「人間が好きになる映画」ソーシャル・ネットワーク ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
人間が好きになる映画
人と繋がる画期的SNSを生み出した天才は、
人と繋がるどころか、彼女とも、唯一無二の親友とも、心を通わすことができなかった、
という逆説的な帰結。
もうこの時点で、この作品は面白いシグナルが立っている。
主人公のFaceBook立ち上げまでの動機、それが世界に広がるまでの利用者たちの動機。
全部、異性とエロへの関心。科学の発展はエロ。人間って凄いな。人間って愛おしいな。
主人公の最後の、悲しい佇まいも最高。天才だって人間なんだ。
人間が好きになる名作。
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