インフェルノのレビュー・感想・評価
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プロフェッサーラングドンの難解な冒険〜笑
「ダ・ヴィンチ・コード」は、謎解き重点で、面白かったですが、「天使と悪魔」には、それにアクションも組み込まれ・・・
今回は、役名が映画の題名って感じのジェイソンボーン風な感じで、「プロフェッサー・ラングドン」(笑)
序盤から息つく暇もないミステリーサスペンスアクション映画になってました^^;;
「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズと言うより「プロフェッサー・ラングドン」シリーズとして三部作を呼ぶ方がいいかもです。
ゆっくり謎解き楽しもうと思ってたら置いていかれるくらいのテンポで、物語は進むので・・・・
ある程度あらすじなどを読んでから観た方がいいかもです〜しかし疲れた。。。☆3.4
映像の
今までのシリーズ同様に、教授が謎解きをします。
今回は、教授の脳内映像と現実世界を行ったり来たりと映像酔いになりやすい。
今までのシリーズが良かっただけに、残念です。
今までのシリーズと違い、リピーターが期待できないので、あまりよい成績を残せなさそうです。
予告は良かったが…
インフェルノ公式サイトで予告とあらすじを見て面白そうだなと思い、期待して映画館へ行ったが、映画に集中できず物語の中に入り込むことができなかった。敵味方が次々に変わり時系列も一定ではなく過去になったり今になったり夢や幻だったりして理解しづらかった。最後まで見てなんとか理解出来たけどなんかあまりスッキリしなかった。ダ・ヴィンチコードと天使と悪魔を復習してから見たほうが良かったかな?60近いトムハンクスのアクションシーンは見ていておじいちゃん大丈夫?って思った。続編はちょっと厳しいんじゃないか?
適当に面白かったが…
ちょっと話が壮大過ぎて、現実味がなくなってしまい、面白さが半減した気がする。
次回作があるなら、観てみたいが、DVDを買ってまで観なくても良いかな…。
舞台となっているイタリアの街は、魅力的だった。
4DX…
ダ・ヴィンチ・コード、天使と悪魔に続き観ました。
解き明かされていく謎と過去が交錯して、ストーリーには引き込まれていきました。
ただ…
これ4DXで上映する必要あるんでしょうか。
なんだか落ち着かないわ、酔うわで、若干後味が悪かったです(涙)
旅行嫌いには面倒臭い見応え
トム・ハンクス&ロン・ハワードの黄金コンビが組む謎解きシリーズ第3弾。
かなり大々的にプロモーションを展開しているが、『ダヴィンチ・コード』でCMの時点で犯人が解ってしまうぐらいサスペンス要素のハードルは低く、むしろ、観光案内をメインとしたトラベルミステリーの趣が強い。
故に日本の浅見光彦や金田一耕助etc. の2時間サスペンスの延長線のノリで劇場に出向くのがパターンと化してきた。
世界規模の細菌テロとの死闘は、古くは『12モンキーズ』の頃から散々、演り尽くしているネタでもある。
さすがに3作目となると、創り手もマンネリを打破したいのか、推理のエキスパート、トム・ハンクス教授を冒頭から瀕死の傷を負わせ、記憶をリセットさせる奇襲戦を仕掛けてきたのには、驚く。
なぜ、何処に、誰に、襲われ、更に狙われ続けている《??》だらけのシチュエーションからの幕開きは、いつも超人的活躍を連発する天才教授にハンデを課すことで、観客と同じ視線で追わせ、従来には無い緊張感を銀幕に臭わせ、支配している。
動向する美人看護師、殺人ウィルスで人口を抑制しようと企む大富豪、そして、教授を捕らえようと躍起になる秘密結社etc. etc. 次々と畳み掛ける謎を、今回は、ダンテの《地獄篇》を基にアカデミックに暴いていく。
教授自身も病原菌に感染しているかもしれないニュアンスを常に漂わせており、パニックホラーの世界も垣間見せているのは興味深かった。
しかし、ストーリー早々に犯人が直ぐ解り、トリックがイイワケがましく暴露され、関心が冷めてしまうのは、今シリーズ全体の致命傷と云えよう。
《裏切りの裏切り、つまりは嘘の串刺しは真実に通ずる》
はたまた《神に代わって人類を淘汰する思想はテロリストと何ら変わりない》
と云うメッセージ性は、大袈裟なスケールの割には、月並みに感じ、拍子抜けする。
よって、いつも通り、旅情サスペンスに面白味を求めるのは致し方無い。
しかし、イタリア・ヴェネチア、トルコ・イスタンブールetc. 目まぐるしく駆け巡るロケーションに台詞を追うのがやっとで、ただただ疲れた。
私みたいな旅行嫌いの面倒臭がりには、《謎》よりも先ず、睡魔との闘いを課せられてしまう。
つまりは、そんな映画なのである。
では、最後に短歌を一首
『終(つい)宿す 悪夢の滲み 伝う渦 孕(はら)む螺旋に 道ぞ散りばめ』
by全竜
良くも悪くもハリウッド映画
ロバート・ラングドンシリーズの原作ではではない4作目にあたる『インフェルノ』だが原作の面白さはやはり昨今のハリウッド映画のトレンドであるめまぐるしく展開させて観客に考えさせるいとまを与えない感じの作りとなってる。ラングドンシリーズの歴史と謎解きの要素が薄くどちらかといえばアクションに重きを置いてるのは残念だし、原作のラストとは違う終わり方には原作者のメッセージが薄れてしまってる。
ただ原作でも思ったのだが『ダビンチコード』や『天使と悪魔』の様な面白さはやはり薄い。
『インフェルノ』の前に原作では『ロスト・シンボル』があるのだが映画化の話はあったが制作がストップされたままだ。こちらも映画化されれば今作以上の面白さだと思うのだが。
キャストのトム・ハンクスもだいぶ年を取りイメージが違ってきてる感も否めないが、そこはさずがの演技力と言えるのがこの映画の救い。
またイタリアやイスタンブールでのロケでとても美しい映像となってるのはとても嬉しい。
いろいろと残念。
ロバート・ラングロン教授の謎解き第3弾。
話はラングロン教授が頭にケガをしていて病院で目覚めるところから始まります。しかもその際(ケガした経緯)の記憶を失ってる状態。
なので、自分の失った記憶を取り戻していく面白さと巻き込まれた事件の謎解きの面白さがあります。
1番は記憶混乱中の映像。まさにインフェルノ♪
ただ、組織や会社が出てくるんですけど、その内の1つが大きい組織っぽくしてるのにその全容を端折ってるし登場人物の背景も雑さが感じられ、肝心の謎解きもほとんど会話で済ましてる。なので面白さ半減。
話が分からないんじゃなく話の持っていき方が残念でした。
原作改編の効果はマイナス
字幕版を鑑賞。翻訳が戸田奈津子だったのにまずガッカリ。この誤訳の女王にはもういい加減引退して欲しい。「〜を?」とかいう字幕が出て来る度にゲンナリする。そんな日本語があるか!凸(`皿´)
ダン・ブラウン原作のラングドン教授シリーズの小説が映画化されるのはこれが3本目で,最初の「ダ・ヴィンチ・コード」がフランスとイギリス,2作目の「天使と悪魔」がヴァチカンを舞台にしているのに続いて,今作もまたイタリアのフィレンツェやヴェネツィアとトルコのイスタンブールが舞台になっていて,原作小説はさながら観光案内のような趣になっている。
「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台となったロンドンのテンプル教会や「天使と悪魔」のヴァチカンの中枢部などは撮影許可が下りなかったらしいが,原則的に原作に忠実な建物で撮影が行われているのもこのシリーズの魅力である。許可が下りなかった理由は主に宗教的なもので,そもそもこの作家の原作にキリスト教を軽視するような記述が多いのが問題なのだと思う。一方,今作に出て来るイスタンブールは,昨今ではイスラム過激派のテロの舞台となることが多くなってしまい,嘆かわしいことである。
ダン・ブラウンの原作には,実はこの「インフェルノ」の前に,アメリカを舞台にした「ロスト・シンボル」という作品があるのだが,話があれでは映画化のオファーが来なかったのも無理はないと思われる。実のところ,「ダ・ヴィンチ・コード」ほどの面白さに達している作品はその後書かれていないというのが率直なところで,映画化に当たっては,「ダ・ヴィンチ・コード」こそほぼ原作に忠実な作りになっていたものの,「天使と悪魔」はかなり改編されていて,むしろ成功していたとも言えるが,今作の映画化に当たっての改編はかなり問題があると思った。
特にヒロインと,キーとなる生物兵器の設定を原作と全く変えてしまったために,非常に話が薄っぺらくなってしまった感が否めない。謎解きの要素も少なく,ダンテの「神曲」は無理矢理引っ張り出された感が強い。小説の記述もかなりいい加減になって来ていて,状況の説明に建物の名前を羅列するだけというのだから,その土地に出かけたことがない人には全くシーンが浮かんで来ないし,人物の描写にしても,どんな服装や髪型なのかといった基本的なことさえ書かれていないので,頭の中で映像化するのにやたら難渋してしまい,はっきり言って今作の原作小説を読むのは非常に苦痛であった。小説の出来としてはまだ前作の「ロスト・シンボル」の方が上だったと言えるだろう。
この物語の下敷きになっている人口爆発について調べてみると,人類の人口が推定1億人まで増加するまでには,種の発祥から西暦1年までの約1万年を要したのに対し,1000 年後に約2億人となり,1900 年には約 16 億 5000 万人にまで増えた。その後の 20 世紀,特に第二次世界大戦後における人口の増加は著しく,1950 年に 25 億人を突破すると,50 年後の 2000 年には2倍以上の約 61 億人にまで爆発的に増えている。現在は約 70 億人を突破していて,今のペースだと,倍になるまでの期間が次第に短くなって行く一種のムーアの法則状態になっているらしい。
このままだと地球の資源が人類によって消費し尽くされるのは時間の問題だから,これを食い止めようとする狂気の天才科学者が登場したのが話の発端なのだが,仮に現在の人口を半減させることができたとしても,上記のような状況にあっては,増加の時間軸を僅か 50 年足らず戻しただけに過ぎない訳で,何ら根本的な解決になっていないということに原作者も気付いていないらしいのが痛々しかった。原作に出て来る生物兵器はかなり巧妙な仕掛けになっていて,生きている人間を殺すのではないのだが,映画ではありきたりな殺人ウィルスと化していたのも何だかなであった。
同じ役を2度演じるということを原則的にして来なかったトム・ハンクスが,同一の役を演じ続けているのはこのシリーズだけであり,その入れ込みようが伝わって来るだけに,作品の出来が徐々に低下しているのが残念でならない。犯人とヒロインが IQ 200 以上の天才という話なのだが,実際オックスフォードを出ているヒロイン役のフェリシティ・ジョーンズはともかく,犯人役はどう見ても頭が良さそうには見えなかったのが残念だった。また,キーパーソンとなる WHO(世界保健機関)の女性チーフ役の女優も悪くはなかったが,個人的には是非モニカ・ベルッチを当てて欲しかった。
音楽はこのシリーズを通してハンス・ジマーが担当しており,「ダ・ヴィンチ・コード」から一貫している長大な旋律を持つラングドン教授のテーマを駆使した曲作りは見事なもので,特にあの起伏の少ないテーマ曲をベースにして終盤のアクションシーンの音楽で大きな盛り上がりを聴かせていた手腕には感服させられるものがあった。
監督は前2作と同じロン・ハワードで,歴史的建造物の見せ方などは相変わらず見事であったが,演出上のミスが散見されたのが惜しまれた。特に,人類を滅ぼすほどの生物兵器があんな粗末な方法で設置されていたというのには開いた口が塞がらなかったし,あれならわざわざ爆弾など使わずに銃で撃ったりナイフでも命中させれば十分ではないかと思った。このシリーズはいずれもそうなのだが,見終わった後に何も残らないのがいかにもアメリカンテイストだと思う。ダン・ブラウンはレクター博士シリーズの作者トマス・ハリスを目指しているように思えるが,全く足下にも及んでいないというのを自覚するべきだろう。
(映像5+脚本3+役者4+音楽5+演出4)×4= 84 点
正義とは…?
人の数だけの正義が存在するのかもしれません。
確かに人口がこの勢いで増え続けたら…、恐ろしくて考えたくはありません。
でもそろそろ一人一人が何かを覚悟して考えなければならない時代なのでしょう。
余韻に浸りながら映画館を出て思いました。
「雨上がりで肌寒いし、
濡れた傘が冷たいし、
買いすぎた荷物が重いし、
あぁなんて幸せ!」と。
影響受けやす過ぎですね…
原作よりコンパクトに編集されているのでしょうか。
(原作は読んでいませんが)ストーリーは判りやすく面白かったです。
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