インフェルノのレビュー・感想・評価
全72件中、1~20件目を表示
マスクを見に行こう♥
全身麻酔から覚醒する際に、自ら夢を語れる事はない。夢を見る事はあっても覚醒すると“忘れる“
フィクションだから、
このもっともらしく起こるストーリーの『人類滅亡』もフィクションである。
『産児制限』とか考えた国もかつてあったが、結局は間違いであった。
増えすぎる事で“何か“が破綻する事はあっても、兎も角、悲劇を生む人類滅亡なんかじゃない。平穏無事に自然に数が減り、捕食者は滅ぶのだ。それは全く自然科学として普通の出来事だ。
だから、
本当の天才なら慌てる事はない。
しかし、ここまで滅亡の理論をひっぱるって事は、この作者や映画演出家達は少しは『そう、思っているのだろう』
度々言われるのは、アフリカの人口が増えて、資本主義が終焉する事と『滅亡』を重ね合わす事だ。しかし、それは資本主義の終焉であって、人類の滅亡ではない。
科学者や社会学者じゃないので証明出来ないが、人口が減りはじめる事が人類滅亡の始まりと思われる。そして、その対策は今の所確立されていない。
なんだ?これ?
ラングドンさん好きなんですが、何故か見ていなかった3作目。
前二作はもう一度見たいなと思わせてくれたのですが、これはダメでした。
頭がついて行かなかったんですよね。
1.インフェルノをすぐに撒かなかったのはなぜ?
2.ラングドンが巻き込まれたのはなぜ?というか、なぜダンテ?
3.世界を滅ぼすかもしれないものが、ただのビニール袋に入れらているのはなぜ?
4.最初から彼女の指示で動いた警備会社だが、彼女との契約を無視しだしたのはなぜ?
とまあ、なんか根本的に頭に入って来なかったっす。大まかなストーリーは追えるんだけど、芯が入っていないままで、ピンと来なかった。残念。
イタリアの世界遺産が舞台となる、陰謀、茶番、ウィルス、WHOが登場する作品
大雑把なあらすじは、目覚めたら一部の記憶を無くしていたロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)が、女医シエナ(フェリシティ・ジョーンズ)と一緒に病院を裏口から抜け出し、イタリアの世界遺産の街フィレンツェおよびヴェネチアで観光旅行をしている人たちの裏側で一生懸命逃げたり謎を解いたりして、多くの人の命を(とりあえず)救いながら、ラングドン教授のラブロマンスもある。
ストーリーは意外と単純で、どんでん返しもあって、世界遺産も多く登場する。
ヴェッキオ宮殿の木造の天井裏も見ることができ、イスタンブールの地下宮殿バシリカ・シスタンは、どうやって作ったのかとても不思議で、おそらく現代より高度な文明があった痕跡だろうなと思ったり、そんな凄い場所の数々をもっとゆっくり見たいけど、急がなければならない状況で呑気なことを考えている場合ではないのだった。
未来の人類のために自分と多くの人の命を犠牲にすることが正しいと思っている組織があるとすれば、それは洗脳された宗教団体のようでもある。そのような組織によるテロのような計画が秘密裏に実行されることが現代では可能なのだろうか。
いろいろ想像が膨らむ。
今作視聴後に知った情報だが、同タイトルの原作小説(私は未読)はシエナの言動が納得できる描写で、ラストは阻止が失敗し、不妊になるウィルスがまき散らされてしまう。ラングドン教授のラブロマンスは無い代わりに世界遺産の蘊蓄がたっぷりあって面白いらしい。
フェリシティ・ジョーンズ目当てで見たのだが・・・、イスタンブールの名所に心惹かれた
ロン・ハワード監督(ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years
等)による2016年製作のアメリカ映画。
原題はInferno、配給ソニー・ピクチャーズエンタテインメント。
「博士と彼女のセオリー」を見て、お気に入りになった才媛女優(オックスフォード大卒業とか)フェリシティ・ジョーンズがヒロインらしいということで、見たのだが・・・。
結論的には残念ながら、彼女の良さが十分には引き出されていなかった。役柄上難しいところはあるのだが、そこを脚本手入れや演出等で何とか、チャーミングな笑顔を一瞬で良いからしっかりと見せて欲しかったところ。
ただ、シリーズの良いところ、映画を通して、欧州の観光地・名所巡りができるのは今回も健在。
フィレンツェ、ヴェネツィア、そしてイスタンブール。フィレンツェでは、ヴォッキオ宮殿(秘密の通路と五百人広間が印象的だった)、サンジョバンニ洗礼堂(ダビデのデスマスクがあった)、ヴェネツィアではサン・マルコ大聖堂(3頭の馬のレプリカ)、是非行ってみたいイスタンブールではアヤ・ソフィア(照明と一体化した内装が実に美しい)、地下宮殿のバシリカ・シスタン(大理石の石柱が幻想的であった)等が、見られる。イスタンブールに行ってみたい気持ちは、さらに亢進した。
ストーリー、フェリシティ・ジョーンズに突然裏切られる展開には、自分は良い意味でビックリ。ただ、後から考えれば伏線はしっかりと撒かれていて良い原作/脚本と思えたが、シリーズのパターンではあり、鋭い方なら完全に読まれていたかなとも。
トム・ハンクス演ずる教授と恋愛感情があるシセ・バベット・クヌッセンWHO事務局長には、かなりガッカリ。全く個人的な好みだが、もう少しだけ若くて美しい女優にして欲しかった。ジョーンズとの恋愛模様は流石に無理かもしれないが、水中格闘などアクションでは頑張っていたトム・ハンクスの老いを目立たせてしまった感があった(実際1956年生まれでかなりの年齢だが)。
イルファン・カーンがCEO務める民間の危機管理会社の描写、クライアントにより殺人も含めて何でも有りだが有能で迅速であることが、戦争請け負う傭兵部隊時代というか、何とも現代的で怖くも思えた。かなり、違和感はあったが、WHO局長が使いたくなるのも無理は無しなのか?また、イルファン・カーンの演技も印象に残った。
製作ブライアン・グレイザ、 ロン・ハワード、製作総指揮デビッド・ハウスホルター、ダン・ブラウン、ウィリアム・M・コナー アンナ・カルプ、ベン・ワイスブレン。
原作ダン・ブラウン、脚本デビッド・コープ(ミッション:インポッシブル等)、撮影サルバトーレ・トチノ。
美術ピーター・ウェンハム、衣装ジュリアン・デイ、編集ダン・ハンリー、トム・エルキンス、音楽ハンス・ジマー、視覚効果監修ジョディ・ジョンソン。
出演は、トム・ハンクス、フェリシティ・ジョーンズ、イルファン・カーン、
オマール・シー、ベン・フォスター、シセ・バベット・クヌッセン(WHOのエリザベス役)、アナ・ウラル。
あんなに刺されてそんなに泳げる???
ソニーのスマホやタブレット及びソニーが提携してるDELLのパソコンを使ってるのが味方
MacBookやiPhoneが敵(イスタンブールの教授はAppleじゃないPCだった)
クライスラー(フィアットやアルファロメオ)に乗ってるのが敵でダイムラー系列に乗ってるのが味方
無理あるよ。。。
最初から医者の女の子がやたらと協力的なのが変だなと思っていたら・・・。
ラングドン教授役のトムハンクスも途中から元気になってしまって…。
最後ウィルスを発見したけど、ビニール袋入り。
拡散装置とかボタン押す必要無くない?って位しょぼかった。
謎解きっているの?
面白いんだけど、ウィルスの隠し場所をあんな凝った
謎解きを必要とするのだろうか?
ゾブリストは馬鹿じゃないだろうか?
またその謎が見ているだけだとやっぱりついて行けないな。
謎解きが理解できない分損してるから、小説のほうがいいかもね。
それとちょっと盛り込みすぎな気がする。
ブラシャールはいらないよね。ただですら込み入った話なのに
大した重要性もないキャラクターが話を混乱させすぎ。
人口増加による人類滅亡を避けるために、人間を3分の1にするというのは
おかしいと思うけど。
だって数十年後に滅亡するって核戦争でもない限りいきなり全滅しないよね。
徐々に衰退して人口は減っていくはず。そして安定したときにどれくらいの
人間が、残るのかわからないけどゾブリストが3分の1と考えているのなら
3分の1で安定するのでは?
今殺すか後で殺すかだけの話。
将来の希望にかけて後にする方が色んな可能性が出てくるのだから
一人の思い込みでどうにかしようとか思い上がりも甚だしい。
謎解きなんか遊びだよね。所詮は自分が人類を救う救世主になりたい中二病を拗らせた人間の考えとしか思えん。
タイトルなし
三作目にしてネタ切れ感あり。トム・ハンクスも年取った。このシリーズの肝である宗教史の謎解き感は薄まり、分かり易いがテンポ早過ぎ。記憶を失った際の幻覚がしつこい。フェリシティー・ジョーンズはやはり怪しかったか。どんでん返しは確かにあった。オマール・シーはあっけなく殺される。今回初めて出てくるWHOのおばさんとの恋は不要。
無理矢理感強いストーリー
期待外れ!トムハンクスの出ている映画は面白いのが多いから期待していた。このシリーズはどうも面白くない。お膳立てがないと無理でしょ?って冷めた気持ちで見てしまう。感染を誰もせず、ギリギリ防げた映画だったのね。世界は武漢ウイルス(新型コロナ)が蔓延中、この映画の世界の方が羨ましいぞ
たまたまコロナ禍に観たら…
新型コロナウイルス禍のWHOの対応の信頼性の低さを目の当たりにすると、劇中のWHOがあんなに機動力と権限があるの⁉︎嘘〜んって、
まず思ってしまった。
シエナのネタバレ迄は面白かったけど、あんな謎仕掛けせずにイスタンブールの協力者を訪ねろって伝えておけば良かったんじゃないの⁉︎
実際、ラングドンの謎解き関係無しに訪ねてるし。
なんだか、無理矢理ダンテや美術品に絡めたハリボテの謎解き映画って感じだったな…。
すぐに犯人がわかるが、その背景は面白い
総合:70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
身分を示す物が何一つない意識朦朧のラングドン教授が目覚めると、その病院には教授のことを偶然良く知っている医者がいる。突然教授がいるかどうかも確認しないまま廊下でいきなり見せつけるように同僚に銃を撃ってきてわざわざ危険を知らせる殺し屋に襲われるが、怪我1つすることもなく教授を助け匿い、どうでもよさそうな服を必ず持って移動し、そして情報を引き出すかのように教授にたくさんの質問を浴びせる。
もう冒頭からこの医者がひたすら怪しいとしか思えません。視聴者のみなさん、こいつが絶対に組織の一員です、断言します!
そんなとてもわかりやすい始まりは、前作の「天使と悪魔」に似ている。冒頭で犯人が誰かだいたいわかってしまうこの構成はよろしくないのではないか。
その後の謎解きは次々に場面が変わり展開も早くそれなりに楽しめた。綺麗なイタリアの建築の映像も質が高く、活劇も面白かったので退屈はしない。冒頭の場面の構成だけでなく、物語の展開は全体的に「天使と悪魔」に似ている。ただし影響力のある人物に直接身近に感化されたという犯人の背景と動機は予想していなかった。
冷静に考えるとおかしい箇所が
アクション映画としてみれば良く出来ている。しかし、本シリーズのファンはアクションを求めているのではないはずで、その面では残念な出来である。
天使と悪魔でも犯人がラングドンの活躍の為に宗教アートに関連する謎を用意していたが、今回もラングドンのために無理に設定を構築しているためか、それともストーリーライン型で本を描いているためか、各所に気になる箇所がある。
ゾブリストが大機構に依頼した目的がウイルスの確実な拡散なのであれば、もっと他にも頼む事あったんじゃね?という疑問。大機構とシエナは連携してなければ冒頭の病院のシーンが成立しないが、その後の展開ではまったく連携はしていない事になっている点。ラグンドンが後半まで元カノのいるWHOと連携しなかった理由も釈然としない。
結局なんだったのか
トムハンクスが拉致された。評論家が世界的虐殺を目論んだ。それを阻止しようとしたら相方によくわからないタイミングで裏切られた。最後は謎の組織とWHOと手を組んで阻止した。
二作目までのストーリー性もなく、伏線や緊迫感もなく、ネタ切れなのかな?と思わせる内容だった。
天使と悪魔、ダヴィンチコードが面白かっただけに残念。
原作との違いがひどい。
時間短縮のためなのか、人の死に方が雑。
原作では細菌がばらまかれて誰も殺されずハッピーエンドに対して無駄に人が殺されるアンハッピーエンド。
ウィルス感染した場合も本来ランダムに子供ができなくなるだけと平和的な解決なのに対してウイルス感染したら大量に人が死ぬに変わっている。
人物設定も雑になっておりシンスキー博士が不妊症であることや女医のギフテッドであるがゆえの悲しい過去がごっそりなくなっており非常に薄っぺらいアクション映画化している。しかもWHOの事務局長が命がけの取っ組み合いを始めてしまうので機動隊どこいったのという気持ち。
ただし馬鹿な人類は淘汰されず100年後には滅んでいるという点ではハッピーエンドなのかもしれない。
まあまあ
ラングドン教授の冒険、3作目。
前作とは全く関係ない。一話完結。
記憶喪失の理由、その間の事実を引っ張りすぎで、興味が削がれて行く所を我慢するのが大変。
そこを、例えば前作前々作とかで出てた人出すとかして、シリーズ観てる人の優越感とか高ぶらせてくれても良いかな。
しかも、追手がオマールシーだから、良い人にしか見えなくて怖くない。「最強のふたり」より。
最近のレビューで見られる、原作からの改変は、原作そのままだと恐らくは尺は長くなるだろうなー、と思われるが、そっち(原作での正義のシエナ)の方が観たかった気がする。その方が泣けるだろうし。
「天使と〜」よりは面白かった。
ラングドンの元カノの人、初見ですがお綺麗ですね。
心地良い疾走感と薄味の謎解き要素
ラングドン教授シリーズ第3作。
通常スクリーンで鑑賞(字幕)。
会社の同僚と観ました。
原作は既読(鑑賞時は文庫版中巻の途中でした)。
世界を震撼させるウイルス・テロを阻止するため、天才科学者がダンテの「神曲 地獄篇」に仕掛けた暗号を解きながら、ラングドン教授がヨーロッパ中を駆け回りました。
名所旧跡が数多く登場し、観光映画の側面も持ち合わせているのがこのシリーズの特徴であり、魅力のひとつ。美しい景色に惚れ惚れとさせられ、壮大な歴史とロマンを感じました。
シリーズ屈指の疾走感がありました。展開が目まぐるしく変わり、アクションも豊富でハラハラしまくりでした。
その分、謎解き要素が薄れてしまっている気がしました。前2作のようなミステリーとしての重厚感は殆ど無く…
原作を読了後に思い返してみて、原作とは違うラストもなんだか消化不良の感が強く、いただけませんでした。
[以降の鑑賞記録]
2019/03/09:土曜プレミアム
※修正(2024/05/26)
全72件中、1~20件目を表示