ゴーストバスターズのレビュー・感想・評価
全312件中、1~20件目を表示
長らく待ちに待ったリブートとしては、期待を遥かに上回る上質な出来
これまでに様々な噂が飛び交い、またビル・マーレイの続編出演の可否をめぐって多くの人が右往左往したことも否めない。だが、最終的に旧キャスト陣がカメオ出演に回ることで本作は実に魅力的なリブートを切ることができた。メンバーが女性に変わった点も試みとして面白いし、「サタデー・ナイト・ライブ」で鳴らした芸達者コメディエンヌたちがメインを張っているのを見ても、この映画がいかに1984年版の精神に敬意を払ったものなのかがよくわかる。
ポール・フェイグ監督のタッチも相変わらずうまい。下品にならず、かといってお上品にも収まらない、ちょうどいい荒唐無稽ぶり。彼ならではのグッとくる女性の友情で描いている点も好感が持てる。ただ、かつてはアナログ感が満載だったゴーストや超常現象の数々が今回ほぼCGで描かれている点は評価が分かれるかも。84年版の着ぐるみマシュマロマンが懐かしく、愛おしく思えるのは筆者だけだろうか。
ギャグ・ボケの1つ1つが、丁寧に確実にスベるのは逆に凄い。
配信終了間際の駆け込み視聴。
駆け込み乗車と駆け込み視聴は、やっぱり危険だなと改めて痛感。
冒頭から主要人物3人組(後に4 人)が女性だとわかり、まず最初の嫌な予感。
以前「マンマ・ミーア!」を観た時の、女の3人組作品への、体験的不信感とトラウマが、
無意識のうちに植えつけられている事が判明。
セリフ1つ1つのギャグが、堅実に、そして確実に大スベリ。
福田雄一が脚本書いてるのかと勘ぐるレベル。
幽霊が出てきても恐怖より好奇心が上回る、感性への違和感。
科学者だからなのか、外国人だからなのかわからないが、
未知な存在は誰だって怖いはず、と日本人の私なら思う。
メインの主人公が大学をクビになった時の、
アッサリし過ぎな反応への違和感。仕事への思い入れを、微塵も感じない。幼稚過ぎる。
吹き替えを渡辺直美と友近がやってる事に途中から気づくが、
下手ではないし悪くもないが、
脚本ゆえのボケの1つ1つが確実にお寒い大スベリなので、
本業の芸人仕事に支障が出るのではと、心配になってくる。
加えて、やっぱり幽霊が出てきても恐怖心が伝わって来ない違和感。冷静沈着過ぎる。
男性の面接時の小ボケが1個1個、丁寧にスベっている。このシーンが最もスベっていた。
アメリカの笑いの感度の低さと、下品さで取り繕う感じに、嫌悪感が出始める。
幽霊と接触するたびに粘液が付着するのも、日米の幽霊イメージの差を感じる。
なんでネバネバなのかがわからない。化け物の延長線上に幽霊がいるらしい。
幽霊と化け物を一括りにしている感性が、どうしても解せない。
開始30分でこれだけ拒絶反応が出るという事は、没入感が皆無という事なのだろう。
違和感が多すぎて、無念の脱落。映画館で観たらもっとキレてたかも。
調べてみたら、シリーズでも例外扱いの作品らしい。
でも、他のシリーズ作品もちょっと怖くなってきた。
もしかしたら世界観の相性自体が悪いのかも。
あと、ケイト・マッキノンは自分の鑑賞時系列でいうと、
低評価の「バービー」にも出てたから、だいぶトラウマ女優になってしまった。
80年代オリジナルシリーズのリブート版
コメディ色を前面に出した、元気で楽しくて、面白い、爽やかな後味が残る快作!
VFXが格段に進化しているのが印象的
オリジナル版のダン・エイクロイドさん達と同様に米の人気TV番組サタデー・ナイト・ライブ出身のレディース達が主役を演じているのが新鮮、コメディ色が全面に押し出され、元気いっぱいにゴースト達とバトルを繰り広げる、スカッと爽快の完成度だと思います
特にエリンを演じるクリスティン・ウィグさんが綺麗なコメディエンヌ、何度もスライムをぶっ被るところは爆笑でした
そしてもう1人の綺麗なお姉さん、ジリアンを演じるケイト・マッキノンさんも美貌を封印しマニアックな変人ぶり全開
と、とても魅力的なキャスティングで始めから終わりまでぶっ飛びのストーリー展開で飽きることなく最高に楽しめました
トロい男ケヴィンを演じるクリス・ヘムズワースさんのキャラが全く意味不明、大人の事情で彼を出さなきゃいけなかったの?と聞きたくなるほどの謎のキャスティングが唯一気になった所です
この夏バスター開始
原題
Ghostbusters、Ghostbusters: Answer the Call
感想
1984年の映画ゴーストバスターズのリブート作品。
最高に愉快なメンバーたちによる最高にゴキゲンなゴースト退治が始まる!
オリジナル版はちょっと知ってるだけでほぼ観てないです。
リブート版はコメディ要素強めで好きでしたし面白かったと思います。エンディングのダンスなど最後まで飽きさせないところ好きです。
3人がバルーンに潰されてるところは笑いました!
エリン、アビー、ホルツマン、パティの4人の女性ゴーストバスターズはひとりひとりに個性がアリ新鮮でした。
武器もかっこよくて終盤のゴーストたちとのバトルは楽しめました!
そしてクリス•ヘムズワースのケヴィンもキャラ濃くて面白かったです笑
エリンとアビーの友情もちょっと感動しました笑
オリジナルメンバーもカメオ出演してるあたりは歴史を感じます。ビル•マーレイ、シガニー•ウィーバーなど!
次作のアフターライフ、最新作フローズンサマーとこのリブート版女性ゴーストバスターズで観たかった気もします。
こちらはこちらで続編の話はあるんですかね、、、
※NY LOVE ゴーストバスターズ
80年代のノリのままなのはちょっと…
もうずっとそうだけど、特にここ数年は、過去のヒット作の続編、リメイク、リブートが多くなった。本作も80年代のヒット作「ゴーストバスターズ」のリブートだ。
遠い遠い遠い昔に観たオリジナルのゴーストバスターズを思い起こさせるような懐かしさのある作品だったね。
ストーリーは違うけど、ちょっとバカらしさのある程よい適当さが、金にものをいわせて脳筋映画を連発していた時代感があって良かった。
オリジナル版のキャストがこぞってカメオ出演していたのも嬉しいよね。
だけど、80年代やオリジナルのゴーストバスターズを知らない人には面白くないんじゃないかと思う。
画面の枠からはみ出るゴーストの演出や映像が綺麗になってキャストが女性中心になったこと以外、ノリも程度もオリジナルのままなんだもの。
80年代はそれでも良かっただろうが現代ではどうだ?。映画が進化していき観客の求めるものも時代とともに変化していくのだから、今の求められている面白さを提供しないと駄目だと思う。
とりあえず、せっかく女性四人のゴーストバスターズなのだから女性あるあるみたいなのは欲しかったかな。
それだけでもかなり違ったと思うんだよね。
そんなわけで、すごく懐かしくてある意味楽しかったのだけど、映画としてはかなりイマイチな感じのする、もう少し頑張りましょうコメディ。
続編があるっぽいのでそっちは本当に何とかしてほしいね。オリジナル版を踏み越えて新しいものを産み出せなきゃやる意味ない。
現代版ゴーストバスターズ
アメリカ味濃厚なSFコメディ
1984年のヒット作のリブート作品。前作とは違い、主人公は4人の個性的な理系女子なので、作品の雰囲気が変り、新作として鑑賞することができた。
ニューヨークで多発するゴースト騒動に、ゴーストを真面目に研究してきた主人公達が立ち向かっていく。当初、ゴーストを認めない市側の理解が得られず、悪戦苦闘するが、ついに、ゴースト達を活性化させた犯人を突き止め、ゴースト達とニューヨークを舞台にしたド派手な最終決戦を繰り広げる。
冒頭のゴースト登場シーンは、徐々に恐怖感が増幅していくという手法で、ホラー/オカルト作品のような悍ましい雰囲気を作っている。今回はコメディ色控えめなのかと思ったほどである。
前作に比べ、CG技術が格段に進歩してので、登場するゴースト達は桁違いにスケールアップして迫力十分である。また、最終決戦のシーンの主人公達の獅子奮迅の活躍ぶりは痛快であり、冒険活劇を観ているようである。
主人公達は、理系女子の名に相応しい難解な技術用語を連発して奇想天外の装置を創り出していく。彼女達が、本気で真面目にゴースト退治に取り組むところが健気でもあり、素直に可笑しい。演者が真面目におバカなことをやることで、観客の笑いを誘うのは、コメディの常套手段である。
どこか余裕があり、悲壮感は皆無でマイペースである、いかにもアメリカ的な主人公達の会話の合間に絶妙のタイミングで発せられる台詞が秀逸で、思わず苦笑してしまうのは、アメリカン・コメディの真骨頂である。加えて、ゴースト退治という題材も奏功して、本作は、アクは強いが上出来のSFコメディに仕上がっている。
但し、アメリカ色が濃厚なコメディなので、笑いのツボで、笑っている人、頷く人、首を傾げる人と、観客の反応は様々だったので、作品評価は分れるだろう。私も微苦笑止まりだった。
そういえば、若い頃は、洋画全盛時代であり、知的好奇心旺盛だったので、貪るように、アメリカ、フランス、イタリア、など、様々な国の作品を観て、大袈裟に言えば、映画を窓口にして世界を知ることができた。様々な国の価値観を知ることができた。
最近は、面白い邦画が多いので、洋画を観る比率が減ってしまった。というのは言い訳で、監督、出演者も知っていて、原作も読んだことがある、無難な作品を選んでいる。安心できるし当たり外れが少ないからだが、本作を観て、観る作品が狭すぎると実感した。
世界中で沢山の映画が製作されている。我々は、その多くを観ることができる環境にいる。映画の世界は広い。自分の価値感に合った作品ばかりではなく、未知なる映画の未知なる魅力に触れてみたい。本作を観て感じた、自戒を込めた率直な気持ちである。
最高傑作&なかった事にされたリブート作
2016年に公開され3番目に作られたリブート作で、ゴーストバスターズが全員女性になってます。
久々に観たけど、追加シーンの入ったエクステンデッド・エディションを観たら、以前に観た通常版より良かった。
これから観る方は、エクステンデッド・エディションがオススメです。
ビル・マーレイ主役の正規シリーズより、コッチの女性版ゴーストバスターズの方が、キャラが魅力的なんですよね。
面白くて、キャラが立ってて、素敵です(笑)
コッチを続けてほしい(祈)
もしくは『アフターライフ』の、エゴンの孫達と合流して(祈)
こんな傑作、なかった事にするの、もったいないよ!!
シリーズ最高傑作だと思ってます。
ビル・マーレイやダン・エイクロイドなど、正規シリーズのキャスト達も、カメオ出演してます。
雷神ソー…じゃなかった、クリス・ヘムズワースも出てますよ。
エンドロールで流れる、ワンダ・ジャクソンの曲みたいな、エル・キングの「Good Girls」は名曲です♪
ゴーストバスターズ?古っ、今更?、まあ懐かしいから見てみよう。リブ...
なつかしい
リブートに思い入れ無し
エンディングロールがやたらと力が入っていて、続編をにおわせる展開になっています。まるでマーベル映画のような展開で、「そんなに盛り上がったか?」と思わずにはいられません。
好きな女優さんが熱演していて、期待値の低さの割に(失礼)最後まで面白く見ることが出来ました。ばかばかしいお話をきちんと映画として成立させた感じです。細部までよく作りこんであります。
旧シリーズに、これと言ったオマージュもなく、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイド、シガニー・ウィーバーなんかが、カメオ出演していますが、それもサラッと通り過ぎていく感じです。
ケビン君がやたらと人気を集めていますが、「そんなにキュートか?」と思わずにはいられません。
くすっと笑える展開がずーっと続く映画で、親子で見に行ったり、デートムービーには最適だったかも。あ、もう上映してないや。メリッサ・マッカーシー出演作にしては、毒がない映画で、ちょっと期待はずれでした。
2020.9.3
続編も観たい‼️
!
全312件中、1~20件目を表示