけでなく、多くの国民が敗戦を意識していてもおかしくない。 こうした状況の中で御国のためというのは、もはや戦争に勝つためではなく、日本の未来のためという思考の変化だ。国の未来のためにだったら、この身を粉にしても頑張らなくてはと、少女たちはそう思ったに違いない。 それに引き換え、軍の上層部は、未来のため、日本の復興のため財宝を隠匿することを思いついたのはいいが、この期に及んでまだ犠牲者を増やそうとする。特攻隊や人間魚雷、いったいどれだけ若い命を無駄にしたら気がすむのだろう。軍にとって御国のためは、いまだ目の前を取り繕うことしか頭になく、ほんとうの意味で未来を見据えていない。 これは3・11大震災の後の日本にも同じことが言える。 いま、日本は死に物狂いで復興を急がなければならない。GNP世界2位まで躍進した経済成長も、震災や新興国の台頭で力が落ちてしまった。原発の停止による電力不足や急激な円高等で、日本の生産業はガタガタだ。にも関わらず、政府からは未だ具体的かつ抜本的な政策が打ち出されていない。 これは国が国民ひとりひとりの生活水準を犠牲にして凌いでいるということだ。 震災からもうすぐ1年になろうとしている。腹をくくるのが国民であってはいけない。国の長(おさ)はそのためにこそある。

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マスター@だんだん

4.0犠牲になった19人の少女たち......二度と悲劇は繰り返してはいけません....。

2011年9月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

冒頭で赤鬼が「命令解除!」と妻に残して亡くなりました.....。 何のことか?ボケているのか?.....と、思っていたら..... その真相が、妻によって語られました.....。  山下将軍が奪取したマッカサーの財宝を秘密裏に陸軍工場へ移送を行った20名の少女達とその教師......。 祖国のために、明るく一生懸命作業をする少女達に任務完了後非情な命令が......。 久枝ちゃん.....可愛かった....健気でした。 マッカーサーに立ち塞がるシーン.....素晴らしかった....。 他、19人の少女達.....無事任務を遂行し、体の汚れを落とし新しいシャツを配給され満面の笑顔......健気過ぎます.....。 最後に財宝を守る彼女等......玉音放送を聞いた彼女たち.....アメリカ軍から絶対に守るんだとういう意志なのか......泣けました......。 赤鬼曹長.....立派でした....カッコよかった..... 久枝ちゃんを守ったシーン.....涙が止まりませんでした。 中村獅童 嵌り役です。 小泉中尉.....マッカーサーに単身で直談判......。 「日本は、二度とパールハーバを奇襲しない.....しかし、経済大国になって再びアメリカ経済を席巻して見せる!」 .....かっこいいではないですか......。 真柴少佐.....少女達に下された非情な命令を解いてもらうために奔走......謎の伝令の男との一騎打ち.....見直しました! 梅津陸軍大将に面会することが叶なって、「幽窓無暦日」と書かれた紙切れを渡される..... 監獄の格子窓に月日はない。使命という 監獄の孤独にただ耐えよ.....という意味だそうで... そんな時代だったのですね.......。

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51です

5.0少女たちの醜く、悲しい歌

2011年9月8日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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カバン

4.0よく出来ています

2011年9月6日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

浅田次郎の原作にほぼ忠実に展開されている。 原作を読んでいるとより良く理解出来ます。 浅田文学の世界は、現実と虚構の入りまじりが激しいので、 賛否両論だけど文章の上手さは確実に素晴らしい。 読みやすいのだ。 これを映像にするとどうなるか? 「日輪の遺産」は浅田が自分の文学の原点といっている。 5年かけただけの映像に仕上がっている。 いい映画だと思う。

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akiraパパ

3.5よくできた映画だが…。

2011年9月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

何と言っても20人の少女たちの笑顔がすばらしい。陸軍が奪取した900億円ものマッカーサーの財宝を陸軍工場へ移送し隠匿せよと密命を受けるというストーリーもスリルがあってよかった。十分、楽しませてくれる映画なのだが、そもそも原作の浅田次郎が伝えたかったことと今の日本との間にギャップがあって、なぜ今、映画化する必要があったのかという疑問が残った。 敗戦後の復興。ジャパンマネーがアメリカを席巻する。そんな時代もあったが、失われた10年が失われた20年と言い換えられ、政治の機能不全、戦後経済モデルの限界の露呈、少子高齢化への非対応、IT分野での劣勢などマイナスの要素ばかりが目立つ昨今のニッポン。 この映画を観て、だから頑張らねばとはまったく思えなかった私。映画の発したメッセージが伝わらなかった点が残念だった。

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温故知新