インシテミル 7日間のデス・ゲームのレビュー・感想・評価
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なんのために作ったのかわからない
ときおりどの層を狙ったのか分からない映画というのがある。これがそれ。
ミステリ、サスペンス、ホラーのどれにもなれていない。
まあ一番の笑い所はあの監視&殺人機械、あんなもん壊せよ。
見えざる手が次々と殺人を起こすというよりは自滅だし、
生き残るのが誰かも見当がついてしまうのは痛い。
この映画に北大路欣也と思いながら見てしまったが、彼の使い方はあれ以外になさそう。
一応黒幕も出てくるけどねえ、それがどうしたという感じだし、映画としては大失敗。
綾瀬はるかと武田真治はまずまず。ホリプロ50周年おめでとうございます。
テレビ局の映画は、なぜこうつまらないんだろう
原作と違うからこの映画は面白くない、というのではないんです。
原作の良さが、どこにも活かせてないという意味で、金返せの類の映画でした。
タダのちょっとグロい2時間ドラマにしかなっていない。
テレビ局ではなく、誰かちゃんとした製作者に映画化して欲しかった、と思いました。
原作が面白かったのは、過去の殺人の共通点、残っている(or 死んでしまった)人の言動を観察したり思い出しすることで、想像する次の展開への興味や恐怖だと思います。さらに、このオーソドックスな謎解きからは、想像できない最後のどんでん返しによって、見てきたことや考えてきたことを一挙に揺さぶられる部分です。
そうしう、人間の面白さ・怖さがこの映画には無いです。単に、人形の不気味さとか殺人そのものの残酷さとか映像と音で作った表面的なものだけ。「あー、そーなんですね、はぁ?」みたいな感じ。原作にあった、体の芯から沸いくる感情を、映画館でも体験したかったです。
予告編では面白そうだったのに・・・
おおよそのストーリーは、想像できる作品。
そのためか、3日目あたりまで、眠くて少しウトウトしてしまった。
作品中、どこに焦点をおくかで、見る者の気持ちも変わってくるのではないか。
残虐性に、殺し方に、個人の謎に・・・。
怪しさを感じながらも、時給の良さでアルバイトを決めてしまうという、個人の理由をもっと強調しても良かったのではないかと思う。
北大路欣也さんの存在感は、とっても良いです。
テレビで「カイジ」を見た後だったので、藤原竜也さんが、同じように見えて残念・・・。
武田真二さんも、思った通りの役柄で・・・。
う~ん。意外性が足りなかったのかな。
インディアン人形も、うまく使えば良かったのにな~、なんて思ったし。
原作にはなかったのかな、読んでないからわからないけど。
少し、不満足です。
インシテミマシタ
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