劇場公開日 2011年7月1日

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「【無駄にイケメン、ブラッドリー・クーパー率いる狼集団のオバカな珍道中。”ミスター・チャウ”のお下劣さも更にパワーアップした面白すぎる”二日酔いワールド”再び。】」ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【無駄にイケメン、ブラッドリー・クーパー率いる狼集団のオバカな珍道中。”ミスター・チャウ”のお下劣さも更にパワーアップした面白すぎる”二日酔いワールド”再び。】

2020年2月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 このシリーズの面白さは、”言うまでもないが”、でも書く。

 大酒飲みなら大いに共感できる、周囲の冷たい視線を浴びながらの
 ”俺、昨日の晩何しちゃったの???、教えて・・、何しちゃったの??”
 を見事なエンタメ作品として、描いている所である。

 今作では、各キャラクターの魅力は更に増しており、
 ・問題児アラン(ザック・ガリフィアナキス:この人も、このシリーズを足がかりにブレイクしていったなあ)のハチャメチャ振りはパワーアップし、

 ・フィル(ブラッドリー・クーパー:現在の彼のポジションを、当時誰が想像しただろうか??)は無駄にイケメンであることは変わらずに、悪友仲間の歯科医のステュ(エド・ヘルムズ)の結婚式がタイで行われることに愚痴を言っている・・(遠いよ!(バチェラー・パーティが出来ない事に不満を持っている事が見え見えである・・))

 ・唯一の理性、ダグ(ジャスティン・バーサ)も同行し、一同ロサンゼルスからタイへ・・。

 文句タラタラだったフィルも美しいリゾート地の雰囲気にテンションは上がり、ステュの婚約者(ジェイミー・チャン)の優等生の弟、テディ(メイソン・リー)も誘い、ビーチで焚火を囲み祝杯を上げる・・。

 が、目を覚ますとビーチではなく、どこかのホテルの部屋。部屋は滅茶苦茶で、問題児アランはなぜか坊主頭。ステュの顔面には見事な刺青が入っている・・。
 テディはおらず、代わりに猿が一匹・・・。

 マイク・タイソン(本人である・・)も登場する・・。

 とても、面白いが酒飲みにとっては、”明日は我が身・・”と思いながら笑いながら鑑賞した作品。

 個人的には、刺青が入った顔で実に憂鬱そうにビリー・ジョエルの”アレン・タウン”の替え歌”アラン・タウン”を歌うステュの姿がツボに入った作品。

 相変わらず、ミスター・チャウ(ケン・チョン:近作では、クレイジー・リッチで姿を拝見)は全裸で飛び出すし、安定のオバカな面白さである。

 そして、エンドロールで明かされる、彼らの狂態振り。(優等生の筈のテディが凄すぎる・・。)

 が、その元凶は今作もアランであった・・。

<2011年7月8日 劇場にて鑑賞>

NOBU