借りぐらしのアリエッティのレビュー・感想・評価
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もう少し、ワクワクさせて欲しいな。
家の敷地から出ない、こじんまりとした話。だけど、驚きや発見がいっはあって、最後には成長も描かれていて、なかなか上手くできている。色彩が綺麗だし。小人ならではの生活の描かれ方には、とても感心しました。キャラの行動に関しては、スゴく納得いかないですが…(ハルとか、ムカつくし)でも、まあまあ楽しめた。米林監督そこそこやるじゃん(σ≧∀≦)σ☆
人間の住まいに「借りぐらし」している姿がとてもよい。ミクロの世界が...
人間の住まいに「借りぐらし」している姿がとてもよい。ミクロの世界が厳しく、楽しく、そして美しく描かれている。ワクワクしながら観たジブリ映画は久しぶり。
ただ、その描写が丁寧すぎて物語はシンプルすぎて物足りない。もっと膨らませてほしかった。
ジブリで、久々に初見でスッと 理解できた!! 小人目線からの映像や...
ジブリで、久々に初見でスッと 理解できた!!
小人目線からの映像や音の聞こえ方はさすがジブリクオリティ。
そんでやっぱり緑と音楽が美しいな~
アリエッティやお父さんなどのキャラも魅力的。
ただお手伝いさん悪く描かれすぎじゃない?
何で小人を捕まえたいのかもよく分からなかったし。
でも小人達の生命力や家族愛から、生きる希望を主人公が
もらったことには素直に感動しました。
あのドールハウスなんかはお人形遊び好きな女の子が喜びそうだね。
私は好き
公開時はそれほどの評判でもなく、「ジブリだけど宮崎駿じゃない」っていうので、スルーしてた作品。
テレビで流れてたので録画して見てみると、これ好き☆
映像がほんとにきれいで、細かいところまでのこだわりを感じるし、世界観も田舎の美しいところが出てるし。
主人公のアリエッティの生命力あふれる感じも好きで、こんな小人たちがどこかにいるんじゃないかってワクワクできた。
当たり前なモノの輝き
当たり前にある『モノ』の描き方が美しく、素晴らしい。アニメーションならではの色彩が綺麗だ。
例えば、角砂糖やマチ針などでも、小人にとっては、大きなモノ。ミクロな視点を取り込むことで、普段は当たり前なモノの輝きを再発見する。日常の美しさを改めて感じる。
小さく温かな話かと思いきや、映画はスケールの大きい話に発展していく。想像以上に、ドキドキ感、迫力を感じられるだろう。
流石ジブリ、大人こそ楽しめる出来栄えだ。
アイデアが素晴らしい!!!!!
まず借りぐらしの小人が主人公でとてもアイデアがいいと思いました!アリエッティが生活している生活用品も小さくて可愛かったです(^^♪
声優陣もとてもよかったですし曲も良かったと思います!
終わり方もお別れという終わり方でなにか切なくて感動的でとても好きな終わり方です!
ジブリの中で2番めに好き♡
今までたくさんのジブリ作品を見てきましたが、心に残っているのは千と千尋の神隠しぐらいでした。
なのでアリエッティもあまり期待はしていませんでした。でも、最高でした♡小人感がすっごくかわいかったです。
伝えたかったこと…って言われると答えることが出来ないことが星3.5の理由です(´Д` )でもとても、良かったと思います。
小人の世界観に魅了
前半部分の、小人の世界観の細やかな描写、借りぐらしの仕組みや〝借り〟に出る父娘のちょっとした冒険、その辺りが観ていて、魅了された。
ストーリーは、アリエッティや少年の心の動きが爽やかに観てとれるけど、深い印象は残らないような。
ハルさんが観ていてすごく不快だった(^^;;笑
絵だけが上手
絵本を見ているようです。すごくきれいな絵で細部まで凝っていて、本当にすごいなと思います。
ひとつも絵の手を抜いてないことは分かります。でも、詰め込みすぎていると思います。
どんとした印象に残るシーンがないと思います。
この映画は、どきどきしないです…。トトロを見たときに感じた、トトロに会えるかもという感情や主人公と同じようなワクワクやはらはら。大自然に圧倒されたり、家に憧れたり。
自分が大人になってしまったのが原因なら残念です。今でもトトロを見ると感動しますが、それは子供のときに見た感動が蘇っているせいなのかなと考えたりします。
翔はかっこいいです。中学生なのに物腰が柔らかくてまじめで優しくて。考えが足りない行動にはらはらしたりはありますが。
でも、何か足りないです。大人になっても、こういう恋愛したいなという感情は映画を見て湧いてきます。この映画では、そこまでに至らないのが残念です。
また、ふたりのこの先をいいように予感出来るものがあればいいのになと思います。叶いそうになくても、会う約束をするとか…。
いきなり翔が絶滅の話をするのは、夢がなくて悲しかったですし、なんであのセリフを言わせたのかなと思いました。繋がりを感じませんでした。
小人の男の子とのエピソードがもっと欲しいです。そしたら、観客は種族的に翔とは結ばれないのは分かっているけど、アリエッティを思ってくれてる人がいることにせつなさを感じると私は思います…。
借りの代わりに何かいいことをしてるエピソードがあればいいのになと思います。または、借りをもっと小人のいたづらっぽく見せるとか。家政婦が泥棒と言ってましたが、事実なので、何でも人間のせいにする小人たちをかわいいと思えませんでした。
ジブリにはないワルい女
マロ監督のデビュー作はジブリ史上初のワルい女。
こんなにワルい主人公がいたろうか。
今まで清々しくキラキラした主人公ばかりのジブリだったが、
今回は女ってこういうもんでしょ?という監督の悪意を感じる。
ひとりの少年をやがて忘れ去るひとりの女がここにいる。
やられた。
たった一行のシナリオから広げたという途中のシーンも圧巻。
こんなに素晴らしい冒険になるのかとびっくりした。
水のエフェクトも新しかった。
初監督作品とは思えない。
ジブリに新しい風を吹かせたと言っても過言ではない。
様々にカッコいいシーンを生み出した。
ジブリっぽい、しかしそうではないというのもある。
途中やや退屈な場面もあったが、それはそれ。
高く評価してもいいと思った。
田舎のしっとりとした潤いのある雰囲気
総合:65点
ストーリー: 50
キャスト: 75
演出: 75
ビジュアル: 80
音楽: 75
正直物語はぱっとしなかった。事情を抱えた少年と少女の触れ合いということなのだろうが、大きな展開もない。わずか三人の一家族だけであれだけの文化水準をまだ維持している小人族という存在の設定がよくわからないし、新しい服とか道具とかどうやって調達しているんだろうかと疑問。また絶滅に怯える小人と人間の関係というのもよくわからないし、それらはこの映画で特に言いたいことでもないようだ。結局出会いと別れ、引越しするだけの話になっている。あまり主題というのが伝わってこない。
でも田舎の家や風景の描き方、そこに暮らす人々のしっとりとした落ち着いた雰囲気の描き方がなかなかうまくて、そこらあたりは流石にジブリというところ。セシル・コルベルのみずみずしいハープの音がそのまま映画の雰囲気を作り出す音となっている。どちらかというとイギリスあたりのどこか欧州の田舎のような懐かしさや落ち着きを感じる。調べてみたら原作者のメアリー・ノートンがイギリス出身だそうで、それも当然か。
だが借りぐらしといっても食べ物とか電気とか借りっ放しで返さないんだから、お手伝いの婆さんが言うように結局泥棒だよなあ。何かせめて引越し前に恩返し的なものをすればいいのに。
NHKの特集番組、「ジブリ・創作のヒミツ」がよかった。
最近のジブリの映画は、つまらないのが続いていて、別に見なくてもいいかな?と思ってました。
でもNHKの特集番組、「ジブリ・創作のヒミツ」見たら、見たくなって見てしまいました。
恥ずかしながら、アニメの監督の仕事って、今までのイメージだと、脚本なり、絵コンテなりをスタッフに渡して、後はなにもせず、できたものを納得がいくまで書き直させることと、声優さんに演技をつけることぐらいだと思ってました。
でもマロさん見てたら、ベテランのスタッフには何も言えないし、逆に文句言われる。
宮崎さんには意識的に無視される。
仕事をいっぱい抱え込んで、プレッシャーに耐えながら、原画全部チェックして、演出上重要な部分や、抜けている部分を一生懸命書いているのを見ていたら、こんなに頑張っている人もいるのかと思い感動しました。
そして宮崎さんが無視する理由が、マロさんがジブリに入りたいと思った映画「耳をすませば」の監督、近藤善文さん(宮崎さんが演出に口を出しすぎ、プレッシャーをかけたせいか、映画完成の数年後に死亡。)からきているという話も意外でした。
そうして完成した映画を見てみると、音楽は素晴らしいし、さすがジブリのNo1アニメーターだけに、すごい画力と心情描写でした。
ストーリーはやや弱いけれど、ジブリ作品は、事前にいろんなキャラクターを書いて、そこからストーリーを作っていくらしい(別のアリエッティーが仲間を探しに行くストーリーもあったらしい。)ので、キャラクターや絵が生きていて面白く、心情描写がしやすいストーリーなら、多少弱くてもいいような気がしました。
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