「愛さずにはいられないオタク映画」スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
愛さずにはいられないオタク映画
オタク青年スコット・ピルグリムは、ラモーナに一目惚れ。
しかし、彼女と付き合うには邪悪な元カレ軍団を倒さなければならなかった。
タイトルやあらすじを見ると、何だこりゃ!?と思ってしまう。
簡単に言うと、平凡な青年の恋を、ゲーム感覚のバトルアクションで味付けした青春ラブコメディ。
元カレとの戦いは、ストⅡのような格闘ゲーム。
勝つとコインやポイントが貰えたり(笑)、登場する元カレがどんどんレベルアップしていったり、さながらRPG。
漫画のように擬音が表示されたりと、一風変わり過ぎ、ユニーク過ぎ(笑)
ゲームが好きか嫌いかで、この映画の見方は決まる。
でも、こういう変わった映画、結構好きなんだなぁ。
ゲーム風のユニバーサルのロゴ&BGMもいきなりツボだった。
ゲーム、ロック、オタク、コミック…。日本カルチャーへの愛も感じる。
米版「モテキ」もしくは「ボーイズ・オン・ザ・ラン」か、それともオタク版「(500)日のサマー」か。
何だかとても愛さずにはいられない映画だった。
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