ねこタクシーのレビュー・感想・評価
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悩める中年オヤジに寄り添う映画
猫に元気をもらえる癒し映画と思って観たが猫ちゃんは添え物で出番は少ない、主役はうだつの上がらない中年オヤジ、コミュニケーションが苦手で教師を辞めた人間がタクシー運転手を選ぶなんて尚更無理でしょう。個人的には運転手さんは道に詳しく安全運転が第一だからタクシーに本業と関係ないサービスは求めません。
まあ、個人タクシーさんが飼い猫を乗せる分には認めても良いとは思いますが実際にはあまり聞きません、それもそのはず結構、法律のハードルが高いようです。
法律はよくわからないが保健所が敵役、そもそも猫タクシーはお客さん次第、猫好きなら歓迎かもしれませんが、人それぞれなので賛否を問うても多数決で決まる話ではありませんね。要するに同病相哀れむのように社会でも家庭でもうだつの上がらない悩める中年オヤジに猫が寄り添う映画を作りたかったのでしょう。
運命の出会い
御子神さんのために、勉強もするし、会社や役所に頭を下げる。自分のことより、相手の気持ちを優先するのは、愛だよね。
ちょっと要領が悪いが、気持ちは優しい間瀬垣。挫折があってか、自分に自信がなく、人と接するのがちょっと怖い。でも、猫が相手なら大丈夫。
人生につまづいた人を、優しく包み、背中を押すような映画だった。音楽もハワイアンで、優しさの二乗だった。
BS松竹東急の放送を鑑賞。
ぶちギレキャラの竹山が小心者を演じている。人間ドラマとしてはあんま...
ぶちギレキャラの竹山が小心者を演じている。人間ドラマとしてはあんまり面白くない。ネコ見て癒されたい方はどうぞ。ラストは竹山がぶちギレて終わって欲しかったかな(笑)
CS MONDO無料放送
拒絶の真の意味を理解しようとするなら、まずは猫に無視されてみることだ
猫を家にいれたことで娘が心を開いてくれた感じがしたのがとても良い。妻も。
芦名星が尾行して真似して猫タクシーやったら有名になっちゃって、結果やれなくなるという現実的な展開。
保健所の人がただ仕事で対応してる訳でなく考えが深い。愛玩動物飼養管理士の資格をとるために頑張る竹山。
ミコガミさんは特別だった。ねこタクシーもはじめは違ったけど、勉強してまでやろうとしたのは全てミコガミさんの為。他の猫ではやれないのだと思う。
教員免許も持ってるタクシー運転手・・・あ、俺と同じ(笑)
せっかく動物取扱責任者の試験まで頑張ったのに、最後には教師に逆戻りかよ!!! 納得いかないなぁ・・・この結末!
ちなみに駅構内プールで聞いた話。犬を助手席に乗せていた運転手がいたそうだ・・・ひんしゅくもの!
タクシーにネコ乗せた
ネコ乗せたら、客は喜んだが、法的にアカンと言われて…。
で、全ての内容を語れているように思う。
ネコ好きな人は楽しめるが、ファンタジーとして楽しめない人はちょっと…。
私はネコ自体は好きだが不自然な映画はどうも…。
竹山がはまっていた
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:75点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
お笑い芸人のカンニング竹山が主演して、タクシーに猫という内容の作品だと聞けば、どんな緩い喜劇なのだろうかと思った。猫が喋ったり猫と一緒になってはちゃめちゃな騒動を起こすのかと思っていた。そうしたらお笑い場面は一切なしの、むしろ真面目な作品なので少々面喰った。猫は存在するだけで、基本的に人を描いた作品だった。
その中で竹山がうだつの上がらない生真面目だけど本当は弱くて少しだけ狡い部分を持った主人公を、思いのほか上手く演じていてはまっていた。こういうことも出来るんだと感心した。
ただ物語としては起伏に乏しい上に、演出もやや淡々としていて盛り上がりどころに欠けた。退屈ではなかったが、もうちょっと見せ場や抑揚が欲しい。結末の学校は唐突で、そこにいくまでの場面を何か追加しておくべきだった。
パラレルワールド
ドラマ版は乗客とのやり取りや人間模様に重点を置いていて、ファンタジーな趣だったが映画版では実際に猫をタクシーに乗せると法律上問題があり、それにどう立ち向かうかといった、より現実的な演出。
淡々と物語が進行していくのでドラマ版を見た後では少々物足りなく感じられる。
まあでも、相変わらず御子神さんは可愛いのでほっこりします。
竹山のキャラクターは、ついつい応援したくなる
主演がカンニング竹山。映画の中では描かれ無いが、人間関係が苦手な為に、過去に教師として挫折した経験が有る人物。娘の山下リオちゃんとは、まともに話すらして貰えず、しっかり者の妻役鶴田真由にも、見下されている毎日。
今はタクシー運転手として地道に働いてはいるものの、営業成績は最低で会社からは常にはっぱを掛けられている男。
そんなダメダメ男なのに、何故これ程の美人の奥さんをゲット出来たのか…実に不思議だ(笑)
ネコババア婆さん室井滋の家に居た《御子神さん》を引き取って車に乗せてから、それまでの無気力な人生が変わった。
いつもオドオドしながら日々生きている竹山のキャラクターがかなり良い。何だかつい応援したくなるキャラクターでした。
…いやいや!決して普段の自分を見る思い…じゃ無いっすから!
映画は竹山と正反対の人物として、女性タクシー運転手の芦名星を用意。男に負けたく無いキャラクターとして、嫌みな人格の持ち主となっている。それでも映画の後半には、ちょっとした本音を竹山に漏らす。
もう1人重要な人物として登場するのが、刑事役の内藤剛志。
営利目的の為に動物を利用する是非を、竹山を通して観客にも訴えかける。道徳的な見地からみても確かに頷ける人物像で、ドキュメンタリー映画の『犬と猫と人間と』を観た時に得られた、ペット文化に対する一石を投じる様な人物設定でした。終盤で母親から語られる幼い頃のエピソードが実に微笑まし。
自分の為では無く、たった1匹の年老いた老猫の為だけに、必死になる姿に絆される内容は、知らずに乗り込んだ事で、御子神さんに日々の疲れを癒された乗客同様に。映画を観た我々観客も、日常の嫌な事を忘れさせてくれる作品でした。 途中で盲導犬と一緒に乗り込む女性のエピソードも、色々と考えさせてくれて、なかなか良かったですね。
何事にも動じない御子神さんと、怖がりでいつもオドオドしているコムギの2匹もとても可愛いかったのですが、ちょっと気になったのは、最後にあの様な終わり方になった事。
竹山のキャラクター設定からして、どう考えても巧く立ち向かって行けるとは、どう見ても思えないのですが…。
ストーリー上に於いてはよく理解出来るのですが、キャラクター設定を考えると果たしてどうだったのでしょう?せめて、キャラクターの性格自体を若干変えていたら…と、ついつい考えてしまいました。
(2010年6月13日シネマスクエアとうきゅう)
最後の落ちは、どうかと思うが…
規制の厳しい日本のタクシーに、ねこを同乗させることはまず無理。
ねこタクシー自体、ファンタジーなお話です。
映画では、ねこと乗客の話よりも、ねこタクシーに対する現実的反応や法的問題への対処などを描いてる。
カンニングの竹山さんは、いつものキレキャラではなく「守護天使」と同じ気弱なだめ男。
今回はなぜか、美しい妻と娘がいます。
父親を毛嫌いする年頃の娘とも、三毛猫の御子神さんが来てから、会話を交わせるようになる。
それは、ねこがいるからだけでなく、ねこが来てからだめな父親が変わってきたから。
タクシー会社の万年最下位で、柱の陰に隠れていた竹山さんだけど、気がつくとまわりは、いい人ばかり。
ちょっと嫌みそうなナンバー1の同僚は、見ない振りしてくれるし、いつもは小言ばかりの上司も共感してくれる。
これも御子神さんの神通力!?
予告では、御子神さんが目立ってますが、実は二匹だったりする。
ネコバアの猫屋敷の猫たちは、CMやドラマに出てるスターネコばかりらしい。
最後の落ちは、どうかと思うが、この映画では、ねこタクシーを通して、だめ男が現実に立ち戻る姿を描きたいらしい。
なお、TVドラマ版があって、そこではねこと乗客の話が語られているようだ。
ねこが好きになる
もともとあんまり猫って好きじゃなかったんだけど、御子神さんとコムギがあまりにもかわいくて、素敵で、自由で、優しいので猫が好きになった
ドラマ観たこと無かったけど普通に見れた。内容はまあ、観てるうちに筋が読めたりもするけど、
御子神さんとおっさんと家族の醸し出す雰囲気とか、ほっこりした感じを楽しめたのでよかった
なにしろ御子神さんは素敵だ!
ほんわか
家でも会社でも居場所のなかった男が、御子神さんと知り合い御子神さんを大切に思う心から周りも変わっていき、心ほんわかあったかくなるお話でした。
あの父親にしてあの娘はないだろうって気もしたけど......。(かわいすぎ)
御子神さんファン以外は観られない・・・?
6/16 観賞
ひとこと(エラそうに)言わせて貰うと、
“ 映画版 ”だから
無理やり、足して足して制作されたかな?と、思わせてしまう
感じがしました。
あくまで個人的感想として言うと、
ドラマの方が、私はよかったかな~
猫好きの人は、観てもいいかも。
とっても癒やされます。
それ以外の方は・・・・・最初から観ようとしないか!
御子神さんが、最後にどうしてああなるかの説明的なセリフや、
もう一匹の猫、小麦ちゃんがタクシーに乗らない訳など、
やたらと説明的なセリフ(伏線ともいう)が気になりました。
ま、猫を観にいったので、これでいいです。
カンニング竹山はいい味出してます。
鶴田真由と、山下リオ、竹山。
この3人以外はいらないかな。
あ、でも本編にも出演している、
水木一郎の唄、「ソラノワダチ」はいいです。
意外でした~。
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