劇場公開日 2011年2月11日

「名言の宝庫 もはやネタばれと言えないような」あしたのジョー くろすけさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0名言の宝庫 もはやネタばれと言えないような

2011年3月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

これだけ有名で、未だファンの多い漫画の映画化。
映像化には本当に苦労されたと思います。
過去にアニメを再放送、再々放送で見ていた者としては、所々に繰り出される台詞に鳥肌物でした。
これだけ有名な台詞の宝庫であれば、耳に覚えのある台詞ばかり。
何を書いてもネタばれにはならないのでは?って思えるほどです。(笑)

さすがにアニメを見ていた頃は子供だったので、少々記憶が薄れている所もあり、今回の映画を観てストーリーが「あぁ~こんなだったかなぁ~」って思う部分は有りました。
でもしっかり体を作ってきた山下氏、その主役を喰って充分存在感を出していた伊勢谷氏、両氏の肉体、眼力、映像の迫力を観て終始シビレまくりっす。
両者のリング上での殴り合いのシーン、本当に気合が伝わって来てシビレます。
他にも減量後の力石の計量シーンでは、映画館内でも「おぉ~・・・・」と声が出るくらいの迫力でした。
伊勢谷氏は、この役(力石)を日本中のどれだけの俳優が演じたいと思っているかと自分に言い聞かせ、苦しい減量を行ったとか。
涙物です。

これだけ良かった映画ですが、あえて難点をあげれば、ドヤ街の子供達が貧しく見えなかった事くらい。(苦笑)
あ、最後になりましたが、忘れてならない丹下のおっちゃん役の香川氏。
本当に最高です。

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くろすけ