「ハッピーエンドをこころ待ち!」アンストッパブル(2010) いちごだいふくもちさんの映画レビュー(感想・評価)
ハッピーエンドをこころ待ち!
はっきりいってストーリー展開は完全に観る前から予想できた映画。でも、それでいいんです!!!
我々は、困難に立ち向かうヒーローをがすきなんです!立ち向かう姿を見て、心離れている家族が一緒になる人間ドラマがすきなんです!凸凹コンビが最後は、心が通いあう友情がすきなんです!そして、ハッピーエンドを待ち望んでるんです!笑
実写の凄さ、見せてもらいました。リアルさを追求したが故の大迫力、醍醐味はすばらしい!やりすぎなくらいの音響効果により緊張感というスパイスを追加され、視覚と聴覚が引き付けられっぱなしです。暴走列車が馬車や貨物をぶっ飛ばすシーンやスタントンの急カーブを列車が傾きながらも通りきるシーンなんか、大興奮!
トニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンのコンビは通算5作品目。それほど相性が良いのでしょうか?もちろん、デンゼル・ワシントンの渋さが至るところで目立ってました。その中に、若いクリス・パインとの駆け引きも大変面白く、見所ですね。
ただ、列車を停めるシーンが意外にあっさりだったと思ったのは私だけ?新米ウィルのことだから、「停め方が分からん~」ってひと騒ぎ有り、何かにぶつかるギリギリでストップなんて予想していたんですが、考えすぎでした~!
映画自体は、実際に2001年オハイオ州で発生した貨物列車暴走事故をもとに制作されたというのは驚きです。小さなミスが大きな事故にを思い知らされますねぇ。人間だから慣れ、怠りはしょうがないですが、些細な気の緩みがとんでもないことになってしまうという教訓になりました。(といっても、このミスはひどすぎ)
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