劇場公開日 2011年2月4日

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ウォール・ストリートのレビュー・感想・評価

全41件中、21~40件目を表示

2.0う〜ん…

2011年3月5日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

難しい

23年振りの続編。
変わらずオリヴァー・ストーン監督×マイケル・ダグラス主演なので、やはり気になり、オリジナルも鑑賞し、観に行ったのだが…。

金融業界が舞台なので、少々分かりにくかったのは事実。
何も描き方が悪いのではなく、ただ自分がこういう業界に疎いだけで…。

前作は本格的な金融界の映画だった。
その後、「金融腐蝕列島・呪縛」「ハゲタカ」など作られたが、やはり前作は斬新な映画だった。

が、今回は、分散とした感じを受けた。
果たしてオリヴァー・ストーンは、リーマン・ショック後の現在のウォール街を描きたかったのか、ゲッコーの後日談を描きたかったのか(家族関係も含め)、それとも全く新しいウォール街を描きたかったのか。
無理に続編を作らなくても…と、つい思ってしまった。

豪華なゲスト出演は楽しませて貰った。
ジョシュ・ブローリン、イーライ・ウォーラック、スーザン・サランドン、そしてバド=チャーリー・シーン!

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近大

1.5ゲッコーの娘がストーン監督の娼婦みたい

2011年3月3日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

難しい

2010年アメリカ映画。133分。2011年5本目の作品。前作「ウォール街」から20年後、リーマンショック後に作られた作品だけになかなかタイムリーな作品。本作でゲッコーがどんな弁舌をふるうかが1つの楽しみだった。

内容は;

1,インサイダー取引の罪を問われ刑務所にいたゲッコーがようやく釈放される。
2,今ではすっかり大人になった彼の娘の婚約者は何の因果か金融マン。
3,婚約者の実父であり金融のカリスマであるゲッコーに、男は引力のように引き寄せられていく。

昨今の時代背景もあり、本作は見所満載の作品になるはずだった。確かにゲッコーの描き方は相変わらず凄みがあり、本作での金融の世界に魂を売った姿をみるとほとんどモンスター。「空売り」の攻防の描写なんかは、金融について詳しくない人からすると勉強になるし、スリリング。

それでも明らかに前作とは違う。それは結局、本作がありがちなメロドラマだったことであり、特に娘の描き方が不自然というか、ストーリーの展開を都合良くするために操り人形のよう。特にエンディングなんかはスクリーンにむかってトイレットペーパーロールを投げつけたくなるくらい腹立たしい。

オリバー・ストーン監督のここ数作を観てるとすっかり落ち目になっているのは承知していたが、今作ではかつての威勢の良さも消え失せ、ひたすら観客に媚びる描写ばかり。

マネーとは一体何なのかという1つの回答も、ダーウィンの進化論にかけあわせて提示されていた。しかし本作の問題のエンディングを観ると、人間は退化しているとしか思えませんでした。

期待していただけにガッカリ度底なしでした。

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あんゆ~る

4.0ゴードン.ゲッコ―の講演会が見もの!

2011年2月27日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

前作の「ウォール街」は観ていません。

出所後の彼の大学での講演会は面白かった。
だから、ついその先も事実に基づいた展開を期待して
しまいますが、それは違う。

だから、いろいろ勝手に思いめぐらして、少し消化不良気味。

ジェイコブの働いていたのは、リーマンブラザーズだったの?
じゃあ、ブレトンがいるのはゴールドマンサックスなの?

なんかモヤモヤ!今もモヤモヤ!

でも、この作品のテーマは金融業界ではなく、人間だ。
それが一番の焦点。(映画パンフレットより)とのこと。
うーん、良しとしよう!

いつもの軽いノリでいくと...
シャイア、ラブ―フは写真よりもスクリーンで動きがある方が
素敵だし、ジョシュ、ブローリンはその逆で、写真の方がいい。
フランク、ランジェラはどちらも素敵。

そして、マイケル、ダグラスもどちらも素敵!
完全に病気を克服して、益々頑張ってほしいと思います。

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ucchi-

3.5時代がゲッコーさんを普通の人にしたね

2011年2月26日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

結構、楽しみにしてこの映画観に行ったが、CMで言うほど資産化されなかった感あった。
前作、ウォール街はその道の入門的な映画で、欲は善という言葉が斬新であった。そして20数年後に続編というので観たが、ゲッコー氏が作品で語っていたように欲は合法になったというのはまさにそのものである。
いい映画だとは思います。でも、あまりにも時代がゲッコー氏はじめ作品全体に漂うダークさを希薄化している。特に2011年2月からロードショーの今となっては、もはや歴史の教科書程度の認識にしか思えない。今は中国が首脳会談のおみやげに何千億ドルもの「買い物」をし、全盛を誇った中東が革命で悶え、異常気象や紛争で足元の生活物資が高騰する時代なのだ。現実が映画の持つ凄味をあざ笑ってしまっているのである。
ただ、久々にチャーリーシーンやマイケルダグラスを見れて個人的に良かった。一つの時代の区切りとして観るなら、割合価値ある映画だと思います。

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ピエール

2.0ん〜

2011年2月19日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

寝られる

前の作品を見ましたが、前よりもダーク感が増していますねぇ。。。
飛行機の小さい画面で観たので余計なのかもしれませんが、
重い〜空気感がずっと流れる映画だなと。

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Lana

4.0オリバーストーンの熟練技

2011年2月19日
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鑑賞方法:映画館

興奮

寝られる

少々中だるみあるものの、やはりオリバー・ストーン
良い作品にしあがってます。
如何わしさ全開なマイケルやはり存在感100%越えますね。

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たむさん

3.5ウォール街と聞いてイメージするもの…??

2011年2月17日
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鑑賞方法:映画館

怖い

単純

寝られる

  1「マネー」

  2「資本主義」

  3「欲は善なり」 などなど…

 これらの言葉からみなさんは何を思うでしょうか??

 確かにお金は大事なもので1円でも大事にしなくてはなりません。子供の頃、よく教えられた方も多いはず。私もそのうちの一人です。1日100円ほどの小遣いを握り締め真っ先に近所のお店に駆け込んでいったことを思い出しました。

 やがて“お金”はカタチを変え、その場に応じて、というか適するカタチに姿を変えながら人生を潤してくれます。

 答えは1つではなくたくさんあっていいんだ。 そんな映画でした。

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ふわふわtime

5.0〜必見!オリバーストーンのニクい演出。この映画はあなたの資産になる。〜

2011年2月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

2008年9月のリーマンショックから早2年半、このタイミングでの「ウォール・ストリート」。前作から23年ぶりのパート2。収監されたかつてのウォール街の雄ゴードン・ゲッコーの8年の刑期が終えたところからストーリーは始まります。

23年前と言えば1988年。日本はまさにバブル絶頂期。ウォール街で描かれる浮かれた空気が当時の日本の浮かれポンチの空気と相まってパート1は日本でも空前のヒットとなり、チャーリーシーンはマドラスモデロのTVCFに出る訳であります。(ほんとか?)チャーリーシーンとマーチンシーンの実親子が親子役をやるという演出もさることながら、今も語り継がれるマイケルダグラス「Greed is Good.(強欲は善だ)」のうますぎるスピーチ、そしてセントラルパークでのバドとゴードンの最後の対決。オリバーストーンならではの見せ場の多い演出はまさに時代の空気をふんだんに盛り込んだ80年代の名作だった訳です。

そしてようやく景気も上向きかけ08年を振り返る余裕ができ始めたタイミングでゲッコー復活ってわけでございます。結論から言いますが、必見です。ぜひとも皆様にも楽しんでいただきたいためあまり多くを語りたくありませんが見所を何点かあげておきます。

①パート1を意識したオープニング、音楽とタイポグラフィ。前作を見た人は随所に80年代を敢えて取り込む監督のニクい演出を感じます。

②脇役陣の充実と、カメオ出演のサプライズ。これはこれ以上申しません。

③主演のシャイア・ラブーフとキャリー・マリガンの熱演。そして言わずと知れたマイケル・ダグラスの名演説再び。キャリー・マリガンは美人じゃないんですが、何とも言えないキュートな雰囲気。21世紀のオードリーヘプバーンと言われているようです。が、それは言い過ぎか。シャイア・ラブーフは線が細いながら,確かな演技力と独特の美男顔でこれからも色のつかない重宝される役者になっていくでしょう。

④そして08年の金融業界当事者達がほぼ実際の人物とかぶる形で出演し、当時の舞台裏、現場で何が起きていたのかをヴァーチャルに体験できる。

結局、金融っていうのは金融工学とかMBAとかデジタルに割り切れそうなナレッジで語るものではなく、人間そのものなんだということに改めて気づかされます。まさに持って生まれた人間性がもろに出る仕事、業界、それが金融って言う仕事であり,業界なんではないかと。また、因果応報、カルマという言葉も浮かんできます。一見、海千山千の兵達がだましだまされ野ゲームに興じている風ですが、最終的には因果応報、落ちるべく所に結果が落ち着くということも映画では示唆されていると感じました。やはり大事なのは、人としての在り方だと。

ウォール・ストリート。ひょっとしたらパート1の時代を知らない若いみなさんには強い思い入れを持てないかもしれませんが、ウォール街という題材を用いながら結局は人間そのものを描いていると見れば、必ずやこの映画、あなたの資産になります。

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naopod54

3.0何だかなあ・・・。

2011年2月10日
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鑑賞方法:映画館

単純

ウォール街を見直してから行くべきでした。
ゲッコーの復讐がいまいち?だったので物語に入り込めませんでした。
主人公であるシャイア・ラブーフが全然魅力的に見えず、ゲッコーの娘が選んだ理由がわからないだけにどーなんだ?この男って感じで最後まで引っ張ってくれました。
この映画の魅力はただひとつ、マイケルダグラスのダンディさだけだったような気がします。
最後のハッピーエンドも何だか取ってつけたようでした。

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chiru

2.0予告篇こそゲッコーの罠

2011年2月10日
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鑑賞方法:映画館

単純

ジェイコブが恩あるゼイベルの仇を討つことは目に見えているので、あとはどうやって黒幕ブレトンを金融界から葬るのかが焦点だ。ところが、してやられたと思うような仕掛けもなく、富よりも愛の大切さに気付くラストもストレートすぎて、観終わったあとの満足感がない。
ほとんどマイケル・ダグラスのひとり舞台で、シャイア・ラブーフやキャリー・マリガンといった若手が絡み切れていない脚本にがっかり。
チャーリー・シーンのカメオ出演はおもしろい。
冒頭のドデカい携帯電話を呼び水に使い、ネットによる情報操作を武器に戦う現在との時代の変遷を利用したかったのだろうが、今となってはその手法自体に古臭さを感じる。
予告篇では何かしでかしてくれそうだったんだけどな。やはり、ムラッ気のある監督さんだ。

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マスター@だんだん

2.5たいぎー大儀なきストーリー

2011年2月8日
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鑑賞方法:試写会、DVD/BD

単純

Wallにぶち当たった感が否めない退屈なストーリー。
しょせんマネーゲームかといろんな意味で納得させられた。
せめて、巨額のマネーの有効活用に大儀があれば深みのある映画になったであろう。

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侠醍

4.0軽いお遊びもある極上のエンターテイメント

2011年2月6日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

名作「ウォール街」の続編。原題から「ウォール・ストリート」だけを取り、正確にいえば正編、続編が同じタイトルというちょっと変わったシリーズになっている。

逮捕されたゴードン・ゲッコーの手荷物から時代の変化を表しており、まるでゲッコーが時代遅れの人間のように描かれているオープニングが魅力的だ。それから、前作のチャーリー・シーンと同じようにシャイア・ラブーフが野心に燃える金融マンなのだがチャーリー・シーンほどの野心はなく少し保守的で冷静さが備わっており、攻撃的ではない。

今回はサブプライムローンなどを背景に世界的な不況と照らし合わせながら物語は展開していき、スマートフォン、ハイブリッドカー、エコ・エネルギーなど21世紀を象徴する物が続々登場し、また難しい金融用語が出てきても置いてきぼりにされないような配慮された演出も抜群だ。

所々のお遊びも今回の魅力の一つだ。画面分割のシーンでも前作と同じように監督のオリバー・ストーン本人が今回も登場し、シャイア・ラブーフの着メロは「続 夕陽のガンマン」のオープニング曲だ。これは、「続 夕陽のガンマン」で“汚い奴”を演じ、本作で金融界の大御所として出演するイーライ・ウォラックへの敬意の表れだろう。金融意外でもこういったお遊びが所々にあるので、そこも見所の一つです。

善人?になったゲッコーが本作で何をするのか?是非、観てみて下さい。

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ミケランジェロ

3.5あのラストは無いだろう。

2011年2月6日
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鑑賞方法:映画館

1987年の映画『ウォール街』の続編。

前作で、インサイダー取引にて収監されていたゲッコーが、刑期を終えて出所するシーンから始まります。ゲッコーが戻してもらう携帯電話が物凄く大きいのが、時代を感じさせます。しかし、ゲッコーの出所は2001年という設定なのですが、映画の舞台は2008年。空白の7年が描かれていません。物語の都合なのでしょうが、スッキリしません。

物語が進行する2008年といえば、リーマン・ショックが起きた年です。架空の物語とは言え、市場に影響をあたえることを考慮したのか、リーマン・ブラザーズとかの実在の金融機関の名称は出てきません。しかしながら、ジェイコブの勤めるケラー・ゼイベルは、潰れるという事から、何となくリーマン・ブラザーズがモデル?という気もします。他方、ブレトンの会社は、チャーチル・シュワルツと言う名前なのですが、これって、実在の投資銀行の名前に似ているんですが?

マイケル・ダグラスのゲッコーは、存在感・威圧感たっぷりですね~。ガンを患い、一時期痩せましたが、スクリーン上ではそんな感じには見えませんでした。他方、今回のゲッコーの相手方ジェイコブを演じるシャイア・ラブーフ。こう言っては失礼かもしれませんが、まだまだ若い! 加えて、ゲッコーの娘ウィニーを演じたキャリー・マリガンも若い! 二人とも、マイケル・ダグラスに圧倒されていたような気がしますね。

前作『ウォール街』で、ゲッコーと戦ったバド・フォックスも、ちょっとだけ出演します。バド曰く、上手く引退して、悠々自適の生活のようですね。

さて、先にも記したように、この作品は時代的には2008年のリーマン・ショックの辺りを描いた作品です。劇中、金融支援を議論するFRBでの議論のシーンがあるんですが、ガイトナーに似た人がいた気がしたのは気のせい? 2008年当時といえば、ガイトナーはNY連銀総裁を務めていたので、似た人を出したのでしょうか? って言うか、スタイハルトは、見た目的にはグリーンスパンを彷彿させる雰囲気なのですが、やっぱり、それを狙ったんでしょうか?

さて、虚々実々の駆け引きが行われて物語は進んでいくんですが、ラストが納得いかん!!! あんないい加減なラストではダメでしょう。そこまではいい感じだったんですけどね、ラストにがっかりです。

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勝手な評論家

2.0オリヴァー ストーン スト~ンと落ちる。

2011年2月6日
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鑑賞方法:映画館

知的

マイケル ダグラスが1988年に主演男優賞を受賞した前作から約20何年近くになって出来た続編。正直、マイケル ダグラスとキャリー マリガンがどんなの演技を魅せるのかという点以外あまり期待していませんでした。そして、私の期待通り二人はよかったのですが、それ以外はあまりパッとしない内容の作品であり、シャイア ラブーフ君のワンパターンなキャラは「インディ~」しても「トランスフォーマー」にしても本作にしても変わらないという事がよくわかりました。

しかし、オリヴァー ストーン監督も80年代後半とは別人になってしまったのも確かです。きっとこの監督からは「プラトーン」のような傑作が生まれることはまずないでしょう。本作のような演出、編集、主人公の携帯電話の着メロ、無駄なカメオ出演の仕方、経済用語が何んの説明もないままどんどん先へ進んでっていくこと等、問題点を挙げれば切りがありません。

ストーリーにしても初めの数分は面白かったのですが、徐々に右下がりに傾斜していきました。ストーリーがあるとすれば、刑務所から出てきたゴードン ゲッコーと彼の娘の婚約者となったジェイクとの不思議な関係を描いたというものでしょうか?それともジェイクに近づく奇妙な男の存在(ジョシュ ブローリン)について取り上げるべきなのでしょうか?それとも娘と父親の絆を取り戻してゆく物語と言うべきでしょうか?何だかいろんな要素がゴチャ混ぜになっていてよくわかりません。その上いろんな経済用語が出てきて頭がパンクしそうになりました。

結論としてはマイケル ダグラスにはゴードンを演じる演技力があるもののシャイア ラブーフには同じキャラを演じることしか出来ないという事とオリヴァー ストーン作品にはこれからは注意しなければならないと言う点でしょうか?皆さんもどうか気をつけてください。

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SAOSHIーTONY

4.5つまるところ家族愛

2011年2月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

ウオール街をふまえて、見に行きました。ゴードン役のマイケル・ダグラスの存在感のある演技、若い娘婿のウオール街での生き方と愛情。テンポのある構成で思ってより面白い映画でした。リーマン・ショックを踏まえているので、現実味あり、最後はハッピー・エンドで楽しい映画でした。

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未散

3.5ゴードン・ゲッコー、華麗(加齢??)に復活!!

2011年2月5日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

ゴードン・ゲッコー堂々の復活!!!!

前作で辛酸を舐めさせられたバド(チャーリー・シーン)に恨みを抱き、復讐の鬼と化すのか!?と思ってたら、そこら辺は全くのスルーw
ウォール街に再び、強かに舞い戻る!!!

ま今回の話も金融、経済にとんと詳しくない自分には難解でしたが、必死で追い付いて行きましたよw

んで、今回の主人公は、シャイア・ラブーフとキャリー・マリガンちゃんのカップルってことになるんですよね?マイケル・ダグラスじゃなくて。
そこはバカの俺にも分かるので、この若いカップルを中心に据えてストーリーは進むし、要所で芸の細かいギミックを多用する飽きのこない画作りだったし、それらに助けられて何とか理解はしましたw

ただ、その物語の狭間、結局気になるのはゴードン・ゲッコー。
直接、本筋に関わる事が少ないのに、自由自在に話に絡んでくるので非常に気になるw
全く本性を晒さない、その虎視眈々振りが不気味。
何か仕掛けてくるのか?
てか貴方は善人?悪人?
いつ黒い姿を見せるの?それとも見せないの…?そもそも黒くないの…?

そして…待ち受ける、衝撃の結末!刮目!
なんつって。

今回も、裏テーマは親子の愛ですね。

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ロロ・トマシ

3.0経済物というよりは、親子愛物

2011年2月5日
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鑑賞方法:映画館

知的

前作の「ウォールストリート」は観たものの、ストーリーは覚えていないが、ゲッコーという名のマイケルダグラス扮する人物だけは記憶している。ストーリー的には、リーマンショックからサブプライム危機までのプロセスをなぞった内容。グリーンスパンにそっくりの役者が同一人物に相当する役で出ていて、そっくりさん的な面白さがあった。

脚本的には、このあたりの経済に詳しい人、書籍を何冊か読んでいる人にはちょっと物足りないかもしれない。

一瞬、前作出演のチャーリーシーンが出てきて、今どうしてるんだ的な話をゲッコーと交わしたりする。

経済物というよりは、親子物のストーリーであると考えたほうが楽しめるかもしれない。

どうでもいいことだけれど、ゲッコーの娘役のCarey Mulliganが好みだったのでそれだけでも楽しめた。こういう顔でこういう髪型の女性が良いな。

全体としての印象は、普通に楽しめました。経済部分の脚本で、もうひとひねりあったほうが良かったかも。

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k.mori

2.5生ぬるい・・・

2011年2月4日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

ストーリー展開が安直で退屈。

全編,盛り上がりに乏しい。

和解のエンディングに拍子抜け・・・。

野心と復讐でギラつく熱さが足りない。

娘を主人公にして親子に焦点を絞るか,
強欲に突き進むゴードン・ゲッコーの
鮮やかな復活劇を描いてほしかった。

23年ぶりの続編というより蛇足でしかない後日談といった印象。

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AKIRA

2.5マイケル・ダグラスは楽しめるが現実の後追いと配役のまずさが問題

2011年2月1日
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鑑賞方法:試写会

単純

興奮

「ウォール街」の続編なのでゴードン・ゲッコー(マイケル・ダグラス)が出所してくるところから始まる。そこは予告にもあるように大きなケータイで笑いをとる。これを傑作かと問われればノーと答えるが、面白いかと問われればイエスと答える。オリヴァー・ストーンと言えば親子関係だが、今回ゲッコーの子供は娘なのでいつもとはちょっと様子が違う。娘の恋人が出てきてゲッコーと擬似親子関係になって対立するがやはり間接的なので濃い話にならない。

今回うまくいっていないと思うのは俳優の年齢。マイケル・ダグラスより上のイーライ・ウォラッやフランク・ランジェラ、下の世代のジョシュ・ブローリンはいるのに30代の俳優は飛ばして20代のシャイア・ラブーフになってしまうのだ。それなのに娘役のキャリー・マリガンは老け顔というバランスの悪さ。ウォール街は20代のネット世代が強いからかとも思ったがそういう設定でもないらしい。

それより問題なのはサブプライムからリーマンまで現実をなぞったような話なので展開が読めるのが辛い(最後はウィキリークスを先取り?)。結局はゲッコーの飄々としたキャラクターが映画を支えている。それに最後の展開は甘いように感じる。ストーンも年を取ったということか。

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ant

3.0ウォール街をみていないけれど。

2011年1月24日
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鑑賞方法:試写会

単純

ウォール街を見ていないけれど(別に問題なくみれた。)マイケル・ダグラスが懐かしかったので見てみた。
内容は正直ちょっとありがちで、予想のできる展開だった。
オリバー・ストーン監督のせいか、妙に古めかしいカメラワークや映像がちょこちょこでてきてちょっと違和感を感じた。
娘役のキャリー・マリガンがよかった

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デルフィニューム