「史上最大の侵略」トランスフォーマー ダークサイド・ムーン しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
史上最大の侵略
"トランスフォーマー" シリーズ第3作。
通常スクリーンで鑑賞(3D,字幕)。
友人と観ました。
歴史上の出来事にトランスフォーマーを絡める展開は本作でも健在でした。アポロ計画を絡めた壮大な陰謀が描かれ、史実と虚実の巧みな接続に関心しっぱなし。陰謀劇が好きな私としては夢中になるしかない要素がてんこ盛りでウキウキでした。
ディセプティコンが長い時間を掛けて張り巡らせていた罠にはまり、まさかまさかの裏切者の登場によって、人類は最大のピンチを迎えてしまい、手に汗握りました。
ディセプティコンの総攻撃と、サイバトロン星を地球近辺までワープさせて来ると云う暴挙。最終回ならではの醍醐味がこれでもかと詰め込まれていて感無量でした。
1作目で描かれた市街戦とは比べ物にならないスケールと迫力で展開されたシカゴでの戦いは、より洗練された映像表現とVFXも相まって終始興奮しっぱなしでした。
シカゴを占拠する勢いのディセプティコンの大物量攻勢に圧倒されながらも、不屈の闘志で立ち向かっていくオートボットと人類の共同戦線に胸が熱くなりました。
クライマックスのオプティマスとメガトロンの一騎打ちは必見。双方ボロボロになりながら、お互いに一撃必殺の攻撃を繰り出して交差する様が圧巻でした!
有終の美を飾った見事な出来映えだと感心し、シリーズが終わってしまったことに寂しさを覚えましたが、間も無く4作目の製作がアナウンスされ歓喜しました、今では本作で終わっていた方が良かったのではないかなと思っています…
[以降の鑑賞記録]
2012/? ?/? ?:DVD(吹替)
2013/09/22:日曜洋画劇場
※修正(2021/09/01)