グッドモーニング・プレジデントのレビュー・感想・評価
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☆☆☆★ ※ 鑑賞直後のメモから 3人の大統領のドタバタ騒動記。 ...
☆☆☆★
※ 鑑賞直後のメモから
3人の大統領のドタバタ騒動記。
面白い事は面白いのだけど、殆どが(1)と(3)の大統領の恋愛模様だけで事は足りる。
そこに(2)の若い大統領の恋愛部分を強引にねじ込もうとするから、内容に無理が生じて来る。
一応は(2)の大統領が、最後にアドバイスらしき意見を言う事で、話に繋がりを持たせてはいるが…。
これはつまり、興行的に若い韓流スターの恋愛場面を入れなければいけなかった反動…と言ってよいのかも。
そんな無駄な場面がなければ、(1)と(3)の話自体が。元々面白いのだから。(2)の大統領の尺を、それぞれ(1)と(3)に振り分ける、だけで良かったものを…。
更に言えば、恋愛模様の騒動はじっくりと描きながらも、政権交代は突如起こるので。観ている観客には「オイ!オイ!何があった?」と、一瞬唖然としてしまうのも困ったところ。
それでも、それぞれの大統領に仕える側近が、気紛れな言動や行動にアタフタする辺りや。野党側が策略を巡らすが、裏目となる辺りは面白い。
また、歴代の大統領との厨房での会話のやり取りはとても魅力的でした。それだけに、勿体ない映画でしたねえ。
2010年8月2日 シネマート新宿/シアター1
オムニバスでコメディだと認識すべし
オムニバス形式で、しかも共通のキーパーソンがいると気づくのは中盤以降。 質の悪いコントみたいな演技が時折出てくるので、あまり笑えなかった。ただ、全体の印象は個人的にそんなに悪くない。自信をもって勧められる映画でないことも確かだが。
屁をふるチャンドンゴン、イケメンしかも大統領
見た事を後悔してもしょうがないけど、腹立たしい映画でした。
「ただ日本を皮肉りたいだけのしょぼ映画」と思い込んでしまう自分は相当なひねくれ者なんだろう、そう思いたいけどやっぱり無理だった。
日本をバカにするシーンは差し置いても、つまらない映画でした。
うーん
この映画は三人の大統領の話を描いたもので、一つ目の大統領の話は宝くじをめぐる話でコミカルで愉快でだったが、これで終わり?というような印象で、終わりが見えなかった。
だが二つ目の大統領の場面で同じようなシーンが出てきたとき、ここが鍵の場面かと理解した。
初めから三人の大統領の話だと聞いておかなければわかりにくいかと思う。
ただ、二つ目の大統領の物語は時折、不愉快だった。
韓国で作られた映画故に、仕方ないかとは思うが…、
日本の大使が出てくる場面がある。
その大使はつたない韓国語を無理に話し、二つ目の大統領にとても見下げられていた。
「見下げないでください」と二つ目の大統領が言っていたが、見下げているのはどっちだといいたいくらい、終始出てくる日本の話ではとても対抗的で、本当に不愉快極まりなかった。
韓国では、日本との外交の話題はこう扱われるのか、こう思われているのかと、思わざるをえない。そんな印象だった。
以上のこと以外では、コミカルだったし、笑える場面も多かった。
だが韓国に対する日本の扱いがこんなものなのかと思うととても不愉快になってしまった。
この映画でのことが実際に韓国での印象ならと思うとショックだ。
ただの映画内のことだろう、と言われればそれまでなのだろうが…。
韓国の映画なので日本人に見られることを考えていないとは思うが…。
それを抜いても不愉快だ。
日本の映画で、韓国やほかの国をこんな扱いをする映画は見たことはない。
日本の扱い方を気にしない人は見ても終始笑えるだろうと思う。
シャル ウィ ダンス? ^-^
リアルさには欠けるものの、コメディタッチで楽しい作品でした♪
お客さんは、韓国シネマファンの方が多いようでしたが、
万人受けする作品だと思います。
3人の大統領が描かれているのも、個人的には良かったです。
「大統領も一人の人間である」という寛容な視線
韓国の大統領官邸である青瓦台(せいがだい)の専属シェフの視点から、男女3人の大統領たちとその周辺をコメディタッチで描いた群像劇。作り手はノ・ムヒョン前大統領の自殺を気にしているのか、次々と起こる事件を描きながらも明るい雰囲気を押し出し、深刻な方向へ持っていかない。本編ラストのシェフの台詞にあるように「大統領も一人の人間である」という寛容な視線が全編を貫いており、見ているこちらも優しい気持ちにさせられる。
だが、映画としては緩さも目立つ。大体、3人の大統領を描く必要があったのか? 一人の大統領を深く掘り下げて描いたほうがより響くように感じたが、どうだろう。
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