劇場公開日 2010年7月10日

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プレデターズ : 特集

2010年6月28日更新

2週連続企画 新生「プレデターズ」はココがエキサイティング!

この夏、もっとも注目すべきサバイバルアクション映画が登場! 1987年にメガヒットを記録し、アーノルド・シュワルツェネッガーの人気を不動のものにした「プレデター」から始まったこのシリーズ。この作品から23年を経て、究極の地球外生命体“プレデター”が、 「デスペラード」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」のロバート・ロドリゲス監督の手により、再起動される。

今回は2週連続にわたり、この新生「プレデターズ」の特集を敢行。作品の基礎知識からシリーズファンが気になる噂の真相や製作秘話までをお届けします。

第1回:興奮必至のサバイバルアクション「プレデターズ」とは?

「プレデターズ」は過去の「プレデター」シリーズとどう違う?
「プレデターズ」は過去の「プレデター」シリーズとどう違う?

■その1:史上最高のサバイバルアクションに興奮!

最強のプレデターを前に、かつてないサバイバル劇が展開!
最強のプレデターを前に、かつてないサバイバル劇が展開!

リドリー・スコット監督の名作SF「エイリアン」を、ジェームズ・キャメロン監督がアクション映画に進化させた続編「エイリアン2」の原題は「エイリアンズ」。本作のタイトル「プレデターズ」は、この名続編にちなんで名付けられたものだ。シリーズ第1作「プレデター」が持っていたサバイバル劇の要素に特化し、キャスティングもストーリーも一新。シリーズ史上もっともエキサイティングなサバイバルアクションに進化を遂げたのが、この「プレデターズ」だ。

プレデターとは、ただ狩猟の興奮のみに至上の価値を見いだす異星人のこと。そんなプレデターと人間の壮絶な戦いを描くのが「プレデター」シリーズだ。そして本作には、従来のプレデターよりも狩猟能力に優れた極悪新種スーパー・プレデターも登場。もはや彼らは、普通の人間たち相手の狩猟には満足できない。今回のスーパー・プレデターが相手にするのは、世界各地から選ばれた戦闘能力に長けたエリートたち。凄腕の傭兵、スナイパー、特殊工作員らを選りすぐって地球外の惑星に集め、宇宙史上もっともエキサイティングな狩りを始めようというのだ。


■その2:映画ファンも納得のクリエイターに興奮!

ロドリゲスならではのサバイバルアクションに
ロドリゲスならではのサバイバルアクションに

本作を「エイリアンズ」にちなんで「プレデターズ」と名付けたのは、この映画の製作を務めるロバート・ロドリゲス。「シン・シティ」で原作アメコミの世界をスタイリッシュに映像化、「デスペラード」「フロム・ダスク・ティル・ドーン」など、強敵に立ち向かい戦う男たちを演出してきた彼だからこそ、「プレデター」をサバイバルアクション映画に特化させるという発想にも説得力がある。

そのロドリゲスが選んだ監督が、ショッキングホラー「モーテル」、サスペンス群像劇「アーマード 武装地帯」の新鋭ニムロッド・アーントル。この2作で見せた演出力が、本作にもきっちり反映されている。


ロバート・ロドリゲスが「プレデターズ」を語る特別映像!

最新の本編映像や撮影中の風景、そして、プロデューサーのロドリゲスが意気込みを語るインタビューで構成された特別映像を配信。新たなプレデターやクリーチャーの創造過程も見られるぞ。




■その3:演技派ぞろいのキャスティングに興奮!

日本刀を武器に戦う日本人殺し屋ハンゾー
日本刀を武器に戦う日本人殺し屋ハンゾー

このサバイバル劇をよりエキサイティングにするため集結したのは、いわゆるアクション俳優ではない演技派俳優たち。なかでも主人公の傭兵ロイスを演じるのは、「戦場のピアニスト」でアカデミー主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ。なんと本作は、オスカー俳優が主演するアクションなのだ。

その周囲を固めるのも演技派として知られる面々。「マトリックス」3部作のモーフィアスことローレンス・フィッシュバーン、「スパイダーマン3」のヴェノム役で知られるトファー・グレイス、「ブラインドネス」のアリシー・ブラガらが共演する。さらに、ロドリゲスの従兄弟で、「デスペラード」「スパイキッズ」「グラインドハウス」にも出演しているロドリゲス映画の常連ダニー・トレホも登場。日本人の殺し屋で出演する、日本人の母と台湾人の父を持つ俳優ルイ・オザワにも注目だ。


■その4:個性豊かなキャラクター設定に興奮!

(左から)ロイス、ニコライ、クッチーロ、モンバサ
(左から)ロイス、ニコライ、クッチーロ、モンバサ

こうした個性派俳優たちが演じるのは、世界中から集められた人類最強の人間たち。アメリカ人の傭兵で、成り行きから一行のリーダーとなるロイス(エイドリアン・ブロディ)、ロシア特殊部隊員の大男ニコライ(オレッグ・タクタロフ)、メキシコの暗殺集団に属するクッチーロ(ダニー・トレホ)、アフリカ革命統一戦線(RUF)の一員モンバサ(マハーシャラルハズバズ・アリ)、グアンタナモ刑務所の死刑囚スタンズ(ウォルトン・ゴギンズ)、寡黙だが凶暴性を秘めた日本人殺し屋ハンゾー(ルイ・オザワ)、CIAの凄腕女性スナイパーのイザベル(アリシー・ブラガ)、医師エドウィン(トファー・グレイス)、そして彼らより以前から惑星で生存を続けていたローランド(ローレンス・フィッシュバーン)の9人だ。

(左から)スタンズ、ハンゾー、イザベル、エドウィン
(左から)スタンズ、ハンゾー、イザベル、エドウィン

エドウィンを除けばそれぞれが戦闘のエリートであり、得意技や武器は千差万別。それだからこそ、それぞれがその特殊能力を駆使した戦闘スタイルを持ち、これまで見たことのないプレデターとの死闘を見せてくれるはず。

彼らは果たして、どのようにスーパー・プレデターの狩りに対抗するのか? そして最後まで生き延びるのは誰か? 特に、屈強な人間たちの“日本代表”として、刀を武器にスーパー・プレデターと1対1で戦うというハンゾーの活躍に期待したい。

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