ウォール・ストリートのレビュー・感想・評価
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ウォール街がうわさ話に弱すぎる
『ウォール街』の続編
伝説の投資家ゲッコーが
前作で逮捕されて刑務所から出てきたところからはじまる
ゲッコーの娘、その婚約者のジェイコブが
娘とゲッコーの中を取り持つために苦心し
そして、ジェイコブの師匠が風説の流布のために
会社が倒産し、自殺をした
その犯人とされる相手の会社で働くことになり
前作よりも複雑な関係だと思った
今作はネット黎明期の作品なのか
風説の流布によってウォール街が影響を受けすぎな気がする
いくらなんでもここまでブログが影響をもつのはおかしい
本作はリーマンショックの前後を描いた部分もあって
なんとなく完全ハッピーエンドにはしにくかった感じがする。
最後のウェブサイトの報道で
ここまで追いつめられるのかと疑問だった
ゲッコーは刑務所に入っていたからか比較的丸くなった
前作主人公のバドと会話しているシーンもあって
ゲッコーが善人になったかなという印象があったが
終盤で唐突にカネをだまし取っていって丸くなったと考えていた視聴者を騙していく
ゲッコーはその資金をつかって
ウォール街にカムバックをしたが
これでカネを返しても娘は絶対許さないだろうなと思ったら
最後にアッサリ和解をしていたのが疑問だった
ゴードンと○○、まさかの再会!
相変わらず株や証券などは全くわかりませんが面白かったです! 前作を観ていなくても今回の物語自体は問題ないでしょうが、チャリティー・パーティーでのバドとの再会は前作を観ているからこそ面白いです(笑) そこが1番の見せ場だったと言えるくらいです! その場面はついニヤニヤしながら観ちゃいます(笑) 共演はまたチャーリー・シーンでも良かったくらいです! バドが優雅に過ごしてるなら、お父さんもいい引退生活を送ってるかな(^-^) 「青い蹄鉄はアナコット製鉄がお好き」(笑)
がっかり。
見るだけ時間の無駄、の見本みたいな映画です。
せっかく和解してくれた娘の金を持ち逃げする父親っていますかね?
そしてあんなに嫌ってた父親と意外に簡単に和解してしまう娘も…どうなんでしょ?私なら無理です。
スト―りーもねぇ…風説の流布ってあんなに簡単に成功するもんなんですか?
金しかない世界を描いておきながら最後に無理矢理に家族愛を詰め込んだ、ハリウッドの商業主義そのもの映画でした。
おもしろくない。
おもしろくなかったー。
みんなが書いてある通り、予告と全然感じが違うし、
どの登場人物にも感情移入できない。
チョコチョコ入る、オシャレなテイストを演出した映像も、無駄だし、
とにかくまとまりがなくて、ダラダラした映画だった。
絶対、先にウォール街を観るべき
邦題のせいで、この映画が「ウォール街」の続編ということがわかりにくい!!
しかもこの作品自体が「ウォール街」を観ているか観ていないかで、楽しめるかどうかにかなり影響が大きいから尚更腹が立つ!!
前作が「ウォール街」というタイトルなら、今作は「ウォール街2」、もしくは「ウォール街〜money never sleeps〜」と元々のタイトルのままにすべきだろ!
自分はこの「ウォールストリート」を一発目に観てしまい、そこそこ面白かったけども微妙な印象しか残らなかった。
そして後日、「ウォール街」を観たら、「ウォールストリート」と比べて飛び抜けて面白かったし、色々と解明したので、
「ウォール街」を先に観れば良かったと激しく後悔しました。
邦題付けてるバカは一貫性持てよ!宣伝係の癖に、他人様の感動を濁すようなマネしやがって!
「ウォール街」がすごく良作なだけにすごく腹が立つ。
どうにも甘めで薄味な印象
前作を観たのは随分前なので
よく覚えてないが、株投資の知識があまり
無くても楽しんで観られた記憶がある。
あとはオープニングの
『FLY ME TO THE MOON』とか、
ラストの雨中の対決とか、
主人公があまり美味くなさそうな
寿司食べてる所とか。
ドでかい携帯電話から始まる
今回のオープニングも出色で、
主人公がバイクで街を走りながら
1億ドルの巨額取引の話をするあたり、
「今も昔も金融界は大忙しですねえ」
と呑気な感慨を抱くどころか、
恐ろしい額の金が恐ろしい速度で
取引される今の世の中にゾッとさせられる。
S・ラブーフ演じる主人公の設定も
少し珍しい。彼は「金になる」
ではなく「未来の為になる」と自分が
信じるものに投資する投資家。
善良な投資家なんてのがもしこの世に
いるなら、この主人公だろう。
彼も含め、全体を通して
「金ではなく心を大事に」
という明快なテーマが貫かれている
と感じた。
しかし……退屈な話では無いものの、
鑑賞後の印象はどうにも薄味。
ウォール街を舞台に復讐劇と
家族ドラマが同時進行する本作だが、
どっち付かずというか中途半端というか。
他のレビュアーさんも言う通り、主人公と
ゴードン・ゲッコーとその娘が
迎える結末もとって付けたような感じだ。
あのゲッコーが1億ドル返した!
って驚きはあるが、ああもアッサリ
“みんな仲良し”といくもんかなあ。
「金返せばいいってもんじゃないわよ!」
と娘にぶん殴られてもおかしくないと
思うけど。
主人公が狡猾な投資家ブレトンへの
復讐を目論むというパートに関しても、
けっきょく復讐らしい復讐ってゲッコー
から得た情報をリークしただけで、
本人はブレトンの下で文句言いながら
働いてただけだったような……。
それでも敵役ブレトンが迎える結末には
ザマァミヤガレな爽快感がある。
M・ムーアの『キャピタリズム』でも
描かれていたが、
いわゆるリーマンショックじゃ
ウォール街の投資家全てが酷い目に
遭った訳じゃないんですね。
それどころかブレトンのような一握りの
投資家共は、この未曾有の経済危機を
利用して更に莫大な金を手に入れた訳だ。
ただでさえ庶民の何百倍も儲けてるのに
まだ儲け足りないのかね。
頭おかしいんじゃねぇの?
と、大して貯金も無い僕は思う訳です。
以上!
金持ちへのヒガミで今回のレビュー終了!
<2011/2/20鑑賞>
Mr.お爺ちゃん。
Mr.インサイダー、G・ゲッコーの逮捕から23年(実質)経ち、
予告で何度も見せられるあのケータイ電話の大きさ^^;が
何ともいえない風情を保つ冒頭場面。
出所後お迎えのリムジンには、ギャングが乗り込む時代、
様々な手で時代は変わったと彼に訴えているのが面白い。
そんなMr.も見事に歳をとり^^;今作の撮影中には病を勃発、
気のせいか痩せ、声や発音が聞き取り難い部分もあって、
あ~もう彼も時代の産物なのか…なんて思いきや、もちろん
後半は煌びやかな格好で黒気づいてきますのでご安心を^^;
今や時代は変わり、金融情勢もあの頃とは違う。
それを感じ取り、周囲へ警告し、まだまだ分析力では衰えを
見せないゴードン。ラブーフ演じるジェイコブが惚れ込むのも
分かる気がするカリスマ性とその魅力。こんな男に騙されて
しまうのは、日本の一般投資家でもいるんじゃないだろうか。
娘やその彼氏をも巻き込んで、着々と這い上がるゴードン。
こういう性分は(娘もそう言ったように)変わるもんじゃないし、
映画のキャラとしては(観る方にとっても)変わって欲しくない。
が、今回の彼は、ラストでどういう選択をとったか…。
23年前の作品と続編にあたる今作を同等に比べられないが、
家族の絆を前面に推し出した部分を老体の極みだととるか^^;
時代の流れととるか、その辺り監督の思惑の程は分からない。
人間的に観れば、あのラストで本当に良かったと思えるし、
ウォール街的に観れば、何やってんだよ、ゲッコー!となる。
私は今作には黒好みなので^^;やや気落ちしたけれど、でも
金が若者の前途を奪うのは許せない。欲は善。欲は合法。と
言い切るゴードンにやや人間的光が射した瞬間なんだろうか。
O・ストーンも歳をとり(顧客役で何度も出てくるので笑えた)
チラリ出演するC・シーンも当時の輝きを失った(大丈夫か?)
ラブーフやマリガンは演技力よりその幼さが際立ってしまい、
90歳を過ぎたE・ウォラックには、アンタが主役か!?という
生き残り性が満載(ケータイの着メロと合わせ今回は笑える)
いろいろ盛り込んだおかげですっかり精気を失った感もあるが、
これぞ時代と金の流れ。ということになるのかな。
(しかしダグラスにはまだ男の色気がいっぱい。頑張れMr.!)
この2時間は別に財産にはならない
「この2時間はあなたの財産になる」という口車に乗せられて、公開2日目に、観に行きました。
率直な感想としては、字幕が細かいところまで訳されてなく、キャラクターの細かい心情の変化等、うまく読み取れませんでした。
それもあって、この映画は結局何がいいたいのかよくわからないままでした。
スカッとするわけでもなく、楽しい気分になるわけでもなく、なにか駆り立てられる大きなメッセージが組み込まれているわけでもなく。
映画を観るとき、感動したいとか、笑いたいとか、興奮したいとか、何か学びたい等など、そういう目的で映画を見る私には、なんかガツンとこない。
腑に落ちない、映画でした。
でも、主役の二人はめちゃめちゃかっこいいし、超セクシーでした。彼らを観るためなら、1800円惜しくない。
家族の絆を強調してもよかったのかも。
中盤まで眠気をこらえるのが大変だった。
経験者や前作を観ている人には、楽しめたのかもしれない。
父と娘、母と息子の関係が描かれている場面があったので、
家族の絆をもっと前面に出してもよかったのでは、とも思う。
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