ウォール・ストリートのレビュー・感想・評価
全53件中、21~40件目を表示
中途半端な恋愛、ヒューマンドラマだった。
もっと経済寄りの、業界内での人間関係を描く映画だと思ってた。
違った。
中途半端な恋愛、ヒューマンドラマだった。
つまんない映画。
がっかり。
見るだけ時間の無駄、の見本みたいな映画です。
せっかく和解してくれた娘の金を持ち逃げする父親っていますかね?
そしてあんなに嫌ってた父親と意外に簡単に和解してしまう娘も…どうなんでしょ?私なら無理です。
スト―りーもねぇ…風説の流布ってあんなに簡単に成功するもんなんですか?
金しかない世界を描いておきながら最後に無理矢理に家族愛を詰め込んだ、ハリウッドの商業主義そのもの映画でした。
おもしろくない。
おもしろくなかったー。
みんなが書いてある通り、予告と全然感じが違うし、
どの登場人物にも感情移入できない。
チョコチョコ入る、オシャレなテイストを演出した映像も、無駄だし、
とにかくまとまりがなくて、ダラダラした映画だった。
絶対、先にウォール街を観るべき
邦題のせいで、この映画が「ウォール街」の続編ということがわかりにくい!!
しかもこの作品自体が「ウォール街」を観ているか観ていないかで、楽しめるかどうかにかなり影響が大きいから尚更腹が立つ!!
前作が「ウォール街」というタイトルなら、今作は「ウォール街2」、もしくは「ウォール街〜money never sleeps〜」と元々のタイトルのままにすべきだろ!
自分はこの「ウォールストリート」を一発目に観てしまい、そこそこ面白かったけども微妙な印象しか残らなかった。
そして後日、「ウォール街」を観たら、「ウォールストリート」と比べて飛び抜けて面白かったし、色々と解明したので、
「ウォール街」を先に観れば良かったと激しく後悔しました。
邦題付けてるバカは一貫性持てよ!宣伝係の癖に、他人様の感動を濁すようなマネしやがって!
「ウォール街」がすごく良作なだけにすごく腹が立つ。
お金を通じて、人の心を浮き上がらせる
お金を通した、
人間ドラマかな。
オリバー・ストーン監督、
作風変わりましたかね??
『キャピタリズム』(09)
こちらはアメリカ資本(お金)を
描いたドキュメンタリー作品になります。
上記作品に、
人間ドラマを加えて、
違った角度から切り取ると、
今作が出来上がるのかな、とも感じました。
“作風が変わったかな?”
そのように感じたのは、褒め言葉なのですが、
作品の内容がわかりやすく、心に届きやすかったから
(反面、心から抜けやすくもなってしまっているのですが)。
ストーリー展開に、
緊張はするのですが、
なんとなく先が読めてしまう。
株、ファンドの取引の
先が読めない高まる緊張感の描き方も
『ハゲタカ』(09)のほうが、私は好きです。
エンディングは、
洒落っ気もあって、
にやっと笑みを浮かべてしまいました。
“お金では買えないもの”
あのシーンこそ、
それに辿りついた瞬間だったのかもしれません。
やっぱり、
“青い鳥”は
すぐ近くにいるものなんですね(笑顔)
☆彡 ☆彡
楽しみにしていた
キャリー・マリガン。
もう少し薄化粧のほうがかわいいです。
まぁ、今回は、役柄上、仕方がなかったかな♪
若いカップルが目立った館内でしたが、
デートムービーには相応しいと思います。
金融知識が皆無でも全然OKですし、今作を
見終わったあとに、間違っても「株をやろう!」
なんて言い出さないと思いますから(苦笑)
楽しませていただきましたが、
一般料金1,800円は微妙な気が
しましたので、評価は3とさせてもらいます。
鑑賞前の期待こそがバブルだったかな・・・・・・(苦笑)
う〜ん…
23年振りの続編。
変わらずオリヴァー・ストーン監督×マイケル・ダグラス主演なので、やはり気になり、オリジナルも鑑賞し、観に行ったのだが…。
金融業界が舞台なので、少々分かりにくかったのは事実。
何も描き方が悪いのではなく、ただ自分がこういう業界に疎いだけで…。
前作は本格的な金融界の映画だった。
その後、「金融腐蝕列島・呪縛」「ハゲタカ」など作られたが、やはり前作は斬新な映画だった。
が、今回は、分散とした感じを受けた。
果たしてオリヴァー・ストーンは、リーマン・ショック後の現在のウォール街を描きたかったのか、ゲッコーの後日談を描きたかったのか(家族関係も含め)、それとも全く新しいウォール街を描きたかったのか。
無理に続編を作らなくても…と、つい思ってしまった。
豪華なゲスト出演は楽しませて貰った。
ジョシュ・ブローリン、イーライ・ウォーラック、スーザン・サランドン、そしてバド=チャーリー・シーン!
どうにも甘めで薄味な印象
前作を観たのは随分前なので
よく覚えてないが、株投資の知識があまり
無くても楽しんで観られた記憶がある。
あとはオープニングの
『FLY ME TO THE MOON』とか、
ラストの雨中の対決とか、
主人公があまり美味くなさそうな
寿司食べてる所とか。
ドでかい携帯電話から始まる
今回のオープニングも出色で、
主人公がバイクで街を走りながら
1億ドルの巨額取引の話をするあたり、
「今も昔も金融界は大忙しですねえ」
と呑気な感慨を抱くどころか、
恐ろしい額の金が恐ろしい速度で
取引される今の世の中にゾッとさせられる。
S・ラブーフ演じる主人公の設定も
少し珍しい。彼は「金になる」
ではなく「未来の為になる」と自分が
信じるものに投資する投資家。
善良な投資家なんてのがもしこの世に
いるなら、この主人公だろう。
彼も含め、全体を通して
「金ではなく心を大事に」
という明快なテーマが貫かれている
と感じた。
しかし……退屈な話では無いものの、
鑑賞後の印象はどうにも薄味。
ウォール街を舞台に復讐劇と
家族ドラマが同時進行する本作だが、
どっち付かずというか中途半端というか。
他のレビュアーさんも言う通り、主人公と
ゴードン・ゲッコーとその娘が
迎える結末もとって付けたような感じだ。
あのゲッコーが1億ドル返した!
って驚きはあるが、ああもアッサリ
“みんな仲良し”といくもんかなあ。
「金返せばいいってもんじゃないわよ!」
と娘にぶん殴られてもおかしくないと
思うけど。
主人公が狡猾な投資家ブレトンへの
復讐を目論むというパートに関しても、
けっきょく復讐らしい復讐ってゲッコー
から得た情報をリークしただけで、
本人はブレトンの下で文句言いながら
働いてただけだったような……。
それでも敵役ブレトンが迎える結末には
ザマァミヤガレな爽快感がある。
M・ムーアの『キャピタリズム』でも
描かれていたが、
いわゆるリーマンショックじゃ
ウォール街の投資家全てが酷い目に
遭った訳じゃないんですね。
それどころかブレトンのような一握りの
投資家共は、この未曾有の経済危機を
利用して更に莫大な金を手に入れた訳だ。
ただでさえ庶民の何百倍も儲けてるのに
まだ儲け足りないのかね。
頭おかしいんじゃねぇの?
と、大して貯金も無い僕は思う訳です。
以上!
金持ちへのヒガミで今回のレビュー終了!
<2011/2/20鑑賞>
ゲッコーの娘がストーン監督の娼婦みたい
2010年アメリカ映画。133分。2011年5本目の作品。前作「ウォール街」から20年後、リーマンショック後に作られた作品だけになかなかタイムリーな作品。本作でゲッコーがどんな弁舌をふるうかが1つの楽しみだった。
内容は;
1,インサイダー取引の罪を問われ刑務所にいたゲッコーがようやく釈放される。
2,今ではすっかり大人になった彼の娘の婚約者は何の因果か金融マン。
3,婚約者の実父であり金融のカリスマであるゲッコーに、男は引力のように引き寄せられていく。
昨今の時代背景もあり、本作は見所満載の作品になるはずだった。確かにゲッコーの描き方は相変わらず凄みがあり、本作での金融の世界に魂を売った姿をみるとほとんどモンスター。「空売り」の攻防の描写なんかは、金融について詳しくない人からすると勉強になるし、スリリング。
それでも明らかに前作とは違う。それは結局、本作がありがちなメロドラマだったことであり、特に娘の描き方が不自然というか、ストーリーの展開を都合良くするために操り人形のよう。特にエンディングなんかはスクリーンにむかってトイレットペーパーロールを投げつけたくなるくらい腹立たしい。
オリバー・ストーン監督のここ数作を観てるとすっかり落ち目になっているのは承知していたが、今作ではかつての威勢の良さも消え失せ、ひたすら観客に媚びる描写ばかり。
マネーとは一体何なのかという1つの回答も、ダーウィンの進化論にかけあわせて提示されていた。しかし本作の問題のエンディングを観ると、人間は退化しているとしか思えませんでした。
期待していただけにガッカリ度底なしでした。
ゴードン.ゲッコ―の講演会が見もの!
前作の「ウォール街」は観ていません。
出所後の彼の大学での講演会は面白かった。
だから、ついその先も事実に基づいた展開を期待して
しまいますが、それは違う。
だから、いろいろ勝手に思いめぐらして、少し消化不良気味。
ジェイコブの働いていたのは、リーマンブラザーズだったの?
じゃあ、ブレトンがいるのはゴールドマンサックスなの?
なんかモヤモヤ!今もモヤモヤ!
でも、この作品のテーマは金融業界ではなく、人間だ。
それが一番の焦点。(映画パンフレットより)とのこと。
うーん、良しとしよう!
いつもの軽いノリでいくと...
シャイア、ラブ―フは写真よりもスクリーンで動きがある方が
素敵だし、ジョシュ、ブローリンはその逆で、写真の方がいい。
フランク、ランジェラはどちらも素敵。
そして、マイケル、ダグラスもどちらも素敵!
完全に病気を克服して、益々頑張ってほしいと思います。
時代がゲッコーさんを普通の人にしたね
結構、楽しみにしてこの映画観に行ったが、CMで言うほど資産化されなかった感あった。
前作、ウォール街はその道の入門的な映画で、欲は善という言葉が斬新であった。そして20数年後に続編というので観たが、ゲッコー氏が作品で語っていたように欲は合法になったというのはまさにそのものである。
いい映画だとは思います。でも、あまりにも時代がゲッコー氏はじめ作品全体に漂うダークさを希薄化している。特に2011年2月からロードショーの今となっては、もはや歴史の教科書程度の認識にしか思えない。今は中国が首脳会談のおみやげに何千億ドルもの「買い物」をし、全盛を誇った中東が革命で悶え、異常気象や紛争で足元の生活物資が高騰する時代なのだ。現実が映画の持つ凄味をあざ笑ってしまっているのである。
ただ、久々にチャーリーシーンやマイケルダグラスを見れて個人的に良かった。一つの時代の区切りとして観るなら、割合価値ある映画だと思います。
ウォール街と聞いてイメージするもの…??
1「マネー」
2「資本主義」
3「欲は善なり」 などなど…
これらの言葉からみなさんは何を思うでしょうか??
確かにお金は大事なもので1円でも大事にしなくてはなりません。子供の頃、よく教えられた方も多いはず。私もそのうちの一人です。1日100円ほどの小遣いを握り締め真っ先に近所のお店に駆け込んでいったことを思い出しました。
やがて“お金”はカタチを変え、その場に応じて、というか適するカタチに姿を変えながら人生を潤してくれます。
答えは1つではなくたくさんあっていいんだ。 そんな映画でした。
Mr.お爺ちゃん。
Mr.インサイダー、G・ゲッコーの逮捕から23年(実質)経ち、
予告で何度も見せられるあのケータイ電話の大きさ^^;が
何ともいえない風情を保つ冒頭場面。
出所後お迎えのリムジンには、ギャングが乗り込む時代、
様々な手で時代は変わったと彼に訴えているのが面白い。
そんなMr.も見事に歳をとり^^;今作の撮影中には病を勃発、
気のせいか痩せ、声や発音が聞き取り難い部分もあって、
あ~もう彼も時代の産物なのか…なんて思いきや、もちろん
後半は煌びやかな格好で黒気づいてきますのでご安心を^^;
今や時代は変わり、金融情勢もあの頃とは違う。
それを感じ取り、周囲へ警告し、まだまだ分析力では衰えを
見せないゴードン。ラブーフ演じるジェイコブが惚れ込むのも
分かる気がするカリスマ性とその魅力。こんな男に騙されて
しまうのは、日本の一般投資家でもいるんじゃないだろうか。
娘やその彼氏をも巻き込んで、着々と這い上がるゴードン。
こういう性分は(娘もそう言ったように)変わるもんじゃないし、
映画のキャラとしては(観る方にとっても)変わって欲しくない。
が、今回の彼は、ラストでどういう選択をとったか…。
23年前の作品と続編にあたる今作を同等に比べられないが、
家族の絆を前面に推し出した部分を老体の極みだととるか^^;
時代の流れととるか、その辺り監督の思惑の程は分からない。
人間的に観れば、あのラストで本当に良かったと思えるし、
ウォール街的に観れば、何やってんだよ、ゲッコー!となる。
私は今作には黒好みなので^^;やや気落ちしたけれど、でも
金が若者の前途を奪うのは許せない。欲は善。欲は合法。と
言い切るゴードンにやや人間的光が射した瞬間なんだろうか。
O・ストーンも歳をとり(顧客役で何度も出てくるので笑えた)
チラリ出演するC・シーンも当時の輝きを失った(大丈夫か?)
ラブーフやマリガンは演技力よりその幼さが際立ってしまい、
90歳を過ぎたE・ウォラックには、アンタが主役か!?という
生き残り性が満載(ケータイの着メロと合わせ今回は笑える)
いろいろ盛り込んだおかげですっかり精気を失った感もあるが、
これぞ時代と金の流れ。ということになるのかな。
(しかしダグラスにはまだ男の色気がいっぱい。頑張れMr.!)
〜必見!オリバーストーンのニクい演出。この映画はあなたの資産になる。〜
2008年9月のリーマンショックから早2年半、このタイミングでの「ウォール・ストリート」。前作から23年ぶりのパート2。収監されたかつてのウォール街の雄ゴードン・ゲッコーの8年の刑期が終えたところからストーリーは始まります。
23年前と言えば1988年。日本はまさにバブル絶頂期。ウォール街で描かれる浮かれた空気が当時の日本の浮かれポンチの空気と相まってパート1は日本でも空前のヒットとなり、チャーリーシーンはマドラスモデロのTVCFに出る訳であります。(ほんとか?)チャーリーシーンとマーチンシーンの実親子が親子役をやるという演出もさることながら、今も語り継がれるマイケルダグラス「Greed is Good.(強欲は善だ)」のうますぎるスピーチ、そしてセントラルパークでのバドとゴードンの最後の対決。オリバーストーンならではの見せ場の多い演出はまさに時代の空気をふんだんに盛り込んだ80年代の名作だった訳です。
そしてようやく景気も上向きかけ08年を振り返る余裕ができ始めたタイミングでゲッコー復活ってわけでございます。結論から言いますが、必見です。ぜひとも皆様にも楽しんでいただきたいためあまり多くを語りたくありませんが見所を何点かあげておきます。
①パート1を意識したオープニング、音楽とタイポグラフィ。前作を見た人は随所に80年代を敢えて取り込む監督のニクい演出を感じます。
②脇役陣の充実と、カメオ出演のサプライズ。これはこれ以上申しません。
③主演のシャイア・ラブーフとキャリー・マリガンの熱演。そして言わずと知れたマイケル・ダグラスの名演説再び。キャリー・マリガンは美人じゃないんですが、何とも言えないキュートな雰囲気。21世紀のオードリーヘプバーンと言われているようです。が、それは言い過ぎか。シャイア・ラブーフは線が細いながら,確かな演技力と独特の美男顔でこれからも色のつかない重宝される役者になっていくでしょう。
④そして08年の金融業界当事者達がほぼ実際の人物とかぶる形で出演し、当時の舞台裏、現場で何が起きていたのかをヴァーチャルに体験できる。
結局、金融っていうのは金融工学とかMBAとかデジタルに割り切れそうなナレッジで語るものではなく、人間そのものなんだということに改めて気づかされます。まさに持って生まれた人間性がもろに出る仕事、業界、それが金融って言う仕事であり,業界なんではないかと。また、因果応報、カルマという言葉も浮かんできます。一見、海千山千の兵達がだましだまされ野ゲームに興じている風ですが、最終的には因果応報、落ちるべく所に結果が落ち着くということも映画では示唆されていると感じました。やはり大事なのは、人としての在り方だと。
ウォール・ストリート。ひょっとしたらパート1の時代を知らない若いみなさんには強い思い入れを持てないかもしれませんが、ウォール街という題材を用いながら結局は人間そのものを描いていると見れば、必ずやこの映画、あなたの資産になります。
何だかなあ・・・。
ウォール街を見直してから行くべきでした。
ゲッコーの復讐がいまいち?だったので物語に入り込めませんでした。
主人公であるシャイア・ラブーフが全然魅力的に見えず、ゲッコーの娘が選んだ理由がわからないだけにどーなんだ?この男って感じで最後まで引っ張ってくれました。
この映画の魅力はただひとつ、マイケルダグラスのダンディさだけだったような気がします。
最後のハッピーエンドも何だか取ってつけたようでした。
予告篇こそゲッコーの罠
ジェイコブが恩あるゼイベルの仇を討つことは目に見えているので、あとはどうやって黒幕ブレトンを金融界から葬るのかが焦点だ。ところが、してやられたと思うような仕掛けもなく、富よりも愛の大切さに気付くラストもストレートすぎて、観終わったあとの満足感がない。
ほとんどマイケル・ダグラスのひとり舞台で、シャイア・ラブーフやキャリー・マリガンといった若手が絡み切れていない脚本にがっかり。
チャーリー・シーンのカメオ出演はおもしろい。
冒頭のドデカい携帯電話を呼び水に使い、ネットによる情報操作を武器に戦う現在との時代の変遷を利用したかったのだろうが、今となってはその手法自体に古臭さを感じる。
予告篇では何かしでかしてくれそうだったんだけどな。やはり、ムラッ気のある監督さんだ。
全53件中、21~40件目を表示