ベスト・キッドのレビュー・感想・評価
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ぜひスクリーンでご鑑賞を!
達人ばりの子供たちのカンフーで本物感が格段に上がって、中国の壮大な自然や荘厳な建造物で迫力も倍増し、オリジナルを知っていればこその楽しめる部分も散りばめられていて…何より、ジャッキーのカンフーは力強くてしなやかで美しく、渋い表情や姿も味わい深くて、最高です!!
オリジナル観てなきゃ観てないで、きちんと見入れる作りになってます。ジャッキーの師匠役を観てからオリジナル観ても楽しめると思います。一つ言えるのは、リメイクの今作品のほうがスケールやスピード感、リアル感が、超アップしてます!
特に、敵子役「チョン」の負けん気の強い子供らしい表情・仕草の演技が素晴らしくて、私には主役「ドレ」よりも印象が強かった。主役が解せない方でも、師匠役ジャッキーと「チョン」との絡みを中心に観たって、抜群に面白い映画になってますよ。
今年はダブルミッション、ベストキッド、11月公開のラストソルジャーとキャラの違う役を演じ分けていますが、ここ数年のジャッキー映画、プロジェクトBB、神話、香港国際警察、ドラゴンキングダム、新宿インシデントなどを振り返っても、実に様々な役どころでジャッキーの魅力いっぱいです。もっと過去作にさかのぼれば、彼の高い身体能力でしかこなせない魂のこもったアクションに、度肝を抜かれます。ベストキッド観終わった後ジャッキーの過去作がムショウに観たくなって、レンタルに走った方も多いはず。
近くの劇場では吹替しかやっていないと、躊躇している字幕派の方も、久々に石丸さんの声ききたくありませんか?140分は長すぎという方もいるけれど、テレビ放映時にこの映画をどう枠内におさえてくるかを楽しみにしているので、私には全然気になりません。あー。そこ切ったか、そこは切っちゃいかんだろ、みたいな(笑)。
大画面で観てこそ体感できるジャッキーのすごさがあります。ぜひあなたもスクリーンでご鑑賞ください!
ジャッキー!ジャッキー!
カンフー・キッドへの改変でジャッキーが師匠になったわけだけど、これは最良の人選だった。ジャッキー自身が幼少から想像もつかないような過酷な修行を収めたカンフーマスターであることから、彼が課す修行に充分な説得力が加わる(前作のミヤギさんには、それが無かった)。それは当然と言えば当然だけど、演技でここまで魅せられるとは…。素朴でトボけた味はジャッキーらしいけど、その中に暗い影も見て取れるし、何より慟哭するシーンは本当に感動的。今後同じような演技は彼自身出来ないでしょう。巡り会うべくして巡り会った役柄。
…独り言だけど、オスカーにノミネートされても良いんじゃなかろうか?最近はアート嗜好だけど、お祭り映画なんだし、ミヤギさんことモリタさんだって…。
ジェイデンにはスターのカリスマがある。何より父譲りの体の動きは本作に適している。羨ましい人生だが、歪まないように・・・(ジェイダおかんがしっかり者だから大丈夫?)。中国人悪役少年も武道家のツラつきでなかなか。ヒロインも、まあ可愛らしいんじゃないでしょうか。後味の良い作品です。
『出来は良いけど好きになれない』という言い掛かり的レビューです
アニメ映画が続々公開されるサマーシーズン。
ここ数年まで『映画は生身の人間が動いてナンボ』という“生身”原理主義だった自分は、未だにアニメ映画となると躊躇してしまう人間なので、この季節はどうも観たい映画が少なくて困る。
それだけならまだ我慢できるが、『魔法使いの弟子』といい本作といい、この辺りじゃ吹替版しか上映してないってどーいうことよ!?
諸事情あるんだろうが、アニメも吹替も苦手な自分にゃちとツラい。
前置き長くなりましたが『ベストキッド』のレビューです。
実はこの映画、上のような極めて個人的事情で好きになれない点が多い。エンタメ映画としての出来はスコア4.0くらいかと思うが、個人的には2.0。間をとって3.0というワケ。
主役のジェイデン君は演技も達者だし、アクションも予想以上に頑張っている。いつもより影のあるJ・チェンも味があり、その演技に思わず泣かされる場面もある。
クライマックスを飾る武術会も手に汗握る迫力。ラストの大技、カッコいいですねー。
だけどねぇ……ここから先が不満点。殆んどイチャモンみたいな所もあるんで、テキトーに聞き流してくださいな。
その1:
J・ホーナーの音楽。実は僕、ディス・イズ・ハリウッドな感じバリバリの彼の音楽はかなりニガテ。『アバター』の時のもあまり好きではなかったのだが、今回は何故か特に耳障りに聞こえた。挿入歌がいかにも“当たり”そうなポップソングばかりだったせいかな。ザ・売れる映画!って感じがして、どうもね。
その2:
敵役の設定。自分より身体的に弱い人間をボコボコにして悦に入っているガキンチョを2時間も観るのは、あまり愉快とは言えない。その暴力に何か理由があるなら別だが、主人公を目の敵にする原因と思しい少女との関係は結局何の説明も為されないし、『単にヤな性格の奴だった』で済むのかと思いきや、あの取って付けたようなラストだ。主人公の正々堂々とした戦いぶりに感化された、ということなんだろうが……うー、なんかモヤモヤする。
あとは、主人公の母親が『中国は良い所ね』と執拗に息子に語る理由や、J・チェンとあの道場の師範の関係も、一筋縄ではいかない感情を匂わせてはいるが、中途半端にしか描かれない。
主人公の成長譚だけに的を絞ったとも言えるが、それで140分って尺取り過ぎじゃ……。
ハイ、ここで文字数制限ギリギリ。言い掛かり的レビュー終わり!
<2010/8/22鑑賞>
ジャッキーチェンの素晴らしさを再確認
号泣モノの感動(俺が)
いっや~、もうマジで良かった!!!!
面白いというよりも、もう、本当ね、良かったんですよ~。
素敵なリメイク!!もう文句ないでしょ!?
ジェイデン・スミス君がもうね、頑張ってたし芸達者だしダンス上手だしね。
お父さんを超える日もそう遠くないんじゃないかな??
んで、ジャッキー・チェン!!
こんな哀愁帯びたジャッキーなんて今迄なかったんじゃないですか??
どっかで永遠の十代(?)的な印象持ってたんですけどwあのくたびれ方がまたイイ!!
まあ、正直、ストーリーの展開は普通というかベタです。
その分、物語にすんなり没頭できます。で、自分の場合、没頭し過ぎたのか…
中盤、ジャッキーが心情を吐露するシーンで、もう…涙がね…止まらなくなってね。
自分でもよく分からないんですけど…ラストまでずっと号泣でしたw
ジェイデン君に何ていうか、息子(居ませんけどw)か甥っ子を見守ってる心境でも抱いたのかなぁ…
ひたすら頑張れ!頑張れ!と…嗚呼、恥ずかしいorz
そして爽快なラスト!涙拭き拭き、晴れやかな気持ちで映画館を後にしました。
何だか最近涙脆くっていけません。
号泣したのも自分に限ったことなんで、参考にはならんです、このレビューw
ま、そういう奴も居た、ということで<(_ _)>
ジャッキー次世代を受継ぐ スター誕生の予感
オリジナルは観ていないのですが。
ジャッキー・チェンの癒えない哀しみを背負う初老の師匠役、脇役に徹している渋い姿は、『ダブル・ミッション』に続き、力の抜けた円塾の演技で安心して観れたことも良かったですし、子弟関係が、ただ教えるだけの達観した一方的なものではなく、ジェイデンくんの素直なひたむきさから逆に教えられたり・・・
男同志の友情とまるで父子関係のような信頼感が芽生えていくところもポイントでした。
ラストの感動も伝わり易くエンタティメントしていて、武術を通して成長する王道ストーリ―ではあるものの、雄大な自然をバックに、古さだけではない新しいものも織り交ぜ、母子&師弟&恋etc.のエピソードも微笑ましかったです。
また彼の初々しさとは裏腹の、かなり頑張って鍛えた肉体、さすがのプロ意識の高さに感心しました。
エンディングでの撮影風景の写真たちも、かなり和み系で良いカンジです。
子どもにはいいかも
昔の「ベストキッド」は私の人生の中で、かなり思い出に残る作品だった。
あのMr.ミヤギの何とも味のある感じが大好きだった。特に色男でもなく、西洋人からみたら日本人オヤジの典型のような、あのミヤギがいい味を出していた。
リメイク版とのことで、ストーリーは大体の予測がつく。
主役を支える影の役で、ジャッキーチェンがどこまで「らしさ」を出せるのかを楽しみに見に行った。
最寄りの映画館では吹替え版の上映しかなく、小学生の息子も一緒だったので、今回は吹替え版を鑑賞。
映画の内容自体は、結末も解っているし、ジャッキーらしいユーモアを入れつつ、昔のベストキッドの魅力も取り入れてあって、親子で見るには楽しい映画でした。
ただ一つ。吹替え版のセリフに興醒め。
映像で俳優が喋っている動作に合わせて、言葉の長短を調節しないといけない難しさはあるものの、もう少しひねってもいいんじゃないの?と思うような、単純なセリフばかり。
その方が、子どもには解り易かっただろうが、
映画を観終わった後に、心に残るセリフが何一つなかった。
英語と中国語の言葉の壁をどうやって表現するのかな?…と思い、見ていたが
結局、それを表現する『壁』が見つからないまま、お粗末な吹替えになっていた気がする。
大人だけで見に行くなら、絶対に原語のままの字幕版を見ることをオススメします。
ベスト・キッド
「むすこ、なかなか」
<チラ裏>
もう立派な役者さんだね
なかなかでした
ジャッキーも相変わらずで
序盤の殺陣はさすがでした
ストーリーは 娯楽としてはおすすめです
もちろん、エンドロールもみてね☆
ジャッキーの覇気のなさがエエわ~。
リメイク作品ということで、カラテからカンフーへ変わっていた。
師匠役がジャッキー・チェンで、強いのはわかっているのに、最初に登場シーンでの、覇気のなさが何ともエエ味を出していた。
今現在の中国の様子を見ることもできた。
今や、日本ではなくて中国なんですね。
カンフーを学ぶことは、ただ単に喧嘩に強くなることではない。
人間的に成長し、他人への思いやりを学び、自分に負けない強い心を培うこと。
試合での勝ち負けではなく、自分に負けない勇気を自分で育てる。
全力で今、頑張っておかないと、いつまでたっても克服できない・・・そんなこと、あるね。
何もしないで、ブツクサ言ってないで、とりあえず行動しようよ!
そんな勇気をくれる作品でした。
あのシーンが後々ここに繋がって、思い出す度にクスッと笑えて・・・ そんなシーンがあるって素晴らしい。
いじめっ子のチョン、これがまた、はまり役なんだな。憎たらしいわ~。
でも、悪役ではなく、まだまだ素直な心を持った成長途中の子供であり、善悪の区別ができるということが良かった。
エンドロール(見逃しては損です)での、ドレとのツーショット写真を見て、ホッとした。
ジェイデン君の不貞腐れぶりが良かった。
ジャッキー、アカデミー賞ノミネートは確実ね(期待も込みで)!
現代的センスで彩られたリメイク
学校でイジメにあった少年が、見掛けは冴えないが抜群な技量を持つ師に出会い、血と汗に滲む稽古を重ねて、いじめっ子をやっつけるという話は84年版を踏襲したごくオーソドックスなものだ。だが、アメリカの自動車産業の衰退に伴う母親の再就職。その新天地に選ばれたのが、近年、経済成長が目覚ましく、また軍事的にも大国になりつつある中国という背景が時代を反映している。
主人公の少年・ドレ役、ジェイデン・スミスがうまい。動きもいいが、表情が達者だ。両親が俳優という環境からいっても小生意気になりそうだが、将来が楽しみな逸材であることに変わりはない。最近、演技派ぶったところが鼻につく父・ウィル・スミスより、この息子の方が注目株だ。
いじめっ子の悪童チョンを演じたワン・ツェンウェイもいい。観ていて、ホントに憎たらしい。そして、いかにも強そうだ。
カンフー教室の指導者リー(ユー・ロングァン)があり得ないほど残忍なのと、「ロッキー」かと思えるほどアメリカ的なショー・スタイルの試合会場には苦笑するが、この作品、決して子供向きではない。話は単純だが、少年ドレとジャッキー・チェン扮するハンが心を通わすまでの過程に重点を置き、ハンによる精神論を込めた指導や、彼の暗い過去にまつわるエピソードの挿入など、中国ロケを存分に使った展開は大人の鑑賞に堪えうる。ある意味、ジャッキー・チェンの集大成ともいえる出来映えで、2時間を軽く超える上映時間からいっても、安易に小さな子供を連れて行くと欠伸をしかねない。だいたい、ガール・フレンドのメイに抜擢されたハン・ウェンウェンの将来性は、可愛いとか可愛くないで判断するお子ちゃまには分かるまい。
84年版は誰もが知るヒット作だが、カラテをカンフーに置き換えたこのリメイク版も現代的センスで彩られていて面白い。製作サイドも力が入っていて、音楽はジェームズ・ホーナー。
残念なのは、日本語吹替え版しか上映していない映画館が多いこと。この作品、英語と中国語という言葉の壁がけっこう重要なポイントなのだ。
なぜかダニエルさ~んと言いたくなる。
公開前だったか、原版をTV再放映で観た。
いや~懐かしい!ワックス・オン、ワックス・オフ。
ハエを箸で捕まえる。コブラ会(何なんだこの名前)
E・シューの可愛いこと!P・モリタの名妙演技!?
正直マッチオ君には何も感じなかった、あの頃^^;
しかし改めて観てみると、なんか時代を感じさせる
ほのぼのとしたまったり感が心地良い。歳なのか…
昔はいじめっ子なんていうのはあんなレベルで(爆)
意味なく転校生や、可愛い子にちょっかい出す奴を
ぶっ飛ばす!のような単純性があり^^;そして一対一
でのケンカに勝つ!のがオトコを維持するステータス
だと煌びやかに描かれて…あ、ロッキーの監督だし?
単純で素直。なのが、当時の軽やかさだったのかな。
そこへいくと今回のリメイクはやや重め。
とはいえ、原版をほぼ忠実に(台詞まで)再現しており、
まぁ空手がカンフーに変わったのがいちばんの違いで、
師匠を演じるジャッキーがあのスマイル♪を封印し(涙)
苦悩に満ち満ちた表情でカンフーを教えてるのが異例。
教わるJ・スミスも可愛い演技を炸裂、さすがに両親が
ピッタリ張り付いて、演技の一部始終を見守ってたそう
だから、かなり本人はやり辛かったとは思うんだけど^^;
しかしカンフーに変わっても空手キッド、ってどうなんだ。
日本ではベスト・キッド、だから問題ないけど(爆)
リメイクということでタイトルもまんまにしたんだそうだ。
ま、いっか。そんなことは^^;
やや重い。と書いたが、いい意味で深く描かれている。
何しろあのW・スミスの息子が芸達者で、父親譲りの^^;
おバカな顔演技から、苦悩、愛情、対決、演技面は元
より、身体の作りからアクションに至るまでほぼ完璧。
インタビュー時の態度の悪さ(爆)からは想像もつかない
ジャッキーを(常に?)脇に置いた演技を炸裂させている。
ということで、まるでいじめられっ子に見えない^^;のが
原版のマッチオ君とは違うところ。してやったり!の
裏ワザにかけては彼の方が小ズルいとこもあるし?(爆)
まぁ…年齢も違うので仕方ないか^^;
受けるジャッキーも、P・モリタとは全く逆方向の演技で
彼と真っすぐに向かい合う。だってそもそも^^;彼がカンフー
を子供に教えるなんざ、命懸けにならないはずはない(汗)
何を考えているのか分からない不思議感覚のミヤギさん
とは違うアプローチで、シゴキつつも温かな眼差しを彼に
向けるハン。今回のジャッキーのアクションは?というと
子供の技をはらう程度で完全に受けの態勢で臨んでいる。
泥酔して車をぶち壊す彼にはやや感情移入してしまった。
こんなジャッキーも今だから、いい。
物語はほぼ同じながらも、それぞれのキャラに入り込み、
敵役の男の子ですら丁寧に描いたところなど素晴らしい。
C・ユンファと田中裕二を足したような顔立ちの彼が^^;
ラストの対決で魅せる演技は(もちろん原版とも同じだが)
本当に清々しく、あ~これだから男のケンカっていうのは
後をひかなくていいよなぁ~と思うのである。
しかしあのショットといい(ロッキーだよねぇ)、酔拳からの
オマージュ場面といい、作りが(古臭くて)すごく懐かしい。
スケボーはバック・トゥー~のマーティを思い起こさせるし、
J・ホーナーの音楽と共に、とても楽しい二時間半だった。
オット、忘れてた。今回もお母ちゃん役はサイコーだ♪
吹替えだけだったのがチト惜しまれる。が声優に文句なし。
(ミヤジ(ギ)さんネタは、七夕まつりに継承されてます^^;)
ジェイディン君の素養、凄い。
とにかく主役のジェイディン君、凄いです。
かなり訓練をしたに違いありませんが、あの足の上がり方、ハイキックは凄い。
父親の七光りではなく、素養あるんですねー。
個人的には、ジャッキーのカンフーシーンが少なくて少し残念でしたが、
ジャッキーが教える側に回ったのは幼少期に、ジャッキーのカンフーものにはまっていた
自分としてはなんとも感慨深いものがあります。
相手の悪役子役君も、よくよく顔を見れば悪役とは思えないとってもかわいい顔をしてて、
最後のエンドロールでは、撮影の合間に撮られたと思われる、ジェイディン君との
中睦まじそうな画像が流されたりして微笑ましかったです。
単純に観て楽しいハッピーな気分になれる映画。
親子連れを想定してか、吹き替えばかりが多いのが非常に残念。
この映画は、大人で観たがる人も多いことを映画関係者は理解すべき。
色褪せていないリメイク
主人公ドレ・パーカーが痛がると自分も苦しくなってしまう…。
アイドルチックな華やかさはないが、一重の瞳で微笑まれると不思議と和んでしまうヒロインのメイ。
口うるさいけれど生命力溢れる母親シェリー・パーカー。
鼻っ柱の強さを感じる目力と説得力あるカンフーの敵役のチョン。
根っからの人の良さが滲み出てしまう管理人ハン。
単純に安心なストーリーだからこそ、
現代と古代が入り混じる中国のロケーションが引き立つ美しい画像。
オリジナルを知っていても知らなくても
応援スタンスで素直に鑑賞すれば非常に楽しめた。
先行上映を観て!
勇気がパワーになる!
ジャッキー最高の演技で世界を魅了。
もう少し、ひねってほしかった...。
愉快!痛快! ジャッキー、健在!!
8/2 観賞
正直、そんなに期待してませんでした。
昔のベスト・キッドも、
「何でこんな(←失礼)映画に2だの3だのができるの!?」
って思ってたんで・・・・。(特に1の沖縄の映像がヒドイ!!ここは中国?)
でもでも!
これは、単純に楽しかったです。
この手の映画にしては珍しく2時間越えの上映時間にもかかわらず、
最後までおもしろかったです。
とくにクライマックスなんて、自宅だったら完全に、歓喜のオタケビと、
拍手喝采間違いなし!
予想通りにストーリーが進んでくれて、
単純といえばそれまでだけど、すっきりしました。
所々に笑いと、ホロッとさせられることがあり、
大変よかったです。
何といっても、ジェイデンくんが可愛い!!
演技もよかっと思います。
ほんと、うちの子と取り替えたいくらい!
エンドロールで流れていた撮影裏映像も、良かったですね。
(ウィル・スミスも写ってた。)
いじめっ子たちのかわいい笑顔や
ジェイデンくんとのじゃれ合いシーンなど心なごみました。
ヒロインの女の子もいかにも中国系って感じで
清楚なおかつ勝気な様子が、好感持てました。
さて、ジャッキー・チェン。
多人数のいじめっ子相手に戦うジャッキーを久々に見て、
やっぱ健在やん!って思いました。
内に秘めた悲しみや、徐々に芽生えるドレに対する愛情なんかに
胸を打たれました。
お母さん役のタラジ・P・ヘンソンや、
管理人ハン役のジャッキー、ドレ役のジェイデン。
一度観てしまうとこの配役以外には考えられない程
みんなはまり役だったように思います。
(いじめっ子役も含めてね。)
いや~しかし最後スカッとしましたね!
全く努力というものをしない
ウチの息子に観せたいです。
ジャッキー版の新たな「ベスト・キッド」
主役の少年にあのウィルスミスの息子ジェイデンスミス、そしてキーマンであるカンフーの師匠にジャッキーチェンを配したベスト・キッドの最新作。
前作までの成功を引き継げるか、何匹目かのドジョウ狙いの駄作かビミョーな先入観だったよ(笑)
何しろ、曲がりなりにもアクションスターのジャッキーが故パット・モリタが演じたミヤギのようないぶし銀の演技ができるのかってこともあったし、基本的には同じ展開(イジメっ子がユニークな修行を通じて心身共に強くなり、大会の場でイジメっ子と闘って勝利する)だから、さすがに飽きが来るのではないかと(汗)
結論から言うと、「単純に楽しめる映画」だったよ、うん。
お決まりの展開はむしろ「安心感」につながったし、アクションスターでありつつもコミカルなジャッキーが関わることで笑えるシーンがふんだんに盛り込まれていたから。
主役であるジェイデン・スミスは以前父親と共演した「幸せのちから」での演技の方が光っていたかな? 今回は普通の子役って感じで強い印象は残らなかった、うん。
ジャッキーは今回は師匠ということで自分がメインで戦うわけではないから、アクションシーンはほとんど無し。彼の出演映画としては珍しいんじゃないかな? それでも序盤にジェイデン演じる主人公をイジメ子グループから助ける時の立ち回りの動きのキレはさすがだったね。確かに役柄通りの達人の域に達している動きだと思ったよ。
印象に残ったのは、主人公のロマンスの相手の子役女優。名前は知らないんだけど、典型的な中国人的な顔立ちで、それがまた可愛らしかったなぁ~。なんか古き良き清純な女の子って感じで(笑)
それと、イジメっ子のリーダーの男の子。彼の演技も良かったと思う。動きのキレから見て実際にカンフーを身につけている中国俳優なのかな? ジャッキーやブルースリーみたいなアクションスターを目指してるような。
2時間という時間の制限もあって、展開は時に「無理矢理感」もあったけれど、そもそもストーリーの大筋は分かっている話だから、案外余裕を持って観ていられたような気がしたよ。
男にとって「強くなりたい」っていう願望は誰にでもある自然欲求だと思う。
だからこそ、こうしたストーリーはやっぱり素直に楽しいんだよね。うん。
そして最後に、冒頭のジャッキーの登場シーン.....飛び回るハエを箸で捕まえようとするシーン。あれはきっと故パット・モリタへのオマージュだよね。それをコミカルなオチに持っていったのがジャッキーらしかったな(笑)
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