海の金魚

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海の金魚

解説

鹿児島の錦江湾で毎年開催されている「鹿児島カップ火山めぐりヨットレース」に参加する、5人の高校生たちの姿を描いた青春ドラマ。主演は「愛流通センター」の入来茉里、「ジャージの二人」の田中あさみ。父親が海で行方不明となって以来、父のヨットでひとり暮らすようになった少女ミオと、ヨットの練習中に親友を事故で亡くしたヨットの天才キヨミ。2人はそれぞれの悩みを乗り越えるため、3人のチームメイトに支えられながら、過酷なヨットレースに挑戦する。

2010年製作/116分/G/日本
配給:ティ・ジョイ
劇場公開日:2010年4月10日

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映画レビュー

4.0若手俳優の頑張りは伝わってきましたが「チェスト!」には及ばず

2010年4月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

うん、よかったよ♪ だからA-をつけるけど、 『チェスト!』のほうが私的には面白かったかな ~~ 『チェスト!』と 同じ鹿児島錦江湾が舞台です。 前作と今作の違いは・・・ 主役 男の子:女の子 主役 別地域出身:鹿児島県出身 年代 小学生:高校生 主題 母性:父性 大会 遠泳:ヨット 陰の主役 松下奈緒:吉瀬美智子 こんな按配でしょうか。 前作と共通しているのは メインとなる役者さんの 演技が若干拙いところ(苦笑) だから序盤から 中盤にかけて徐々に慣れてもらう必要があります。 ◇   ◇ 〈 冒険には黄金以上の価値がある 〉 〈 楽しくて楽しくて余計なことを考えられなくなる 〉 前作と共通していたテーマは友情・人と人との繋がり。 前作との違いは、メインキャストたちがトラウマとして 心の奥底に抱えているものでした。この一部が母性→父性なわけです。 どうしても 『チェスト!』と比較してしまうのですが、 感動しながらも、イマイチ弾け切れなかったのは、 ヨットシーンの、少なさとリアリティが伝わりきらなかったことかと。 遠泳だと、単純に泳ぐだけなので、 頑張って、練習する姿や苦しむ姿を プール、海と撮影地も多く、水泳は 身近な存在なので、演技も、表現しやすいと思うのです。 ところが、ヨットになると 天候ヒトツで撮影は左右されますし、 難しい操作をイチから学ばなければならず、 時間的制約からも、本物に近づく伸びしろにも限界が生じてしまいます。 主要キャストのみなさんは、 船酔いをしながらもかなり練習を 積んだそうですが、過去に“アメリカズ・カップ”みたいな ヨットレースをミーハー気分で眺めていた小生からすると、どうしても物足りない。 頑張っているなというのは 痛いほど伝わってくるのですが、 それしか伝わってこないのが、逆に痛かったりもしました。 まぁ、ヨットの撮影は本当に大変だったようで 主要キャストのみなさんは陸のシーンになると、 人が変わったかのように生き生きとし始めたらしいですからね(苦笑) ◇   ◇ トラウマのエピソードは 設定を高校生にしたからかな。 人生経験を小学生よりも 長く重ねてきている分、 かかえてきた苦しみに奥行きがあって、 演技に荒削りな部分は見えましたが、 スクリーンからシッカリ伝わってきました。 まぁ、人によっては ご都合主義過ぎと批判する人もいそうですが。 ◇   ◇ あとクライマックスにある ヨットのレースシーンですが、 ある程度、専門用語や駆け引きを 知っておいたほうが、より楽しめるかもしれません。 私、先に記したとおり ミーハー気分で眺めていただけでしたので、 専門用語もわからなければ、そのプレイがどのような アドバンテージをもたらすのか、駆け引きのシーンに 着いて行ききれず、ゴールシーンを迎えても、なんか ポツンと置いてけぼりを食らったような気分になってしまいました。 ☆彡     ☆彡 と、感想を整理していて ここで、ある結論に達しました。 “ズバリ!『チェスト!』を観ていない人のほうが  純粋に今作を、もっと楽しめるに違いないぞ!!“ 今作、これはこれで 良作には間違いないのですが、 比較対象作品がある分、どうしても・・・。 真夜中の海、 海から見る星空、 そしてあることを するためにラストに訪れる場所 ヨットだけでなく、 素敵で、幻想的な風景も 数多く、盛り込まれています。 『海の金魚』 海にはいない金魚が、海に行ったとしたら・・・。 その答えは、作品の中で見つけてみてください(笑顔)

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septaka

3.5脚本に難はあるが、俳優陣とエキストラが頑張っている

2010年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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テツ