インフェルノのレビュー・感想・評価
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スピード感がある
シリーズ第3作目。
冒頭から教授が襲撃されたりなにがなんだか…ってところから始まる。
教授は何者かに襲われて病院で目を覚ます。
数日間の記憶がない教授は自分がなぜフィレンツェにいるのかも分からない。
病院で女に襲撃された教授は、医師のシエナと共に行動を開始する…。
謎解き部分は前作、前々作と比べると少なめ。
何より、命狙われてるし、そんな余裕ないよね、うん。
その分、味方と敵が入り混じっててそこが今回のミソかと。
シエナが実は敵側だったとは…( ̄▽ ̄)
いやー、すっかりだまされた!
意外と教授のロマンス部分、私は良かったと思いますよ。
トントン拍子
1作目と2作目をちゃんと見てないから比較はできないけど、普通に面白かった。
歴史について全くの無知だから、ラングドン教授が何言ってるかさっぱりだけど、ゾブリストの思想とかそれぞれの思惑(ゾブリスト信者・便利屋・金目当て・教授側)はわかるので、いつものサスペンスに歴史的な伏線が張り巡らされてるって感じだった。
にしても、ゾブリストの言いたいことはわかる。世界を救うために痛みも必要。種存続のための大量殺戮。行動を起こさないことが怖い。わかりきった未来に進むのが耐えられなかったんだろなあ。
テンポも早いし、クライマックスのドキドキは良い感じだし、デスマスク返すところもクール。
まあでも、めちゃくちゃ記憶に残るほどのインパクトがあるかどうかは微妙かな(笑)
案外…
面白かった気がする!
今までのシリーズよりもラングドンが弱っている、さらに記憶が欠けている、時間制限が短いなどハラハラさせる要素が多々ありサスペンスとして見応えはある(もっといい映画はあるとは思うけど)
ヒロイン?の裏切り行為は予想外と言えばそうだが、やけに協力的なのは今思えば怪しいもんだ。
誰が敵で誰が味方か分からない展開もあったので面白かったが、謎の便利屋?みたいなのが出てきたのが取って付けたようで…
ただ、そこまで謎解きをさせる意味も分からないと言えば分からないし、ラングドンを関わらせた意味もよく分からん。
止めに来るじゃん、そういう人巻き込んだら?
本気でやるなら自分が殺されても自動的に作動する仕掛けにするとか、恋人だけに分かる暗号とかにすれば良くない?
あと、マスク盗んだ件とかあの友人?のやつはどした?
とまあ、多分原作読んだら補完してくれる要素が多々ありつつもこの時間に納めてなかなかエンターテインメントとして面白い映画だったと言って差し支えはないとは思う
そんな感じで
追記
マスクの件、他の人たちのレビューにて補完
でも、バレるじゃん?笑
てか時系列が分からなくなるわ
ついでにもう一つ。前作よりも際だってお前犯人だろ!みたいな人がいないのは良かった(よくよく考えるとヒロインだけは結構メジャーだったりするのでこれもある意味この映画シリーズの悪いところか?あれ?前々作もか?)
細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。
映画「インフェルノ」(ロン・ハワード監督)から。
「スイッチがある。それを押すと・・人類の半分が死ぬ。
押さないと、人類は100年以内に絶滅する。君ならどうする?」
こんな問い掛けで始まり、生物学者ゾブリストが、
人類増加問題の解決策として、恐ろしい伝染病を作り出し、
それを世界に広めようとする。
「人類は、自らの体内に発生したガンなのだ」と言い切り、
今、人類が直面している問題の多くは、人口が減れば解決する。
一見、無茶苦茶に思えるその理屈に、妙に頷いてしまった。(汗)
さて、その人口を減らす計画を実行に移すのは今しかない、と
主張する生物学者の説明に、またなるほどなぁ・・とメモをした。
「1分ごとに増殖する細菌をビーカーに1つ入れる。
最初の細菌を11時に入れた場合、ビーカー一杯になるのは12時。
だが、細菌が半分の量になる時刻は?、11時59分。
今が、その時刻だ。真夜中まで、あと1分だ」
人類は、まだまだ大丈夫なんて思って行動しないけれど、
実はあっという間に、限界に到達してしまう。
だから、ビーカーの半分の量の時に、課題を対処しなければ、
手に負えなくなる、という視点は、参考になった。
ダンテの叙事詩「神曲」の「地獄篇」のからくり・謎解きは、
私にとっては、あまり意味がなかったかも・・(汗)
驚いた。
このシリーズで一番展開が読めなくて面白かった。
記憶をなくした主人公が頼れるのはずっとそばにいてくれた女性…
でもその女性の秘密とは。
愛した男性の主張までも愛せるものだろうか。
しかも命を奪うという過激な思想であっても?
シエナの最後まで必死な様子がなんだか悲しかった。
第1作を観た時の感動は、ない。
まぁまぁ面白い。
生物学者のゾブリスルトが、人口増加問題の解決策としてウェルスをばらまいて人口淘汰を計り地球を守ろうとする計画をくい止める話。
だがラングドン教授は、逆光性健忘症で3日間の記憶を無くしており、バイオテロを食い止める使命感のもと謎解きをしていくというよりは、自分の記憶を取り戻すために謎解きをしていて、緊張感やハラハラ感が弱く感じる。
謎解きもダンテの『神曲』の地獄篇になぞられて計画をしているが、地獄篇の絵図と人口増加で未来に起こるべく人々の争いのイメージが、リンクしなくて、ピンとこない。
生物兵器の探しもダンテを引用した宝探しにすぎないように思える。
ダンテの『神曲』に対する私の知識がペラペラだからだとも思われ馴染みも薄く謎解きの感動がなく、正解ありきの謎解きにすぎなく、サラッとした内容だった。
第1作のようにモナ・リザなど誰でも知っている歴史に、そのものの起源なり解釈を与えて、驚きや歴史的関心をそそるようなワクワク感があったが、今作は、それがなかったのが残念だ。
つまらなくない。退屈でもない。
難しそうなダンテにも感動や興味が持てる内容でなく残念。
後半、大失速する
途中までは良いんですが失速します
敵が弱すぎるというか構成からバランスが悪いですね
保守側は国家機関で仕事でやってるガチな組織 VS
ド素人の本業の片手間にテロやってる連中
では土台勝負になりません
テロ側の成功率を上げるための条件設定は判らなくもないですが
・無理すぎる追加設定
が多すぎてパロディですね
それでも見せ方が美味いので面白いんですが、
後半はバランス感が失われ失速して、テロ側は負け戦に突入するだけで御都合主義的な流れで終わるので残念ながら失敗作です
作品としてはある程度テロ側に花を持たせたほうが良いと思うんですが、今の御時世だと難しいのかもしれませんね
なんとなく、プロットにはそういう部分が有ったのでカットした結果、駄作に転落という気がします
ハラハラ
裏切りが面白かった。
誰が何者なのか、誰が悪なのか、が最後まで分からなかった。
教授はいつも大変(笑)
映画だと信者がポンポン出てきて、ストーリー上、都合よくしすぎじゃないかなって思います。
シニアの恋
隣で見ていた奥さんはシニアの恋(トムと元カノオバハンのやり取り)が始まった瞬間に寝てしまった。このシリーズはいつも宗教的な基礎知識がないと少し退屈な時間があるし、腹落ちしない。それを差し引いても全体的に面白かった。
出だしが良かった。 1~3のシリーズものとして観ると3番目の出来。...
出だしが良かった。
1~3のシリーズものとして観ると3番目の出来。テンポはよいのだけれど、謎解き感はない。ハッとさせられるようなシーンもなかったし終盤のグダグダ感がマイナス。
仮面のくだりもマイナス。
女医の裏切りを見せる場面をもっともっと後にするか、観ている人が全然想像つかなかった!くらいの感じにして欲しかったです。
女医の回想ラブシーンとラストのゆるふわラブシーンが異様に長く感じられた。雑なホラー映画みたいなウィルスの奪い合いシーンも長い。映画全体としては長く感じないのだけれど場面場面で長いと思うところが多くありました。
趣向が凝らされている
ダンテにスポットライトを当て、彼の時代と現代をリンクさせながら、ミステリーが展開された作品。
ハードな謎解きが多い印象ではあったが、トム・ハンクス演じるラングドンの切れた頭がそれを矢継ぎ早に解き明かして、退屈さは感じず。
そのトム・ハンクスだが、やはりスーパーな俳優だと感じた。どのような役柄を演じても、絶妙かつ完璧にこなしてしまう。今回はインテリジェンスな雰囲気がありつつ、親しみも感じる聡明な印象を受け、いつもより若く見えた。
もう一人のキーパーソンとも言うべきシエナ。ラングドンと行動を共にしておきながら、途中からは真っ黒…見ている方も完全に出し抜かれた。そんなフェリシティ・ジョーンズの演技も賞賛されて然るべきもので、ローグワンへの期待が高まった。
大量に人を殺すというやり方にはやはり疑問を感じるし、否定的な思考を抱く。しかし、誰も行動しないままなら人類は滅亡という”地獄”に直面する、というゾブリストのメッセージには考えさせられた。行動的な人に自分もなりたいと感じたし、そんな人が一人でも多くこの地球に増えて、未来の世代に繋がるような地球にできればいいと思った。
細川ハンクス。
ふとT・ハンクスのおでこ~上方面に視線を向けたら思わず
細川たかし!と言っちゃったことは置いといて(すいません)
今回もよく動いているハンクス。前半の幻覚行ったり来たり
の設定がもたついて眠くなるけど、後半のスピード感は良い。
原作とは違うラストなのらしい。読んでいないのでなんとも
いえないが共演のフェリシティ嬢(このあと大作が控えてる)
の扱いが面白くて、あ~そうだったのかと記憶を前半に巻き
戻してみたり…。世界遺産がズラリ観光できるミステリーは
映像だけをとっても楽しめるが今回はホラー含みで小難しい
ウンチク少なめというエンタメ度の高い仕上りになっている。
(ボーンといいラングドンといいよく動く。見習わなくちゃ~)
原作ラストの方がいい
原作とは違ったラストが、この映画を佳作で終わらせてしまった。
人口増加を食い止めるため過激な手段を声高に叫ぶ科学者(化学者)、それを食い止めるため奔走する主人公ー。
昨今手あかにまみれた題材を扱いつつも、インフェルノが他の作品と一線を画していたのは、主人公の力及ばず実際にウイルスがばら蒔かれてしまったという、驚きの展開があればこそだった。
しかもそのウイルスは毒性のあるものではなく、一定の人間を不妊せしめるために遺伝子を書き換えるというものだった。
主人公は、失敗する。
だが、ラングドンと仲間は諦めず、これから何年かかっても解決すると意志を強く持つ。
これから先どんな災難が人間に襲いかかろうと、困難に屈せず前向きに動き続け、立ち向かい続ける人間がいる限り、未来は決して暗くはないといういわば作者からのエール、そして人間讃歌へと物語は昇華していたのだった。
今回はダンテ自体の謎解きではなく、ダンテを敬愛する科学者が彼にまつわる美術品を暗号の道具として利用しただけにすぎず、はっきりいってシリーズ一、知的好奇心が満たされないものだった。
それでも【ロスト・シンボル】がすっ飛ばされてインフェルノが映像化されたのは、スピード感のある追跡と逃亡、ダンテの描く地獄に現代社会が近づいているのではというイメージが、強烈なメッセージ性をもっていたからだと思う。
即死に至らせるウイルスではなく不妊という緩慢的な死に向かうウイルスは、実は種の保存の観点からは正しい道なのかもしれないと読者に思わせる説得力さえもあった。
何の影響を恐れたのかわからないが、製作サイドでも様々な意見があったのでは?と推測する。
しかしこのラストなくしてインフェルノの本当の魅力は伝えられないと思うと、非常に残念。
そこそこ
トルコに行くまでの謎解きは長くて、トルコからあっという間。
映画館が暖かすぎて途中ウトウト。
人口95パーセントも減らしてしまうウイルスがあんな柱の下の剥き出しにあってガッカリ。あれだけの人数で探していたのに、柱の上にあるじゃーん。
爆弾スイッチまさかの圏外。
WHOのおばちゃんはFBIみたいな活動もするのねー。トムハンクスといい感じなのに結局離れ離れ。独身道を行くって感じでした。
つまらない方のハリウッド映画
特にまぁ目新しいこともなく、予告編で流れてるショッキングな映像は全部教授の幻覚妄想で、オチもまぁこんなもんか。って感じでした。ヒロインが敵役の元恋人だったなんて、ガンダム0083かよ!って若干引いた。金持ちのエコロジストが暴走するって、あーキングスメンとかでも見たかなぁ。。。(ありきたりな設定なのかも知れないが、そのあたりの無知はご容赦ください。)
唯一、気に入ったのはインド系?の俳優の冷酷なボス役がカッコよかった。これぐらいマンガ的なイッちゃってるキャラは好感がもてる。最後はあっけなく死ぬけど。(一応悪い奴だからな。是非とも生死不明に見せてかけて生き残って欲しかった。)+0.5星。
特にスカッとするわけでもなく何か皮肉が効いてるわけでもなく、「教授の災難巻き込まれ日記」みたいなもんでした。
よっぽど暇でない限り見なくてもいいです。DVDも借りなくていいです。その程度の作品。
Not so complicated as Da Vinci Code luckily
Inferno directed by Ron Howard who also directed the other two Da Vinci Code and Angels&Demons. I couldn't really understand Da Vinci Code when watched for the first time, for I was not good at solving riddles or deciphering codes even in films, whereas my mother really enjoyed it though. And then Angels&Demons was not so difficult to follow the story that was great. This time when Inferno was released, I just hoped that I could understand as much as I did with Angels&Demons. Hopefully it was not really complicated just Tom Hanks tries to find out some clues from Dante's death mask. Although there are so many world history words that I learned when I was a student in world history classes, you don't have to know much of them cos Tom Hanks explains them a bit. Hope you all won't fall asleep in the cinema. Have fun
Minute to midnight. ラングドン教授のヨーロッパ紀行第三弾
原作は未読で鑑賞。前二作は先に小説読んじゃってて映画を観てすっごいガックリした経験があるので今回はあえて原作を読まずに鑑賞してみました。うん!普通に面白いじゃないですか!!
しかし、ダンテって正直ピンと来ません。前二作のキリスト教関連よりも自分とは縁遠いかも?単に自分が教養ないだけ?今だかって「ダンテっていいよね~。神曲の地獄篇マジパネェ!」なんて話を人としたことがないのですが、一般の方はやっているものなのでしょうか?ま、今回も映画の内容とはあまりダンテ関係ないですけどね。
トム・ハンクスもすっかりラングドン教授が板についてきたのですが、今回はいきなり記憶喪失!知識が売りだったラングドン教授が頭が働かないなんて!っと最初っからピンチで映画に引き込まれます。
そのピンチを助けてくれるシエナ役のフェリシティ・ジョーンズ。スター・ウォーズにも出演し、今注目されている女優さんですね。シエナが「人口増加大問題!人類滅ぼさなきゃ」って発想に影響を受けてしまうのは、一時期流行ったシー⚫ズにハマった若者を思い出しました。どちらも本人は良いことやってるつもりなんですよねー。
実際問題ちょこっと映画でも言われていたのですが、現在は6回目の大量絶滅期と言われています(ちなみに5回目の時に恐竜が絶滅してます)。地球上に生命が誕生してから生物が大量に絶滅した事件が過去に5回あって、今が6回目の真っ最中。でも、6回目がこれまでの大量絶滅と違うのは、この6回目は人間という単一の生物が原因となって引き起こしている点にあるそうです。
勿論今日明日どうこうなるという話ではないのですし、何百年のスパンの話なので実際に人類滅びる時には個人的に生きていないんですが。しかし、そんな現状を考えると変に意識高い系の人が「人類は地球にとって癌だ!地球の為に人類滅ぼさなきゃ」ってなっちゃうのもわかんなくもないです・・・なんて事を考えると、この映画のように現実に行動する人が出てきてもおかしくないのかなっと思いました。
そう難しい事を言わなくても単純に楽しめるエンタメ作品。小説とは随分違っているみたいなので、これから本を読を読むのが楽しみになるような面白い作品でした。
ハングオーバー系鬼ごっこ
エンドロールが流れるや否や本当にロンハワード監督作品なのか?と調べ直した。
トンネルを通過する辺りまで劇場内には大量の「?」マークが漂っていたし、右後ろからはイビキが聞こえてきた。何故追いかけられているか、何が目的なのかが判明する頃には、正直くたびれていた。構成が悪い。フィレンツェやイスタンブールの街並みが美しいからまだ観ていられたが、これと同じことを都会でやってたらきっと僕も寝てしまったと思う。
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